第9話 拒絶の堕天使−貴様等ノ全テヲ否定スル−
響也が英語で手と足を言った後にベルトの機械音が鳴り、それと同時に手と足に電流が纏い始め、電流を纏ったと同時に響也はヴァルキリーの後ろに回り込み蹴りを入れようとするが、逆にヴァルキリーの後ろ蹴りのカウンター喰らう。
「ぐっ!」
更に俺はヴァルキリーの剣捌きで突き刺されれてしまう。
「ぐあっ!」
「大翔!響也!」
祐司はすぐに俺と響也に駆け寄る。
「大丈夫か?」
「あのヴァルキリー剣捌きが上手いな。」
「まさかカウンターが来るとはね。」
「フン!タイシタコト無イナ!貴様ラ!」
ヴァルキリーは俺達が弱すぎると言わんばかりの口調で言う。
「ナラバ次ハ私カラ行クゾ!!」
するとヴァルキリーは俺達に向けて横に切りつける様に剣閃を放ってきやがる。
ヤバい!と思い俺達は間一髪で避けたが剣閃は大学の校舎に当たってしまう。俺達は校舎に視線を向けると校舎の一部分が崩れだした。
すると下には優菜と愛ちゃんと明日香ちゃんが居るのが分かる。
「ヤバい!」
「危ない!」
「逃げて!」
俺は優菜の元へ、祐司は愛ちゃんの元へ、響也は明日香ちゃんの元へと走り出して行くと、俺は急いで俺は両手の掌を合わせ、優菜に落下物が当たる寸前で俺の両手で落下物に触れて粉々にする。
祐司は銃を構え、火の弾丸を落下物に向けて撃ち込み、愛ちゃんに当たる前に落下物を破壊した。
「Arm、Foot」
【Arm & Foot Spark On】
響也は英語で手と足を言った後にベルトの機械音が鳴り、それと同時に手と足に電流を纏い光速で明日香ちゃんに辿り着き落下物を拳で破壊する。
「え……誰?」
「此処は危ないから今のうちに逃げろ。」
「あっ、はい!ありがとうございます!」
俺は優菜に言った後、優菜は走り去って行く。
「大丈夫?」
「えっ?はい……」
「早く逃げた方が良いよ。」
「はい。」
祐司も愛ちゃんに言い、愛ちゃんも頷いた後、この場から去っていく。
「お怪我はありませんか?お嬢さん。」
「う、うん。」
「此処は危険ですから今のうちに、お逃げになってください。」
「うん。」
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