あとがき ちょっとした短編
皆さんどうもkanikuiです。
「先輩に振られたから、女性不信になったけど」”本編””は完結です。前にも言いましたが、afterは出します。
寝る前に少しだけ、私とお話していきませんか...........(小声)まぁ、あれです、ちょっとだけぶっちゃけた話をするだけです。そのあとにこの話の根本にあるものを話す感じです。興味ない人は読まずに、戻っていただいて構いません。
この話...........本当は.......見切り発車前提で書いた小説なんですよね。まさかここまでフォロワー様がついてくれるなんて投稿した当初は夢にまで思っていませんでした。なんせ、初投稿でしたし。
それに、本当は.......こっちの方がすごいかもしれません、この話実は、一華と麗華が裕也を取り合う物語だったんですよね。一華はやんごとなき事情で彼氏と付き合うことになり、麗華はまぁ、そのままです。
何で、こうなったかと言うと、一重に麗華が可愛すぎたからなんですよね。それに尽きます。
そして、この話にある根本の部分ですが、それは、信じるですね。誰かを信じることは簡単なことではありません。でも、誰かを、何かを、信じる、信じたい、そんな気持ちが無きゃ人間じゃないって思うんです。
後は、皆さんも83話で困惑していましたね。正直、あの時、二つのルートがありました。一緒に戦って未来を誓うルート、と公表したもの。
どちらも書きましたが結局投稿したのは、約束のルートでした。なぜだか、一緒に戦うルートがしっくりこなかったんですよね。まぁ、いわば自己満足ですね。はい。でも、これでいいって思ってます。
こんなものでしょうか、言う事は。質問とかあれば、コメントしてください。できれば答えます。
最後はちょっと短編です。どうぞ。400文字ちょっとの物です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「麗華?」
「なぁに?ゆう君」
「息苦しい」
「しょうがないよぉ。だってこうするしかないもんね♪」
小声で僕たちは話す。なぜ小声かというと、ロッカーの中で、咄嗟に隠れた場所がっここだったのだ。
なぜ、こうなったかと言うと、屋上で麗華と過ごして、なつかしさか分からないけど、あの文化祭騒動があった空き部屋に来ていた。そして.......
ロッカーの外では、今なんと、告白が行われている。
誰かが入ってくるのを感じて、急いで僕たちは隠れた。先生だったらこんなところで何しているんだって怒られるし、なぜかこんな場所に隠れてしまったのだ。
「せ、先輩、す、好きです」
「はいっ。私もです」
奇しくも、先輩と後輩、完全に僕たちと同じだった。状況はかなり違うけれど。
そう言って二人は抱き合い、キスをした。その光景を見て、目の前の僕の彼女はかなり嫉妬していた。
「あぁー。私もキスしたいなぁ」
「し、静かに」
「ちゅーしてくれないと、それ以上の事、ここでしちゃうかもなぁ」
「.......ほんとにするの?」
「私は全然かまわないよ♪ゆう君と一緒にできるなら」
「はぁ、ちょっと、だけね」
「なにを?」
「.......キ、」
そう言う前に麗華は僕の唇を奪い、かなり長い、数十秒にも及ぶそれはそれは長いキスをして、息が続かなくなったのか、唇を離す。
「ゆ、ゆうく、ん」
「麗華?」
「私、もう我慢の限界かも。と言うかもうむりぃ」
そう言って首に腕を回し、キスをしようとするけれど、どうにか離そうとわちゃわちゃしているうちに外に飛び出してしまい、麗華を押し倒す形になる。
幸い、もうあの二人はいなかった。
「ゆ、うく、ん」
目の前を見ると完全に蕩け切った麗華がいて、僕の瞳をとらえて離さない。この顔は。……。
「ここでしよ?」
「.......」
そう言って僕の返事も待たずに、キスの雨を降らせてくる麗華。もう...........無理。
彼女の髪をそっと撫でると、彼女はくすぐったそうに身をよじる。可愛い。
そして、僕が彼女から離れる。
哀しそうな、世界が滅んだような顔をする彼女。
「鍵、かけてくるから。待ってて」
「うんっ」
ダメだと分かっているけれど、麗華の可愛さには、勝てない僕だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます