第37話 レッツ・パーティーⅡ
「思ったより~強いのれすよ~」
巨大な骨の
「泣き言を申すでないのじゃ!」
複数の巨獣が融合した四足獣の背で、
「……とは申せ、
ハクハトウが渋面で見すえるのは、全長30メートルを超える人面の
対して少女が
「ぬ!?」
八岐大蛇が多数の
「おのれ、よくも我が〝
ハクハトウが目元を険しくし、四足獣も針金のような体毛を逆立てて
「ひゃあああ!?」
パトラが頭に立つ巨大なコブラの骨格が、八岐大蛇の突撃を受ける。
八岐大蛇は長大な体をコブラの体に絡めつつ、8つの首の巨大な人間の頭で少女を襲う。が、少女がヒザに届く三つ編みの先のリビアングラスを光らせると――
ザンッ!!
8つの頭が
「キリがないのれすよ~」
「ええい!
ハクハトウの四足獣が全ての口から衝撃波を発し、八岐大蛇の全身をコブラの骨格もろとも引き裂いて吹き飛ばす。
「ひどいのれすよ~」
だがバラバラになった無数の人骨はすぐにコブラに戻り、その頭に立つ無傷の少女が可愛く頬をふくらませる……直後、斬り裂かれた八岐大蛇の残骸から強烈な重圧がわき上がり、
「なんじゃと!? この重圧は──」
大蛇も体を再生させ、少女たちへ8つの口から紅蓮の炎を吐いた………
◆
「ちぃっ、やってくれるんだぜい!」
視線の先では多くの地球人や異星人が、でっぷり太った上半身から6本の虫のような
「ぐ…ははは……こんなものか、
怪物……異形化した
「調子に乗るんじゃねえんだぜい!!」
対して紺碧の髪の少年……マウジャドはアイスホッケーのスティックで弥麻杜に
「ぐあっ!?」
はじき飛ばされたマウジャドは空中で体勢を立て直し、地面に着地すると怪物を
「この強さ……何か仕掛けが──さがるんだぜい野郎ども!!」
眉をひそめるマウジャドだったが、弥麻杜が外皮の各部を開き多数の
「喰らえ……!!」
弥麻杜が分泌腺から団員たちへ液体を発射、それを浴びた氷がみるみる溶ける間に団員たちは
「溶解液たぁ、面倒なんだぜい……!」
「ぐ…ははは……次は、逃がさんぞ……!」
弥麻杜が分泌腺の発射口をマウジャドたちへ向け再び溶解液を放つ──寸前、多数のビームが降りそそぎ分泌腺を破壊し、
「ぐああああああああああああああああ……!!」
飛び散った溶解液を浴びた弥麻杜が苦悶し、マウジャドはビームが飛んで来た空を見て、
「よぉ、うちの暴君……じゃねえ、副会長に用があったんじゃねえんだぜい?」
「我、
手足に大型の戦闘ユニットをつけて空に浮く少女は、無機質な瞳で地上の弥麻杜を見おろし、
「我、敵と内通せし〝反乱分子〟を処分するなり」
無機質な声で宣告する。
「我、地球軍司令官の
「ぐうう……地球軍め……直接、
弥麻杜が痛みと怒りに顔を歪めると、
「ふざけるな……返り討ちに、してくれる……!!」
大地が砕け、地中から身長100メートル近い〝人影〟が現れる。
「うげ、こいつぁ……」
「南米ニ
目をむくマウジャドの
「〝カメレオン〟だったんだぜい? だが南米の
「はイ、確かニそのハずダったノでスが……」
「ぐ……ははは………」
〝カメレオン〟の声を弥麻杜の笑いがさえぎり、
「我が〝草薙の里〟の秘術……〝
「チッ、あんな宇宙のガラクタまでゾンビにしやがったんだぜい──ぐおっ!?」
目元を歪めるマウジャドが巨大な〝骨格標本〟に踏み潰されそうになり、団員ともども跳びのいた。
〔カルージャンのぉ……復活ぅぅ………〕
「くたばりぞこないの〝さまよえるオランダ人〟……じゃねえ〝カルージャン人〟なんだぜい」
「我、
サークレットの水晶を光らせつつ両腕の戦闘ユニットから〝骨格標本〟へビームを撃つ。が、〝骨格標本〟は全身から立ち昇らせた赤いケムリでビームを拡散させ、戦闘ユニットの少女……エスティリトゥへ紅蓮の炎を吐いた。
「危ナい!」
奇妙な声と同時、エスティルトゥの前に30センチ近い金色の
「……我、東の本家の捜査員に感謝するなり」
鱗が炎を防いだ一瞬で地上に移動していたエスティリトゥに、〝カメレオン〟はヘビのような
「オ気にナさらズ。せっカくノ〝
エスティルトゥがわずかに眉をひそめる一方、〝カメレオン〟は口元を引きしめ〝骨格標本〟を見て、
「私ノ〝
覚えのある重圧に少女が身を固くした時、周囲が紅蓮の炎に包まれた………
◆
「風は
空を
「小娘が!!」
対して女の上半身を背に生やす真紅の竜が
「風は不満を吹きもらす。蜥蜴の
「
ペンテシレイアが眉間のシワを深める一方、
「
ひときわ強烈な水流を竜に吐かせた──瞬間、1本の落雷が水流を打ち、水を伝った電流が竜と女を内側から焼く。
「ぎああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
「〝王〟ヘノ・不敬……イコール……電気いすノ・刑………」
湖乃羽が
「財団の犬め斬り刻んでくれるのでござりまする!!」
だがペンテシレイアは一角獣の周りに風の障壁を展開し、シューニャは電撃で身を包み刃を防ぐ──が、刃の1つが電撃を突き破り、シューニャのロングカーディガンの
「〝王〟ニ・
直後、シューニャが無表情のまま
「風は吹き消す一万の火を!!」
目を
「と…
ゴクリと
「……なれど! 身共の敵ではないのでござりまする!!」
一転、湖乃羽が
「
「同ジ・行動……イコール……同ジ・結果………」
再び竜を感電させようとシューニャが迫りくる水の竜巻へ電撃を放つ……が、人面の八岐大蛇が竜巻の前に現れ、竜巻の代わりに電撃を浴びて苦鳴を上げる。
「風は斬り裂く。誇りなき
ペンテシレイアも一角獣に竜巻へ烈風を撃たせるが、これも八岐大蛇が苦しみつつ身を
「風は怒りに吹き
「
非難めいたペンテシレイアの声に竜巻の中から胸を張るような声が応えた。
「それは
そのとき異形の四足獣に乗り、頭頂に
「君主たる者、家臣を犠牲にしてでも生き
顔に強い険を刻み重い声を吐くハクハトウ。
「れも~フクカイチョーはそんなことしないのれすよ~♪」
次いで巨大なコブラの骨に乗る、12本の三つ編みをヒザまで伸ばす少女が現れ、
「らから~〝
小麦色の顔に優しい笑みを浮かべる……と、少女が立つ頭を残して巨大なコブラの骨格が大量の人骨に分解し、再び組み合わさって絵のようにも文字のようにも見える奇妙な形を……『砂』を表すエジプトの
「ヒミツの〝奥の手〟なのれすよ~♪」
少女が優しい笑みをほころばせ、古代文字と三つ編みの先のリビアングラスを光らせた――瞬間、湖を囲む町の全てが……建物や植物や住民の死体、果ては破壊された〝純人教団〟の機械人形までが一瞬で崩れて砂と化し、水の竜巻めがけ飛んで来る。
「こ…これは……!?」
とまどう湖乃羽の声をもらす水の竜巻に
「ば…馬鹿な……このような……!」
「エジプトは~ナイルのたまものなのれすよ~♪」
「お…おのれえ……!」
古代文字をコブラの骨格に戻して優しく笑む少女に、湖乃羽が下半身の竜をヨロヨロと立ち上がらせつつ
「水が枯れ果てたならば、家臣ともども
真紅の竜と人面の八岐大蛇は、異形の四足獣、空を駆ける一角獣、コブラの骨格、そして電流をまとって空に浮く少女に包囲されていた。
「くっ……このような所で、身共は
湖乃羽は奥歯を噛みしめ、
「このような所で……このような小娘どもの手にかかって……ならば身共は、何のために〝里〟を捨てようとしてまで……!」
「風は
冷ややかに言い捨てたペンテシレイアを湖乃羽がにらむ一方、ハクハトウが重々しく
「自明なる世の真理さえ
「世の……真理……?」
湖乃羽が
「世界ノ・真理……イコール……弱肉・強食………」
「風は無情に吹き滅ぼす。
「ナイルのたまものみたいに~世界を元気にする栄養になってくれるのれすよ~♪」
「よ…弱き者が
「なんたる
「滅ぶるは、
ハクハトウは静かな怒りを
「……
「この星においても同様のことが起こらんとしておるのじゃ。平和ボケ……この星では左様に申すのじゃったか。ドミネイドとの
どこか過去を
「長き太平の
どこか自己嫌悪を
「増してや南米にて滅びしペドロ
「……身共も、それらと並ぶ無能であると!?
湖乃羽が瞳に憎悪を燃やす……と、
「〝欲〟じゃ」
〝王族〟は四足獣の背から冷徹に
「
冷淡な声に湖乃羽が絶句すると、少女は一転、声に感銘を
「先刻ちらと目に留めたのじゃが、汝の姉には、まっこと
古風な美貌を尊大に笑ませ、
「なれど、何よりわらわを揺さぶりおったのは〝深き純粋〟なる
尊大かつ
「あれこそは、我らが〝君主〟の
笑みの凄艶が極まる……と、急に呆れたように溜め息し、
「とは申せ、あれを
「まあ、あの手の
「あ…あの姉と……〝魔女〟と比べられるなぞ屈辱にござりまする!!」
「じゃが、その〝魔女〟は想いを寄せる
「……!?」
クローン工場での
「……ついに身共は、姉に及ばなかったのでござりまするか……同じ日、同じ時に生を受けた姉妹でありながら、こうも
「まさに〝欲〟が生みし差であるのじゃ」
冷徹な〝王族〟の顔と声で、
「その
「……っ!?」
たった1人の男のために10年以上も石となり、故郷をも
「汝には
湖乃羽が肩を震わせて
「汝の望みは、汝の
「何を
「今の汝の姿が、何よりの
下半身を竜にした女が弱々しくも最後の意地を込めて
「汝は
鋭く威厳に満ちた瞳で、
「見てくればかり大きく中身は
湖乃羽の顔が氷の
「うがあああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
悲壮な絶叫と共に、竜が吐いた激しく
「申したじゃろう。中身は
四足獣の
「
「は…覇道……?」
茫然と声をもらす湖乃羽にハクハトウは
「左様じゃ。いよいよ我らが〝君主〟が真の〝王〟へと
「あ…数多の
湖乃羽が青ざめるもハクハトウは凄絶な笑みを深め、
「〝王族〟とは国で最も命を
湖乃羽がさらに青ざめ息をのんだ。
「そしてその一族の
凄絶な笑みが清々しい笑みになり、
「我らが〝大魔王〟の、そして我らの〝覇道〟……〝世界征服〟であるのじゃ」
清々しい笑みで
六音がいたら『お前もブッ壊れたな』と溜め息していただろう……しかし、
「とは申せ、〝世界征服〟とて、わらわたちには
「……?」
眉をひそめる湖乃羽へ尊大に笑み、
「この星では何と申すのじゃったか……
誇らしげに胸を張り、
「〝王〟の
「……………は?」
尊大な恋する乙女の笑顔に頭が真っ白になる湖乃羽………だったが、
「ふ…ふしだらな!!」
一転、怒りに顔を紅潮させ、
「
「わらわも、これな
周りの少女たちを見回し苦笑しつつ、
「じゃが、南米にて
古風な美貌を
「あれこそは我が魂を〝情愛〟なる
悠然とした笑みに〝
「〝冷徹〟、〝
「世界でイチバン〝残酷〟で〝欲ばり〟で〝人でなし〟の〝
片や湖乃羽は
「しょ…正気で、ござりまするか……それは〝王〟に
「申すに及ばず。〝国〟とは巨大な〝統治機構〟であると共に、強大な〝暴力機構〟であるのじゃ。ならば、その支配者が〝暴君〟なるは当然じゃろうて」
お姫様が我が意を得たりと
「〝暴君〟に、本当にそれほどの〝器〟があるのでござりまするか?
「
上から目線で
「それも全ては、我らの遠大なる〝計画〟の
己を誇るように胸を張り、
「〝大器〟を持つ者の
「そ…それは『
尊大ながら清々しい声に湖乃羽は
「左様な〝暴君〟に忠義を尽くし何が得られるのでござりまするか!?」
「ふむ……
あきれ半分、感心半分で、
「とは申せ、此度の件を
「風は身を
「個々ノ・濃厚接触……イコール……はーれむノ・第一歩………」
「〝たいへんよくできましたのチュー〟を~してもらうのれすよ~♡」
その折を想像し
「
続けて
「ふしだらな〝
「……そして、己の〝器〟を見誤った
笑みに
「
「やはり真理を
〝王族〟は冷徹な声で、
「偉大なる〝王〟の世に
「そして無力
非情な覚悟で
「なればこそ、我らは常に強き者であるよう、何より〝王〟の
「〝王〟に……相応しくあるよう………」
少女たちの
「
一層視線を鋭くし、
「その違いこそが〝器〟の違い……すなわち、汝の命運を分けた違いなのじゃ」
「み…身共は、
鋭い視線と声に湖乃羽は
「〝冷徹〟に~1人1人を見さだめて~」
「〝王〟の風は
「
湖乃羽が息をのみ、ハクハトウは誇らしげな微笑を浮かべ、
「加えて我らが〝王〟自身、精進を
瞳を誇らしく輝かせ、
「我らが〝王〟に、あらん限りの〝忠義〟と〝情愛〟を捧げるのじゃ。平定せしこの星を
ハクハトウを始め、少女たちが輝くような誇らしさと
「……………………………………」
片や湖乃羽は、異世界の言葉を聞いたように
事実、湖乃羽と少女たちの間には、世界が異なるほどの
有能と無能、強者と弱者、そして……勝者と敗者を
「……あ……悪魔め………!!」
「これよりは、わらわも
恐怖に声を震わせる湖乃羽に、少女は尊大に笑みつつ
「左様な恐怖こそ、我らが有能であり強き者であり勝者である
圧倒的な敗北感に震える湖乃羽。
それは〝人間〟としてではなく、〝生物〟としての圧倒的な敗北感………
(身共は……この者らには勝てない………)
全身を脱力感が襲うと同時、頭は妙に
(そも……なぜ身共は、この者らと事を構えようなどとしたのか………)
目に映る周りの光景に、まるで現実感が感じられない。
(ああ……身共は……ここで死ぬのか…………)
じきに己を襲う〝死〟すら遠い世界のことに思える………その時、
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
一帯を炎の大波が襲い、大地が紅蓮の炎に包まれた。
「
四足獣の咆哮で周りの炎を散らしたハクハトウが炎の波が来た方向を見る……と、
「なんじゃと!? あ奴は南米にて〝王〟とわらわが
ハクハトウが目を
〔カルージャンのぉ……復活ぅぅ………〕
「あ…あなたは……カルージャンの遺物なので、ござりまするか……うっ!?」
動揺する湖乃羽の前で、
「ぐ…ぐああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
急に湖乃羽が苦しみ出し、その胸に紫に輝く
「こ…これは〝
脳裏にクローン工場で
「よもや……
欠片がビリヤードの球の赤光と
「あ…姉上えええええええええええええええええええええええええええええっ!!」
炎と化した湖乃羽が巨人の開いた胸部に吸い込まれていく。
ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!
湖乃羽の変じた炎を全て吸い込むと、巨人は胸部を閉じて
「……これが、最後の仕込みであるのか〝クズ参謀〟……じゃが……」
ハクハトウは目元を険しくし〝巨人〟へ……
「この重圧……やはり、汝であるのか………〝守り刀〟よ……!」
刀のような1本の
◆
「強い
空間に生じた波紋から、メガネをかけて黒髪を肩に届かせる少年が現れた。
【ふくはうち おにはそと】
同じ波紋から、乳白色の髪をヒザまで伸ばす表情に乏しい少女も出てきた。
「
やはり同じ波紋から、
「てか
お姫様だっこされる
「そうだね……お願いするよ、姉さん」
狭い隙間に5人の少年少女がすし詰めになっている中、煌路が
「はい、コロちゃん♪」
姉は神がかった美貌を微笑ませ、足首まで伸びる髪から白金色の光のツブを大量に
「
他の少年少女たちと鍾乳洞に着地して六音を床に下ろす煌路。その眼前には、澄んだ水を
「この湖が
「そうだよ……それじゃ、僕たちも仕事を始めようか」
六音の声にうなずいた煌路はメガネの少年へ目を向け、
「準備はいいかい、ジョクタウ」
「〝クズ参謀〟から
少年が緑色のカードを取り出すと、煌路は乳白色の髪の少女を見て、
「どうかな、チロル」
【いつでも おーけー】
少女が手帳サイズの液晶タブレットに文字を表示すると、その髪から乳白色の
「さすがだね。あと必要なのは……」
微笑む煌路が光の剣を右手に出す。と、六音がイタズラっぽく笑み、
「それが最後の〝
「否定はしないよ。火焚凪の……大切な幼馴染のためなら、このくらいはね」
「本当はケトンってトロニック人の〝司元核〟を使うつもりだったんだけどね。重圧からして彼の〝核〟は強力そうだったから」
「文字通り〝魂を売り渡す契約〟ってか……〝大魔王〟め♪」
「彼も納得した上での取り引きだったんだよ。でも、彼はあんなことになっちゃったからね……」
残念そうに煌路が見つめる刀身に、複数の光点が
「まあ〝
「機体はブッ壊れたけど〝核〟は〝吸収〟して保存してたってか……魂だけになってまで使い潰されるとか、悲惨だな♪」
六音があきれ半分でおどけると同時、緑色のカードが輝き、その光が霧に溶け込んでいく。そして霧は冷え冷えする広大な鍾乳洞に立ち込めていき……
「うっわ……こんな複雑な魔方陣、見たこと無いぞ……」
息をのむ六音の前で、霧は文字らしき記号や複雑な曲線を大量に形成し、広大な鍾乳洞いっぱいに立体的で
「ありがとう、チロル、ジョクタウ。それに、ここにはいない
片や煌路は噛みしめるように語りつつ、湖へ向くと光剣を振り上げ、
「さあ火焚凪……君の誕生パーティーの始まりだよ」
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