第5話 君に逢いたい
足りない寝返り季節外れのペデキュア君に逢いたい明け方
軍服が兵隊を作って整列タイムセールのブロックアウト
雨の音無料広告を喰らう天井死神のコートひらり
手招きをして後ずさりの影ガラス戸の向こうで青春小唄
足音がズレてブレイク人生とはこだわれないモノを抱く事
右耳を通って脳天突き刺さる器用な噂話ロックオン
僕は何を食べていいのか教えてほしいし傘の柄になりたい
歩道橋行く人行く自動車行く電車溶岩の種をこぶしの中に
病む手脚目耳口両手足恐怖の恋の患いの最中
逢えば跳ねる会えねばしょげる医者いらずの健康診断よろしく
ハートを助けて(短歌) @hasegawatomo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます