第49話 二人三脚とその後

「緊張してきた…」

練習の成果を発揮して一位を取りたい。

「僕たちなら大丈夫だよ」

そう言って風紀君が笑みを浮かべていた

「ふふっ…確かに私たちなら大丈夫だよね」

少しの不安がこの瞬間に吹き飛ぶ

ついに私たちの番となり一歩前へと進んだ


「よーい」

『バンッ』

となると同時にみな走り出す。


「がんばれ風紀!!」

「久留巳ちゃん負けるな!」

元たちとの一騎打ちになり、どちらが勝ってもおかしくないくらいの接戦だった


わずかながら風紀たちが早くゴールしたらしく一位になっていた。


「「やっったあ」」

そういって抱き合う2人は全校生徒の注目を浴びる。

これをみて付き合ってないと思うやつはいないだろう


「惜しかったな元」

「いけるとおもったんだけどなぁ」

悔しそうにしながらもどこか楽し気な親友

「佐藤さん大変だろうな...」

「どうしてだ?」

「葵ああ見えて超が付くほどの負けず嫌いだから」

ふとなぎを見ればゆりゆりしい雰囲気が醸しだされている空間があった。


「リレー負ける気はないからな」

そう元が言って手を出してくる

「やるからには頑張るさ」

手を握り返し自販機へと向かった。




「悔しい!」

「お疲れ様」

なぜか私に抱き着いてきて悔しいと嘆いていた。

「カップルじゃない人たちにカップルが負けるとか…」

「あの2人は練習人一倍がんばってたからね」

「う~~」

駄々っ子みたいな葵ちゃんを数十分間慰めるのだった



「久留巳さん僕と付き合ってください」

大樹となぎがいない頃、風紀は久留巳に対して告白をしていた。

「私でよければ、お願いします」

こうして、また一組カップルができるのであった。

のちに、この二人三脚は恒例化されカップルになれる行事として名物になるのはまた別のお話





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どうもです^^

ノートパソコンを買ってこの話を書いたのですが、キーの配列がなれないです。

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