第47話 練習
「二人三脚一回くらいは練習しないと」
放課後にグラウンドへ向かい練習をしていた。
「ほかの2組も練習してるね」
なかなか苦戦しているように見える
「恋人でも息を合わせるのが難しいのに即席だと余計に大変そうだね」
カップル組はだんだんとコツをつかんできたのか、速度を上げている。
だが、即席組はまだお互いに遠慮しすぎていて速度が出ていない
10分が立ったがなかなか成長していないため、見かねたなぎが話しかけに行く
「2人とも遠慮しすぎじゃないかな」
「そうはいってもね…」
「2人見たく恋人同士じゃないから」
こういわれてしまうと返答に困る。
「久留巳がグイグイ行ったほうがいいと思うよ」
「風紀君それでも大丈夫?」
「おねがいします」
そこからは久留巳さんが風紀を引っ張りどんどんと成長していった。
「リレーのアンカーか…」
体力的には大丈夫だろうが、速度として心配である
「リレーの練習する?」
「いや、バトンパスくらいだからこっちの練習しよう」
リレーのアンカ―はグラウンドを一周する
元がアンカーとして出場してくるのは予想がついているし
俺と元の速さは大体同じくらいなので、味方次第になる…
俺たち含めた3組で試しに競争をしてみた。
1 俺たち
2 既存カップル
3 久留巳風紀ペア
だがさっきまで苦戦していたとは思えないほど、久留巳さんと風紀の息が合っていた。
「凄い速くなったな」
「久留巳さんが引っ張ってくれるから息を合わせやすくなったよ」
ワイワイと3組でアドバイスを出し合いながらその日の練習は終わった。
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少し短い感じですがご了承を…
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