第29話 登校
無事に復活した俺は着々と準備をしていた。
2日もなぎの迎えを休んだため朝起きるのが若干辛かったが同棲に比べればたやすいものだ
「おはよう」
「おはよ」
挨拶をかわし学校へと向かう
「体調はもう大丈夫?」
なぎが確認のため聞いてきた。
「俺は大丈夫だよ。なぎの方こそ大丈夫なの?」
昨日早退したので不安なのだが…
「大丈夫だよ。もし駄目そうなら大樹君に頼るけど大丈夫?」
「大丈夫だよ」
そんな話をしていると校門が見えてきた。
なぎは友達を見つけ一足先に向かった。
「おはよ、元」
「おはよう、今日もお熱いですね~。旦那しっかり奥さんの事守ってやんなよ~」
とからかってくるので軽くパンチをしそのままクラスへと向かう。
「俺の体調のことを始めに話せよ…」
「いや~、お前なら大丈夫かなって」
それより…と真剣な顔で話を始める元
「お前が居なかったとき男子が周りに群がってな…怯えている様子だったらしい。
守ってやれよ…」
ああ…と返事をした。
無性にイライラしているのは多分なぎが大切な人だからなのだろう。
やりどころのない怒りをなんとか鎮め教室へと入った。
今回は少し短めになってしまいました。
テストがありますので、少しの間投稿ペースが落ちるかもしれません。
ご理解よろしくお願いします
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