第25話 朝 

俺にしては珍しく朝5時に起きていた。

「さてなぎを迎えに行くのが7時30分だからまだまだ時間があるわけだが…」

これを気にランニングでも始めるかと思い行動し始めた。

最初は肌寒かったが5分も経てば身体が温まり汗をかき始めた。


「おはようございます」

「おはよう」

犬の散歩をしていたおじいさんに挨拶をして抜いていく

ふと先を見れば見知った顔が走っていた


「おはようなぎ。朝走ってたの?」

突然背後から声をかけてしまったのでビクッとした様子で振り返った。

「おはよう、心臓飛び出るかと思ったよ。お母さんに体力は必要だからって言われて今日から走り始めたんだ」

確かに体力はあって損はないな。

「じゃあ今度から一緒に走るか?」

「そうだね、そうしよう」

走るときも俺が迎えに行くことにした


それから30分ほど走り朝食を食べてなぎを迎えに行った。

「おはようってのもなんか変な感じだな」

「確かにそうだね、言うとしてさっきぶりかな?」

そんな事を話しながら学校へ向かう。


「おはよ」

「はよ、同棲どうなった?」

挨拶をすると早速同棲の事を聞いてきた。

「俺が毎日なぎの家に迎えに行くことでなんとか回避できたが1日でもできなかったら即同棲だよ」

「俺としては同棲してると思ったんだけどなぁ…」

夫婦の雰囲気が出ているからもう同棲ないしは子供の一人二人できていてもおかしくないなといっていた。

思わずグーで殴ってしまった

「いってぇ」

殴ったことに関して反省はしている、後悔はしていない

ちょうど近くに来ていたなぎに、

奥さんからなんか言ってくださいよと言いやがった

なぎは、うちの旦那が失礼しましたと言って頭を下げた。

「大樹君、めっ。でしょ?」

「はいすんませんでした」

人差し指で鼻をつんっとされた


「もう尻に敷かれてんのか」

「誰のせいだと思ってんだ…」

恨みがこもった視線を向けているとなぎが頭を撫でてきた。

「ちょ、人見てるから」

「いやだった?」

いやなわけがない。ただ恥ずかしさでどうにかなりそうだからできるだけ控えて欲しい

「い、行こうか」

「じゃあ、失礼します」

そう言って俺となぎは教室へ向かった


「マジで夫婦やんけ…これは子供ができるのも時間の問題だな」

そう元は思うので会った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうも、最近全然更新を行っていなかったのですが中身が全然湧き出ず波も来なかったのでできていませんでした。

今回もどうなっているのかはわかりませんがご勘弁を…

それともしよければ、罰告という初めて完結させたものを見ていただければ嬉しいです。そろそろ14kに行きそうです。感謝します。

できるだけ更新速度を戻していけるよう頑張りつつ楽しんでいきたいと思います


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る