第24話 正座
さて…なぜ俺だけが正座させられている…?
家に帰った後なぎの家族も家にきて会議を始めた。
父親組&俺は早すぎる、高校生らしい健全な付き合いをさせなさいと主張
母親組&なぎは、一緒に暮らすのの何が不健全なのか。同じマンションの同じ階層に住むのだから目は届くし大丈夫だ。
と謎の主張
その後なぎは私と一緒に暮らしたくないのかと泣き始め夏樹さんに俺は正座を言い渡された。
「そろそろ正座崩してもいいですかね…」
脚がビリビリして辛い
「駄目だ…なぎを泣かせた代償は高い」
と許してもらえない
なぎのほうを見てみればクスクスと笑っているのが見受けられる
「夏樹さん、なぎ笑ってますよ。図られてんですって」
「たとえそうだとしても泣かせる奴は許さん」
めんどくさい。しかもなぎひいてるし
「それで結論としてはどうなったんですか?」
先ほど結論がでたような雰囲気を大人たちが出していたので聞いてみた。
「結果としては同棲はなしだ」
心の中でガッツポーズをする、
「だが、なぎを毎日家まで送り迎えすることが条件だ」
それくらいなら朝頑張ればいける
「それができなかった場合は?」
「それはその日から同棲開始だ…」
母さんズに何とか妥協案を飲ませたらしくそれができなかった場合は即同棲開始らしい
「わかりました。毎日送り迎えをがんばります」
その後夕飯を食べ、なぎ一家は帰っていった
「父さん助かったよ…」
「そうか、取り敢えず早く寝て早く起きろよ?1日でも忘れたら即だからな」
母さんはなにが気に入らないのかわからないと愚痴っていたが、気に入らないのではない、俺の精神が持たないのだ…
そういう行為を行う高校生はいるのだろう…
なぎの事も考えた末に俺は高校卒業まで行わないつもりだ。
だが、一緒に住んだ瞬間にそれは崩れさるだろう
平日はこれから気を引き締めないとな…
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