第14話 続き
「ご飯できたよ」
「んっ…」
母さんの声が聞こえ目が覚めたのだが、横に柔らかい何かがあった。
抱き枕かとも思ったが俺は抱き枕を持っていない…
「ん~。おはよう…」
なぎが目をこすりながら起き上がってくる
「おはよう…なんで俺のベットで寝てる?」
あの後再び寝てしまった…
「あはは・・私もついついつられて寝ちゃった…」
「こんなところ母さんにでも見つかったらどうなるかわからんぞ…」
呼びかけているにも関わらず返答がなかったため確認しに来たらしい。
とっさのことで身体が動かずに2人でベットにいるところを見られてしまった
「あ~。うん、しっかりとつけるんだよ…?」
そう言って扉を閉めて行ってた。
「誤解だ母さん!!」
「わかってる、分かってるから。しっかり答えを出したってことだよね」
全然わかってもらえてない
なぎからも説明してもらおうと呼んだ
「なぎ、母さんに誤解だって伝えてくれ」
「
顔を赤くしてお腹をさすり始めた。
話が通じる奴がここにはいないのか…
絶望に浸っていたところ父さんが帰宅した。
「父さん助けてくれ!母さんは話を聞いてくれないし、なぎは腹をさすって孫とか言ってるし…俺まだDなのに」
「いったん落ち着くまでそのままにしておいたほうがいいだろう。というかなんでそんなことになってるんだ?」
事の事情を正直に話した
「お前…膝枕してもらってたのか…」
「そこじゃなくて、孫の顔とかそこだよ!!」
多分本気で言ってたよ?
学校とかでポロっと出たら今度こそ俺死ぬわ…
「とりあえず、落ち着いてからだな」
そう言って父さんは風呂場へ向かった…
頼むよ…
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