第6話 注意

昨日分と今日分です。





あれから何をしたかって?

テレビゲームをしながら雑談をしていた。

ゲーセンでクイーンと言われている理由がわかった気がする。


大乱闘を行ったのだがボッコボコにされた。

隣を見てみるとマジな顔をしたなぎがおり少し惚れたのは内緒である。


「ふ~、やったね~」

「そうだね、そろそろお暇させていただくよ」

時計の針が18時を回ろうとしていた。


「そっか、気を付けて帰ってね」

「ありがとう。お邪魔しました美咲さん」

玄関で軽くお辞儀をしてから部屋をでた。


「強かったな~」

俺も元とやっていてそこそこ強い自信があったのだが

おごりだったと気づかされた日だった。


帰宅途中にあった自販機でDrPepperを飲みながら家に帰った。

おいしいよねドクペ

炭酸を飲み過ぎた俺にはほかの奴と違う味が好き


「ただいま」

「お帰り」

母さんがリビングから返答してくるが出てくる気配がない


「珍しく遅かったね」

「友達と遊んでたからね」

女だとわざわざ言う必要もないので友達と言って部屋に戻り寝間着をとって風呂場に向かった。


湯船に溜まったお湯を桶で少しすくい体にかけていく。

「あったけぇ~」

2,3回かけたあとシャワーを出して頭から洗う


「ふぃ~」

湯船につかり少し疲れていたため眠ってしまった。



「ぶぼがぼがぶぼがご」

案の定おぼれかけた。

湯船でもがいていると母さんが心配して様子を見に来たためなんとか救出してもらった。


「げほっ、げほっ・・・。助かったよ」

「あんた!風呂で寝てんじゃないよ!」

母さんに切れられたわけだが、俺が悪いし。助かったのも今回は運がよかった。

今後こういうことはないようにしようと決めた。


「それと、なぎって女の子知ってるでしょう」

なんで名前を知っている…

母さんに交友関係をいっていないからわかるわけがないのだが…


「美咲と私は中学以来の友人でね、娘が将来の旦那連れてきた~ってメッセきたから写真見てみたらあんただったわけ」

勝手に写真撮られてたのかよ…


「それで、なぎちゃんとはどういう関係なの?」

そこからは質問ではなく尋問といったほうが正しい


「もうご勘弁を…」

俺のSAN値はピンチだ

「そうね、今日はこれくらいで止めておこうか。お父さんにも報告しなきゃだし」

何故か嫌な予感がしたので一応確認をしてみた。


「もしかして、父さんどうしも友達とか…?」

「よくわかったね、親同士が知り合いなんだから本当に近い将来あんたがなぎちゃんの旦那になりそうだね」

やばすぎだろ。世間狭すぎ


「かわいい子なんだからいいじゃない」

それは十分わかっているのだが、俺でいいのかというところが残っている。


「迷っているのは勝手だけど時間をかけすぎると離れていくからね…」

優しく諭すように母は言って夕飯の支度を始めた。

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