『のうコメ』SS(2/8) ショコラが食べてる横で、特に理由の無い選択肢が奏を襲う
ショコラ 『はむはむはむ』
奏 「ショコラ……行儀悪いから仰向けになってクッキー食べるのはやめよう な」
『あ、ごめんなさい……それでは……はむはむはむ』
「なんでブリッジしながら食ってんだ! 行儀とか以前の問題だわ!……そんな変な食い方するなら没収だ没収!」
『ああっ……ひ、ひどいです……わたしがこんなに奏さんに尽くしているというのに……よよよ、あんまりですっ』
「いや、お前がいつ尽くしたんだよ……基本的に食っちゃ寝してるだけじゃねえか」
『えへへ、だって奏さんのてづくりクッキー、おいしーんですもん』
「そ、そうか? まあ俺としてもお前がいつも幸せそうに食べてくれるから悪い気はしないけどな……仕方ない、返してやるか」
『わーい、ありがとうございます! えへへ、奏さんはいつもわたしに甘いです』
「だよな……俺ももう少し厳しくしなきゃとは思ってるんだけど――」
【選べ ①厳しくムチで打たれる(ケツを) ②厳しくムチで打たれる(チン○を)】
「なんで俺に厳しい選択肢が出てくんだよ!……てか②選んだら死ぬわ!……ぐ、ここは①を選ぶしかない」
『はむはむ……あ、なんか急に、ゴリゴリマッチョなお兄さん達があらわれましたよ』
「あ、相変わらずこの選択肢は物理法則とか無視して――ぎゃああっ! 強い!打ち方がガチで強い! ひいいいいいっ! ショ、ショコラ、助けてくれっ!」
『え? 奏さんがおしりを攻められるのを、なんで止めなきゃならないんです?』
「駄目だこいつ色んな意味で腐ってやがる!」
『はむはむ……あー、残念、おわっちゃいました』
「ぐ……人の不幸をツマミにうまそうにクッキーを……やっぱり没収してや――」
【選べ ①一時的にチン○を没収される ②永久的にチン○を没収される】
「一体どういう事だってばよ!」
『あ、久しぶりの奏ちゃんです!』
「だ、だって、こんなの①を選ぶしか……うああ、やっぱり没収されてるっ!」
『はむはむ……困りましたね……このままでは、おしりを攻められても、ただかわいそうなだけになっちゃいます』
「男の時でもかわいそうなだけだわ! おい選択肢! 戻せ! 早く戻して――」
【選べ ①チン○が顔に戻ってくる ②チン○が元の場所に戻ってくる】
「①選んだらどんなグロ画像になるんだよ! ②だ! ②に決まってるだろ!」
『あ、奏さんに戻りました』
「ふうう……一体なんなんだ今日は……いくらなんでも選択肢連発しすぎだろ」
『はむはむ……もじ数が限られたSSですからしかたありませんね』
「いや、そんなメタ的な理由でマジレスされても……そして短時間勝負だからなのか、いつも以上に選択肢の内容もはっちゃけて――」
【選べ ①チン○がヘリコプターみたいになってアメリカまで飛んでいく ②チン○の毛がひじきに変化する】
「ザスニLEGENDでボツになったやつと、のうコメじゃねえ作品でボツになったネタじゃねえか! どさくさに紛れてお蔵出ししようとすんな!」
『はむはむ……でもこれ、どっちかは選ばなきゃいけないんですよね?』
「そういう事だ……ていうか、載せられないからボツになったのに、ここで選んじゃって、スニーカー文庫的には大丈夫なのか?」
『はむはむ……ちょっときいてみますね……えーっと、やっぱりだめだそうです。でも、選択肢はぜったいですから、ちょくせつ的なびょうしゃをはぶいて、結果だけをおみせしてください、との事です』
「結果だけ? まあやってみるしかないか……うう、どっちも最低だが消去法で②を選んで…………ん? なんか股間の辺りに違和感が……」
『どーしました?』
「あっちで確認するからちょっと待て…………………ああああああああっ!」
『なにごとです?』
「ツ、ツルツルになってやがるっ! け、結果だけってのはこういう事か……待てよ? だとしたら変化したひじきはどこに行ったんだ?」
【食べ物を無駄にするのはよくないので、甘草奏の胃の中にテレポートさせました】
「おええええええええっ!」
『はむはむ……奏さん、すばらしい自給自足ですねっ』
「うるせええええっ! ぐっ……おい、選択肢! 尺的にそろそろ終わりだが、まだ下ネタしか出てないぞ。さすがに一個くらいシモ以外のがないとまずいだろ」
『はむはむ……たしかにちょっとお下品かもしれません。選択肢さん、どーにかなります?』
【選べ ①チクビから顔面に白い液体(正体はご想像におまかせします)が噴射される②ヒゲの代わりにひじき(正体はご想像におまかせします) が生えてくる】
「上半身の下ネタになっただけじゃねーか!」
----------------------------------------
※新作、『二人の美少女に挟まれながら別の美少女の悩みをいていたら、全ての美少 女が俺の事好きになった』もよろしければどうぞ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます