第5話 怒りの収まりと行先
あぁ、意識が遠のいていく
俺は何に怒ってるんだ?
とりあえず深呼吸だ
すーはーすーはー
ふぅ、なんで俺はこの黒い空間に1人で居るんだ?
肉体は?
エンシンは?
[ふっようこそ俺の世界へ]
暗闇から1人の少年が現れた
(?エンシンカ?)
[あぁ、そうだよ]
(ナンダコノセカイハ?)
[俺の、世界の歪みだ]
(ドウイウコトダ?)
[お前は今、怒ってるんだ。そう、真っ黒な炎の様にな、ざまぁねぇてめぇは精神神の加護を貰っておいて感情のコントロールも出来ねぇのか]
(うるさいうるせぇよ黙れ)
[感情が戻りかけてきたな。取り敢えず肉体を取り返せ話はそれからだ]
(あぁ、行ってくる)
―――――――――タクヤの精神世界
よう、俺
―こんにちは、僕
からだ返せよ
―嫌だよ、君はこの体を使いこなせてないじゃないか
何言ってんだ?お前よりは使えてるさ
―どこがだよ?
お前は今、精神神の力を使いこなせていないから、怒りに身を任せてるんだろ?
―ふふ、面白いこと言うね君の方が怒ったから僕が居るんじゃないか
そうか?
―ここで説得できないなら失格だよ
Magic Destruction
あ?
―チッ効いていないのか
そろそろいい加減にしろや返せよPressure《いあつ》
―クソっここで終わりか
何言ってんだ?お前はあいつと永遠に喋っとけ《Flames without impurities》
―――――――――現実
ふぅー落ち着け
Cancellation
「終わったのですか………?」
「あぁ、済まないなサキ」
「いえ、そんな事より行きますよ」
「行くって何処に?」
「学校ですよ?」
「学校?」
「えぇ、魔界のですね」
は?
―――――――――――王都では
「タクヤまだかな〜?」
「来ないで欲しいですけどね」
「私は会いたいけどな!!」
[残念なお知らせ〜]
(((なんだオヤジ)))
[タクヤの暴走が止まり、魔界に行きました〜そして俺も消えます〜]
(((そうか)))
[反応薄くない!?]
(親父、ここまで育ててくれてありがとな)
(俺、必死に頑張るよ)
(私は絶対にオヤジを超えるよ)
[あぁ、楽しみにしてるじゃあな]
そう言って親父は消えていった
――――――――――――After death world
―よう!ミロク!
―そんな名前捨てたわい今はゼウスじゃよ
―そうか、俺も優斗じゃなくてジョンだしな!
―ゼウス〜!誰か来てるのか?
―おーアランいい所に来たな!
―なんだタクヤの親父か
―タクヤを知ってるのか?
―俺が送ったからな!
―ほほぉ、良い奴をありがとう!ところでミロク
―なんだ?宗弥と陰月は?
―おお、そうじゃったあいつらが待っておる行こうか、優斗
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