衝撃と笑撃を受けました。ボケとツッコミがすごいなぁと。こういうテンポよく笑えるのはすごく羨ましい。ホロリと感動できたり、クスクス笑えたり、馬鹿だなこいつらなんて思たり。どの話も違う種類の面白さを内包していて、読んでよかったなぁと思いました。
私は古川さんの書く文章が強烈に好きである。たとえば第二話のようなエキセントリックな文章も、たとえば第三話のようなグロテスクな文章も、たとえば第四話のようなピュアでキラキラした文章も、そしてたとえば第五話のようなアホらしさ満載の文章でも。この作品には古川さんの多才さ、器用さ、そして何より書くことの喜びがぎゅっと詰まっている。それを短編で味わえるのはなんとも贅沢だなぁ。是非一読してみてください。
楽しい言葉が並びます。1話目を読んだら愉快な気分になりました。次の話も楽しみな短編集です。ヽ(=´▽`=)ノ