わたしの好きな絵を描く人たち
わたしは書くことも読むことも好きで、音楽も歌うのも聴くのも好きで、そして絵を描くのも観るのも好きです。
残念なことに創作する方は、どれも下手の横好きなのですけど、読んだり聴いたり観たりするのは、ただひたすらに好きなのです。
これで、その方面の勉強をしているとか知識が豊富とかなら良いのですけど、無我夢中で好きなだけという、この辺がヘッポコたる
でも、人生の時々で、これらの豊かで繊細に美しいもの達は、わたしを励まし、慰め、力づけてくれました。
そんな大好きなものの中から、ここでは絵のことを。
画家(洋画、日本画など)イラストレーター、挿絵画家、漫画家など絵を描く人たち全般で、わたしの好きな方々を思いつくままにあげていきたいと思います。
最初に『絵』というものを意識したのは、少女漫画だったと思います。
わたしは『りぼん』という雑誌の愛読者で、その中でも『太刀掛秀子』『陸奥A子』『田渕由美子』という漫画家の方々の絵が大好きでした。
勿論、ストーリーも好みだったのですけど、そこで描かれる女の子に憧れ、男の子に恋していたんですねぇ。
そして、それから学生時代『葉祥明』さんと出逢いました。
その頃、サンリオから発行されていた「詩とメルヘン」に載っていたのですが、色の美しさに魅せられました。
『永田萌』さんの妖精画に『林静一』さんの描く情を感じる女性、『いわさきちひろ』さんの描く子供たち、『岡田嘉夫』さんが「田辺聖子」さんの「小倉百人一首」に挿絵を描かれたものの雅な美しさといったら。
妖精といえば『きたのじゅんこ』さんも、それから風の画家といわれる『中島潔』さんの儚げな女性にも惹かれます。
「吸血鬼ハンターD」などでお馴染みの『天野 喜孝』さんの幽玄な世界観……。
それから
『竹久夢二』『高畠華宵』『蕗谷虹児』『中原淳一』抒情画と呼ばれる少女画。
『内藤ルネ』『高橋真琴』……
『ジョン・テニエル』の「アリス」はあまりにも有名ですよね。
『フェルメール』の「青いターバンの少女」フェルメール・ブルーと呼ばれる美しい鮮やかな青はラピスラズリを原材料にしたものだとか。
『クリムト』の「接吻」も好きです。
浮世絵にも惹かれます。改めて興味は尽きません。
こう思い出す限り書いていても、まぁ、なんと綺羅星の如く、まだまだ、此処に上げきらないほど沢山でキリがない。
先にも書きましたが、わたしは悲しいことに創造する力に欠けていまして、想像力はあっても、それを形にする術を持たないのです。
そうして、これらの美しい世界を伝えるのも言葉足りずで下手でして(涙)
まったくもってもどかしいばかりです。
だから、尚更に、その色彩やその形で色々な世界を魅せて下さる画家さん、音楽の世界で想いを伝える歌い手さん、言葉で世界を紡いでいく作家さんに憧れて惹かれるのでしょうね。
そして今日も見飽きずに、うっとりとその美しい世界に浸って心を泳がすのです。
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