第30話

今日、久しぶりに歯医者へ行った。奥歯の銀の被せものが、硬い物を食べたら取れてしまったのだ。               直ぐに電話して予約を取ろうとしたが、担当医が翌日は休みだとの事で、今日行って来た。                  古いから取れたのだろう、と言われて、剥がれた所の、その元の歯を綺麗に掃除してから、付け直してくれた。         国民健康保険に入っているから、400円位で安かった。そして、元に戻って良かった。                  だが、今日歯医者へ行って驚いた。いきなり体温計と、用紙を渡されたのだから!!  新型コロナウイルスの為に、まずは体温計で体温を測って、その用紙へ記入してほしいと言われた。37.5以上だったら診ないらしい。                  それで待合の椅子に座って測り、終わったら体温が何度かを記入する。それを書いたら、その下にある幾つかの質問に答える。   2ヶ月以内に外国へ行ったか?、最近咳が出て気分が悪い事があるか?最近体がだるくて疲れ安い事がよくあるか?等と、そんな風な質問へだ。そしてあるならそれにチェックをする。                 一つも当てはまらないし、体温は36.3度だった。                  体温は何度が平均なのだろう?37度だったか?忘れてしまったから、聞いてみた。 36.5だと言われた。だが、36.3も36も結構いる、とも言われた。           そして全てをクリアしたから、診てもらえた。                  だが、こんな所にもあのウイルスの影響がある。改めて、思い知らされた。      ちなみに、(余り混んではいなかったが) 待っている間に雑誌を見ようかと思い、ラックの前へ行くと、普段は沢山ある雑誌が一冊も無かった。互いに触って感染しない様にと全て取り除いてある、と紙に記して貼ってあった…。                 繁華街では夜、タクシーが客待ちをしていても、客足はサッパリだそうだが、(タクシーの運転手が凄くボヤいていた。関内や桜木町で、今迄の様に飲み屋帰りの客を丸で拾えないからと!)やはり新型コロナウイルスは至る所に影響がある。           だが少し前には、Y-警察署の数人の警察官があの警察署直ぐ近くにある、フィリピン人ホステス達が各自住むあのワンルームマンションに泊まってから、朝、警察署へと歩いて行くのを何度か目撃した。一人は中年で、後は若い、見栄えの冴えない男達だった。   あぁ、やはり中には take chance で、(平気で)通う男達もいるのだな?!     男は性的な事には、基本猫にマタタビらしいから、そうした男達も当然存在するのだろう。                  又これを見て、私を嘲りや怒りの顔で見る 一部の(若い)警察官と、同じ様に軽蔑と憎しみや悔しさで、見るだとか睨む(一部の)あの茶顔の年若い娘達!!、が私の前に、本来なら現れる筈だ。(後は、どちらも道で会えば、わざと見ない様にしてすれ違う。)                 だが、もう違う。今、それは不可能だから。何故なら私は現在、あの付近を通らないから。                  つい先日、引っ越したのだ。       犬が多数いるから、マンションは貸していて、自分は別の所を借りている。     だが、家賃がもっと安くて、気に入った場所があったから越した!!         そこは悪く無い、気に入っている。犬達も喜んでいる様だ?! 嬉しい。       カーゲートも取り外して、こちらへと運んだ。                  もうああして近くに警察署も無いし、そうした外人ホステス達が多数住む、専門のマンションも近くに無い。           だからああした光景はもう見ない。笑   だがあそこでは、新型コロナウイルスの件で数は恐らく減っただろうが、やはり同じ事は繰り返されているだろう。        だからと言う理由でも無いが、超す前にある週刊誌へ教えた。            偶然見付けた、色々な情報を欲しているその会社へ、そうした事が頻繁に行われていたし、いると。              だが、特に有名な人物がいる訳では無いから、ネタや記事にはしないかもしれない。 又は、すぐに調べるとか裏を取るとかもしないかもしれない。         

今にするかもしれないし、ずっとしないかもだ…。                 だが彼等はその内容は聞いて、知った。  後は、神のみぞ知るだ。 笑      (完.)

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