第25話

今日はバレンタインデーだ。この日は、男性は異常にチョコレートをもらえるかどうかを気にするみたいだ。だけどそれ、馬鹿みたいだと思う。               欧米がこれ、本家だよね?だけど向こうじゃあ、女が好きな男や、恋人や旦那にあげる決まり事じゃないからね。これは、いつもお世話になっている、だとか、大切な人にカードや花だとか、ちょっとしたお菓子なんかを、チョコも含め、あげる日だから。   だから、スーパーだとか色々なお店にはカードが沢山売っている。見ていて楽しい。  ママから娘へ、だとか、孫からお祖母ちゃんへ、お祖父ちゃんへ、だとか。      お母さん、いつもありがとう!!だとか、色々なパターンのが。値段も、安いと2ドル前後位で幾らでもある。         男から女へ、旦那から奥さんへあげたりだとかもだ。そんなのは別に普通だから。   日本だと、もう女から男へあげるっていうのが一般化している。好きな相手へだとか、恋人や旦那へ。              又は、義理チョコだなんて言う、変な下らない習慣がある。そしてそれに踊らされて男達が貰う事に躍起になる。         何か子供らしい。カワイイと言えばそうなのだが。                 だからモテない男達は飲み屋へ行って、そこのホステス達にもらって喜ぶのだ。普通に貰えない人は、わざとその日に行くのかもしれない?! 笑              クリスマスも、そうだろう。       (ちなみに、Y−警察警のブサメンタヌキや一部の警官が、クリスマスイブやクリスマスに、何人もで一緒に、関内方面へ行くバス停へと浮足立って歩いて行くのを去年見た。 多分モテない面々が、フィリピン人ホステスとドンチャン騒ぎをして、その後は、お泊りだったのだろう?!)          ホステスはバレンタイン用のチョコレートをその時期になると、まぁ少し前になると、安いのを買い溜めしておいて更衣室のロッカーに沢山置いてあって、来た、自分が指名だとか場内の客へと渡すのだ。        「私、そんなのやらないから。」、なんて言って買ってなかったら、オバサンに言われた事かある。                「駄目、そんなの!!みんなで渡さないと、一人だけ渡さなかったらしらけちゃうから。ほら、だからあんたはこれ渡して!」   そう言われてそのオバサンから、自分の、沢山入っているロッカーから、チョコを一つ手渡された。同じ席に呼ばれているその客が、その日店に来る事になっていたのだ。(その後は、私も一応買う様になったと記憶している。)                  だから皆でそのオジサンへと手渡した。オジサン、凄く嬉しそうだった。良かった!! だから日本のバレンタインは、男へのチョコ渡し日なのだ!そして男達はそれに歓喜して、何個貰っただとかを気にする。例え義理チョコだとしてもだ。          だから義理チョコだなんて言う、下らない、お金がかかる変な風習がいつの間にか根付いてしまった…。             お菓子屋だとか、チョコレートを売っている会社の陰謀に乗ってしまって。日本とは平和でチャイルディッシュな国だから。    だが、そこが又ある意味日本は、安心な国のかもしれない…。            続く!

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