第18話

もう少しこのシリーズ、続けてみようかな…。                 昨日はCATSを見た。           何か良いよね!感動しちゃった。だって、凄く皆歌や踊りが上手で!!そして、本当に猫の姿が綺麗だとか可愛いの!!      猫達の色合いも良い。凄く綺麗!!主役の女の猫ちゃんもとても可愛らしくて、綺麗な子だったし。その薄く黄色い虎毛の毛並みも、綺麗だった!              本当はこれ、ミュージカルだけど、逆に映画も良いよね。こう言うのって。      悲しいシーンでは涙してる人もいた。隣の女性がそうだった。私も、目がジワッとしたもの…。                 で、私も実は、本当は猫派だったんだ。小さな時は。                だけど何故か周りの人間達が、猫なんかよりも犬の方が頭が良い、言う事を聞く、盲導犬だとかそうした動物は皆犬で、猫では無いい!!、だなんて凄く言ってね。執拗にね!! (それで、段々と犬の方が好きになって、今は犬派だし、何匹か飼っているけど。)                  多分、たまたま犬好きばかりが多かっみたいだ。私の家族や親戚もだけど。      そして当時我が家には犬がいて、その犬は私といつも留守番をしていて、いつも側にいた。だから私は当然犬にも、自然と愛着はあったから。               だが、そうだ。犬は、いつも母よりも一緒にいた。時間的にはもっと(うんと)長い。だから、私の母代わりらしい。        つまり、その犬が私の実質的なお母さんだそうだ。そう言われた。          言ったのは、犬の有名な調教師の男性だ。 テレビにも昔、物凄くよく出ていた。今も昔も、本を山の様に出している。      その世界では超人的に有名な人だ!誰でも犬に関して疑問があれば、名前は知っている人だと思う。               そして、うちの犬を預けた事もある日本一の、某有名な警察犬学校の先生(達)ではない。この彼は彼等とも凄く交流はあるが。                  そしてその時は、まだ今のうちの大型犬は産まれてはいない。だから彼がそう言ったのは、今うちにいるのと同じ大型犬種だが、違う犬がいた時だ。           で、この先生にそう言われた時にはとても驚いた。まさか?!            だって、相手は犬だよ?!だけどそう言われた。                  だからか、何か一瞬、反発した。そんな筈ないと。こっちは人間なんだからと。だが、そんなのは会った時に、直ぐに分かったと言われた。                 どうしてだかは分からない。だが彼はそう言った。嘘や冗談ではなくて。普通に、本気で言った。                「嫌だ〜、そんなの!!」        何か恥ずかしくてそう言うと、そんなのは他にも幾らでもいる。私だけではない、と言った。                  「エーッ?!、何言ってるのー?!」   「だってそうでしょ?そんなの、鍵っ子だとかが幾らでもいるんだから。それで、そこの家で犬を飼っていたら、やっぱり同じに犬と二人きりだとか、他の兄弟とかと、一緒にいるんだからね。」            「アッ、そうかー?!」         そう言う事か!!            何か納得した。なら、別におかしくは無いのか?笑                 だけどそうなると、(その時は)、今度は自分の方が凄いと思ったし、思いたくなった。 「じゃあさ、それ私の方がもっと凄いよ。だって、もっとそうだからね!!」     先生は黙って聞いている。        「だって、私はもっと前だからね!幼稚園や小学校の時からじゃなくて、もっとうんと前だからね!!」             何故か自慢した。            「もっとうんと小さな時だからね!2歳とか3歳の時から、ずっとそうなんだから!!だったら、私の方が本物だから。もっとそうだし、凄いんだからさ!!」        その時、先生は何も言わずに黙って聞いていた。だが、嫌そうな顔ではなかった。むしろ穏やかな表情で、ニコニコしていた様な…。そうだろう、当たり前だろう、とでも言う様な尤もらしい感じに見えた。       人間は、たまに不思議だ!!       自分が何とも思わない、又は嫌だと思った事でも、それが大した事ないとか、もっとそれについて凄いだとか言われる人間がいる等と言われると、反発したり対抗したりして、自分の方が一番だと思いたいし、思ったりする…。                 だから私は実質的には犬が母親、又は母親代わりなのだ。前に地味男さん(自分の署のトップの事を、署長だってやってるのに!!と言う発言を、〈←署近くの、フィリピン人ホステス達宅のマンションによく泊まり、朝出勤する事〉をさも偉い事をしているかの様な口ぶりで言った、あの大人しそうで地味な警察官のオジサン)が馬鹿にしてそんな事を言っていたが、事実なのかもだ。      (だが、もし署長もそうなら、あのマンションには流石に泊まらず、ホテルを利用しているだろうが…。朝に、昨夜そのマンションに泊まった署員で、ペーペーの若い男の子達とかち会うと、幾ら何でもまずいから。)   そして、それを私は嫌だとか恥だとは丸で思わない。むしろ良かった!!、と思うのだ。本心、そう思う。   

そしてそれを肯定する、ある男がいた。この男も、私がそうだと気付くだとか実感する遥か以前に知っていた男だ…。何十年も前に…。                 そう、この公人の先生と知り合うよりも、何十年も前の時なのだが。(何故なら私はそんなに若くもないからだ。一見若くは見えるみたいだが。笑)             続く… U^ェ^U

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