第14話
付録: 今朝は大通りを通らなかった。 警察署近くのコンビニ辺りまで行くと、署前の横断歩道、(花屋のほうではない)、に男が3人立っていた。逆二等辺三角形もいた。 そして彼がキョロキョロと花屋側の横断歩道のほうを気にしながら見ている。 最近よくかち合う時間だからね、この朝の 8時一寸前は。 大丈夫、ここにいるよ。貴方の後方だよ、そっちじゃないよ。笑 嫌でしょう、かち合うの。私もね! 又懲りずに、チラ見だとかの不自然な態度を取るんだろうから!気が小さいのか何なのか、完全に無視できないしね?皆、他は殆どができるのに。駄目だね〜。 これからもしばらくは裏から通るね。そしたら、数カ月もすれば、自然に無視できる風になるからね?! そうそ、夕方の散歩時には、署から3人が出てきたけど、私を見たら笑いながら話す。(できない面々‼) で、見ない様にはしているけど、話して笑ってる。(若くない女がいたから、尚更ね。) その3人が又何だか変だったね!まず物凄く太ったブヨブヨの垢抜けない中年男で、ダサいオヤジ風。かなり驚いた。ブサメンタヌキの彼が天使に見える。 後は若い男と、中年女だ。 男は、身長はそこまで小さくもないが、凄く細くて、肩幅なんてまずないし、小柄。学ランを着たら16,7歳に見えるかな? 女は、小太りのオバサンで、凄く大きな茶色っぽいフレームの、かなりダサい眼鏡をかけていた。顔、スタイル、足の太さや形が野暮ったくて垢抜けない。お世話にも良い女とは言えないタイプだ。 只、髪だけは長く伸ばして染めていた。その色が、良いの、あんな色で?警察で? そんな風な茶色で、後ろから見たら、そこだけは水商売にも見える。でも服装はダサくて、唯の野暮ったいオバサンだ。私よりもっと若い筈なのに、並んだら、恐らく誰でも私のほうが若いと言うだろうね?!同じ格好でも。
この3人が、私を見ない風にして笑いながらの噂話。余程、書いた物が面白いのか。まぁ、馬鹿にして、してるんだよね。想定済みだし、逆の立場なら、私もそうするだろうけど。 それに、一部の警察官以外は地味な職場で、普段は特に面白い事も何も無いとからしいものね。 後は、あの女の場合、男達の"マンション泊まり"も信じていないのかもね。 女には皆、隠してるし、言わないだろうから。連れて行かないだろうし。なら分からないものね。
で、この小柄で細い、少年みたいな男の子が、何度かこっちを振り返る。下を見ながら、斜め後ろにして見る。あれは警官達の見方なんだね。皆、見る時はああして見るものね。 この子は、わざと挑発してああして見てたのか、どうかな?ペーペーだろうね。まだあの若さじゃあ。 私は後ろから歩いたから、前をこの見栄えの冴えない3人がバス停へ歩いて行くのが見える。そうしたらバスが来た。 3人はまだバス停に着かないから、並んでいた人達数人が乗り始めると、バスに行かれない様に、焦って走り出した。 必死で走るんだけど、それがもう…。オジサンとオバサンが物凄く!!モタモタしていて、遅い!!走り方も、可愛そうな位に滑稽で。最後に後ろから走ってる、か細い男の子も、中学か何かの運動会みたいだった。笑 それで皆,なんとかやっと!!、追いついたよ!!ギリギリで。良かったね〜。 だけど、面白い物を見せてもらった。私が書いた物を、(つまり私を)笑っていたら、おあいこで、私もあんな不様な姿を見せてもらえたからね?! だって私のほうが年上だけど、(署長と同じ年位だから)遥かに早く走れるもの!! もう、情けないなぁ、あんな距離からあんなに追いつくのが大変だなんて。警察官でしょう?あぁ、事務員かもか? あの男の子だけは、まだ先頭なら、もう少しは早く追いつけたかもね。彼だけは若いし、蚊とんぼみたいに華奢な体だったから!! good day!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます