第33話 かぶきもの、水野勝成、登場!/栗本薫=中島梓の小説道場の話2
『水野勝成転生記』作者:真田幻志郎(リンク切れ)
http://ncode.syosetu.com/n1570by/
真田幻志郎→轟幻志郎に改名 自称架空?仮想戦国時代小説家です。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/623155477?type=content
「かぶきもの、水野勝成、登場!」
投稿者: 坂崎文明 [2014年 01月 26日 (日) 07時 49分 08秒]
僕は歴史小説家「隆慶一郎」のファンで、ジャンプやアニメで有名になった「かぶきもの」の前田慶次の物語が好きだったりします。
なので、戦国時代のもうひとりのかぶきもの「水野勝成」の物語も好きで、更新、楽しみにしてます。面白い。
歴史に埋もれた武将を発掘するのは、大ヒットした「のぼうの城」ではないですが、新人賞への最短距離ですし、今後の更新、歴史小説の賞への応募も期待しています。
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『水野勝成転生記』のレビュー書いたりしてたのですが、栗本薫=中島梓の小説道場を思い出しながら、アドバイスとかすると(そんな偉い立場でないが)、歴史小説って難しい漢字が多いので、「ルビ」をふるのも重要ですが、漢字をなるべく減らすともっと読みやすくなります。
日本語って、漢字をアクセントとして使ってるので、文章の意味を考えながら、漢字をなるべく開く(ひらがなにすること)といい感じになります。
あと、難しい状況説明とかは、会話文で語らせるというのも手です。
「読者って会話文だと簡単だと思ってしまうの法則」があったりします。
栗本薫がグインサーガの冒頭の状況説明で多用してるのですが、書き言葉より、話し言葉の方が簡単に感じるからかな?
僕も自作の「モグラ男と、ひかり姫」の中で、ひかり姫が逃げてしまった事情説明を、屋敷の下女の噂話として語らせてます。それと、ひかり姫の事情を守り役の
三人称でモグラ男の視点(カメラ位置)だったので、彼はその時点でそのことを知らないので、ちょっと工夫してみました。他の登場人物の会話だとイメージ湧きやすいしね。
文体と文章作法 人称と視点を決めよう/0から始める小説の書き方徹底講座!
http://ncode.syosetu.com/n3716ba/11/
自作の「少女格闘伝説」の中でも、秋月流柔術の技の原理を、秋月六郎という
一人称が一番、感情移入、共感しやすいですが、 一人称なので視点の幅が狭くなってしまうし、三人称は使いやすいですが、感情移入しにくいので、誰かの視点に入って使うことが多いです。
こうすると、感情移入&物語の展開もしやすいので、書きやすいかなと思います。
神の視点が一番、難しくて、書き分けも難しく、視点が乱れやすくなる傾向があります。
初心者は一人称からはじめるのがいいかもしれません。それから、三人称で誰かひとりの視点とか。
僕も視点の問題は難しいし、知らないうちに乱れてることが多いです。気をつけないと。
さて、ちょっと、今回の本題に入りますが、小説家として有名になっていった場合、読者が1万人いたとして、作品を嫌いだと思う、批判する読者は少なくとも、30%ぐらい、3000人ぐらいは出てきます。
多くは面白くないので、無言で去っていく訳ですが、その3000人の人々に個別に反論することは不可能です。
中島梓/栗本薫も「小説道場」の中で「批判を半分の耳で聞きつつ、片方の耳は抑えておく、聞き流す」という意味のことを言っています。
いちいち、まともに聞いてたら、精神的にもたなくなります。たぶん、100万部ぐらい売れたら、30万人はアンチが出てくるしね。凄い数です。
それで、ツイッター、ブログなんかが炎上した場合も、ブログやツイッターを削除、閉鎖して避難するのが無難な対応となっています。
一般の人の精神が、そんな集団ヒステリーに耐えられるわけないだろうと思われます。
でも、表現者、小説家の場合はどうでしょう?
名前を公表して小説家になったからは、もう、それを辞めることはなかなかできません。耐えるしかない。
いちいち反論することはできないし、マスコミは有名な小説家を最初は誉め、スキャンダルがあれば叩くと、週刊誌の発行部数が伸びるので、こぞって批判記事を書くでしょう。
まあ、そうなれば、そういう叩かれるようなことをしない、自分自身の生き方の姿勢を正していくというか、それぐらいしかないですね。
小説家になるということは、そういう大衆の巨大な声を背中に背負うような、ちょっと重い十字架を背負うことでもあります。
まあ、売れたり、人気がでなければ、そういう心配もないし、まだまだ先のことなので、自分の好きな小説をのびのび書きましょう。
「小説になろう」のテンプレ最強法則の話もしましたが、僕の小説の書き方は「自分の好きなように書く」なので、できれば、世間にちょっとは合わせたり、タイトルをそれっぽい釣り(爆)にするのは、ブログやってるのでまあ、いいかなと思ったりします。
栗本薫/中島梓も言ってますが、自分の好きなように小説を書く「小説との蜜月」を楽しむのがいいかなと思います。
「ベルセルク」の原作って「グインサーガ」だったとは?ちょっとびっくりしましたが、ストーリー展開、キャラ、設定が似てるようで、2ちゃんねるの掲示板ではとっくに指摘されていたみたいですね。
僕はどちらの作品もファンだし好きで読んでいますが、このスレッドをみてはじめて気づきました。三浦建太郎氏本人も「グインサーガ」に強い影響を受けていると公言しているようです。
作品みた瞬間にビジュアル、設定、キャラは「ヘルレイザー」にも酷似してるのは気づいていたけど。
「ベルセルク」の原作ひとつの「グインサーガ」も栗本薫の死去後、小説講座の直弟子の作家の手で復活したので、「ベルセルク」も連載再開するのでは?と思ってます。楽しみにしています。
【ギガントマキア】三浦建太郎【ベルセルク】349
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/comic/1387272286
次回は「ビジネス書……」ではなく、進撃の巨人、ベルセルク、グインサーガの続編に共通するストーリー展開の気がかりな点のお話をします。
(あとがき)
相変わらず、全く小説の続きを書けてませんが、西尾維新の『悲終伝』(最終巻)を読んでまして、明日には終わりそうなので、小説の続き書けると思います。
困ったものだ。
2018/4/3 6:37
https://www.alphapolis.co.jp/novel/771049446/375169170/episode/986960
2014/01/26 15:42
https://ncode.syosetu.com/n4163bx/33/
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