第一章10 『誓い②』
「いや~凄かったな、今日の颯斗」
「そう?」
「おう、神がかってたぜ。ちゃんと抑えられてたみたいだし」
夕暮れの通学路を歩く放課後。
彼の見舞いに行こうと誘われ、道中に土産話で盛り上がる。
剣術は彼の得意分野で、模擬戦で彼に勝てたモノは誰もいない。
そんな彼に学院で起こった出来事を報告すれば、羨ましがるのではないか。
戦いたいと、気持ち早めに良くなって学院に来るのではないか。
やはり四人で一緒にいる時が一番楽しいから。
後で華聯にも伝えに行こうと、二人で話し。
「え……?」
「何だよ、これ……」
魅剣羽亮の自宅に着いたとき、『KEEP OUT』のテープが塀や玄関を塞いでいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます