第4話 テスト!?!?!?

帰りのホームルームでは担任の永野が「今年は皆さん受験の年です。しっかり節度を持って生活しましょう。一年間よろしくお願いします。」とまるで校長に言えと言われたかのように決まり文句を決めた。当然俺はピンクのブラウスからうっすらと見えるブラを凝視していた。「最後に明日は校内実力テストです。しっかり勉強してきてください。」と永野。

ん、、、、てすと、、、???

やばいめちゃくちゃ忘れていた。今年をうまく生きるためにはこのテストで点数を取ることが必要十分条件だ。櫛沢と駐輪場まで歩いて行く途中に櫛沢は明日のテスト範囲を確認して来た。こう見えても櫛沢はめちゃくちゃ頭がいい。そしてかつ女にモテる。羨ましい。死ね。早速駐輪場でも櫛沢は今日仲良くなったのか知らんが、同じクラスと思える女の子と話している。死ね。そして帰り道の坂道で櫛沢は「明日のテスト俺社会間に合ってねぇんだけど」と笑いながら櫛沢が言ってきたのでムカついたから「俺に負けるかもな」

というと櫛沢は本当に心配しながら「いやマジそうなんだよ」と言う。門野について聞きたかったが櫛沢の家に着いたので別れた。ちなみに俺は中の上180人中よくて40悪くて60位だ。とりあえず俺は明日の範囲を確認する。国語は正直することがないから、何もしない。数学はセンスで80は取れるはず英語は春休み少しやったからいける気がする。問題は社会と理科だ。理科は中2まで全範囲。社会は日本の産業までと書いてあるが本当にわからない。これは本当にやばい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る