後書き
【このページでは本編のネタバレがあります】
改めまして、ここまで読んでいただきありがとうございます。作者の
当初は完結作をひとつくらい作りたい、一人称視点の練習をしたいという理由で書き始め、5話程度で終わらせる予定だったこの小説。話数がめちゃくちゃ伸びましたが、なんだかんだとりあえず終わりました。
さて、作者の話はどうでもいいと思うのでここでざっくり解説を。
この話は他のFergusシリーズ( https://kakuyomu.jp/works/1177354054887248685 など)と同じ舞台なので、現実世界ではありません。年代を細かく出してはいますが、あくまで別世界です。
この世界の多くでは同性愛が受け入れられておりません。完全に違法で刑罰がある国、刑罰はないけど受け入れられていない国、ちゃんと合法化されている国など、10話でボールドウィンが言っていたように色々です。でも多くでは受け入れられておらず、ビルキースやソロモンが住むエマリオンという国では忌み嫌われているものです。なので、それをあっさり受け入れるマスグレイヴ家の方々はとても珍しいことになります。
そんな二人が隠れながら交際していましたが、ソロモンは死亡し、ビルキースは後にジェシカと偽装結婚します。成人してるにも関わらず独り身でいることはなかなか異様なのです。
この選択がよかったのかどうか分かりませんが、彼はそういう選択をしました。この後の活躍は彼が登場するFergus-E https://kakuyomu.jp/works/1177354054888136997 をご覧下さい(宣伝)
ソロモンやアイリーンを殺した犯人は何者なのか、どのような目的があるのか、そういったこともこちらの話で公開されていく予定です。と言いましてもまだまだ随分先なのですけれどりいつになるやら、がんばります。
さて、ここからはビルキースとソロモンのプロフィールのようなものをざっくりと。
〇ビルキース
フルネーム:ウィリアム・キース(本名:ギリェルモ・シルバ・マケーダ)
成暦1893年7月1日生まれ 23歳(成暦1916年)
身長178cm 体重75kg 出身地:ヒスパニア王国
父親がヒスパニア人。母方は南欧の血を引いているらしい。兄、姉、弟、妹がいる。
幼少期に故郷のヨーロッパのヒスパニアから移住。この世界でのヒスパニア人のイメージというのは、明るくてフレンドリー、情熱的っていうものなのですが、彼はあまり当てはまっていません。情熱的かどうかはともかく、とても一途ではあります。
因みに彼の故郷では結婚指輪は右手の薬指に嵌めるので、彼もソロモンからの指輪を右手に嵌めています。
〇ソロモン
フルネーム:ソロモン・マスグレイヴ
成暦1893年9月14日生まれ 成暦1909年12月23日死去 享年16歳
身長191cm 体重69kg 出身地:エマリオン合衆国
両親と父方の祖父、母方の祖母、兄が3人、姉が2人、弟が1人妹が3人という大家族。16歳の冬、何者かに刃物で刺され死亡。
大人数きょうだいの真ん中の方。1番上の兄とは7歳差ですね。割と大きな年の差。まぁ弟は10歳下ですが。
彼はとても真面目で成績優秀者でした。友達も多く、「何故彼がこんな目に」と思った友人は結構いたタイプです。生きていたらきっと夢を叶えていたでしょう。
そういえば、ソロモンの身長が思ったより高かったとびっくりされました。マスグレイヴ家の皆さんは意外とみんな背が高いです。
さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。応援のハートや感想などとても嬉しいです。
また縁があればほかの作品でもよろしくお願いします。
改めて本作をお読みいただきありがとうございました。
2020年1月16日
託されたもの。 不知火白夜 @bykyks25
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