第146話言葉のやり取り
何を言っても人の話をよく聞かずに勘違いして反論してくる人がいる。そういう人には沈黙をもって対処するしかない。しつこい攻撃にはただただ黙って守りに徹する。すると相手は疲れてきて諦めるということになる。なんとも不毛なやりとりだが、話が通じないのでしかたがない。
しかし、なぜこうも話が通じないのか?よく考えると相手は自分の言いたいことをいって私を説得したいようだ。あらゆる角度から攻めてくる。こちらはうんざりするので、押し黙る。するとさらに相手は怒り出すというありさま。どうしたものであろうか。
と、ここまで言って今まで生きてきて同じような目にあったことが何回かあったことに気づく。このような人に共通する点はプライドが妙に高いということだ。なにもそこまで言って自分を守る必要はないのではと思うが、自分がいったん否定されたと思うと相手をやり込めるまで攻め込んでくる。いやはや、疲れる。
さて、愚痴ったところで風呂にでも入ってすっきりしよう。嫌なことに対する処方箋は思いっきり思いを吐き出して、すっかり忘れてしまうことである。
今日も一日お疲れ様。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます