短い作品なのに、ショコラティエの匠とピアニストの響子、二人に質量を感じます。 質量があるから、二人の関係がより甘く感じられます。 これこそ作者の筆力のなせる業。 あっという間の話なので、試しに読んでみては?
これはまさに大人の恋です。でも、どこか二人のやり取りの中には少年少女のような若さや初々しさもある。それらが混じり合って、絶妙に甘酸っぱい大人の恋となっている…まさにこれは、レモン味のチョコレートだと思います。個人的には是非、後半の二人のやり取りに注目して頂きたい!あっという間に、二人の虜になりますよ!
お菓子は生きていくために必要なものじゃない。でも誰かのためを思って作るお菓子は、存在自体が正義なんだ。どこかで聞いたこの言葉を思い出しました。さて、肝心のこのお話のそのお味は。是非とも一口、味見してみて下さいね!
三作品拝見させていただきました!描写もキャラクターも設定も本当に素敵で、そして甘すぎて心まで最高に甘々になります!それに、曲のメンデルスゾーン無言歌集 《宵の明星》が出た瞬間、間違いない!と口に出たのは内緒です!笑
甘い。甘いです。お砂糖どっさり。甘酸っぱさもほろ苦さすらも。あるスパイスのおかげでより甘さが引き立っております。匠と響子。楽しく幸せな気持ちになれる、お菓子と音楽のコラボ第3弾。こちらだけでも楽しく読めますが、合わせて読むとより甘く、ほっこりやさしい気持ちになれるかもしれません。