第3話  よしわからず

 「部活の同期は好きですか?」

こんな質問をされた部活生は居ないだろ 「はい、好きです。」と言える人は部活が

楽しいと心の何処かで感じているのだろう。

部活に行きたいと思えるなら理由はそれほど

気にしなくていいと私は思う。行かないより

絶対に良いことには違いないのだ。自分が

入りたくて入った部活に行けなくなるのは

本当に辛い。私は中学のとき卓球部に所属

していたが同期のメンバーと喧嘩をして 

レギュラーから外され部活に行く意味を完全

に無くしてしまった。喧嘩した相手とは

不毛な争いを卒業まで続けた。お互いが

お互いの教科書を奪った。返していないので

結果的に交換しただけなのだが。一番壮絶な

戦いになったのは受験直前だ。相手は遂に

私の上履きを薪割りの要領で真っ二つにした

これには紳士で礼儀正しい中学生(自称)の

私をキレさせるには充分だった。その夜私が

泣きながら大量の画鋲を相手の上履きに

差しまくっているのを見た友人から

探していた小説を返されたのは今でもよく

覚えている。(今度焼肉奢ってもらおう)



相手とは今では仲の良い友人だが、今思うと

私が謝っていれば部活には戻れたかなと後悔

している。今この記事を読んでいる学生諸君

困ったときに助けてくれるのは同期であり

仲間でもある。下手な名言より安心できて

心強い大事な大事な宝物を自分の不注意で

壊すことが一番合ってはならない。

覚えておくことだ。きっと役に立つ。










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我は学校まばゆし 中納言 @04125632

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