ワンダーラビリットココア

作者 ちょこ

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★★ Very Good!!

11話までしか読んでいないので、それを考慮に入れてレビューを読んでくださると嬉しい。
ストーリーについては特に注文をつけるところはない。私が気になるのは、筆者の筆運び、筆致の統一性の無さ。冒頭は緻密な情景描写をもって読者を引き付けたかと思いきや、ストーリーが進むにつれ勢いが失速。‘’ぴぴ‘’が登場してくる辺りから会話パートが増えてきて、文章に締まりが失くなってきた。非常に勿体無いと感じた。
口語文も、何も「」をつけて記述すれば良いというものではない、散文のなかに組み込んで、これは会話だよ、とわざわざ主張しなくても、注意深く読んでいる読者なら難なく読み取ることができる。緊張感が全くない。
長編小説ならそれでもいいかもしれない。だがこの作品は贔屓目に見ても短編小説に過ぎない。一度すべて読み直し、リズムのある文体を作る努力をしてほしい。

★★★ Excellent!!!

病弱な女の子ココアちゃんが、不思議な国ワンダーラビットの住人であり、マスコットキャラクターである「ぴぴ」と、願いを叶える為に「カラット」と呼ばれる宝石を集める試験に参加するというお話です。

これだけ、だとありがちな魔法少女×ファンタジーものですが、実は奥が深いんです。

ココアちゃんが選ばれた理由と、その意味。

そしてカラットは人や環境に影響を与え、異変を起こすので、それを解決するためにココアちゃんが活躍します。
しかし、ココアちゃんは病気なので、普段は運動すら出来ません。でも、変身すれば走ったり普段は制限されている事が出来るようになります。
これには物語の主人公「ココアちゃん」だけでなく、作者の切実な思いも含まれていたんです。
この作品は、ただ心温まるハートフルファンタジーではありません。その意味は最後まで読むとわかります。
是非読んで下さい。