ストーリーはすとん、とすんなり入ってくるし、文章も上手いですし、なんで本当に評価されないんだろうなぁ......
と思う作品です。
キャラクターも個性が立っているし、『犯罪者たちが繰り広げるデスゲーム』ですけど、その『犯罪者たち』も「ヒャッハー!!」みたいなTHE・悪人があんまりいないので、キャラクターも受け入れやすいのが良いと思います。
アクションシーンも鮮明に写りますし、悪いところを探しても探しても見つからない小説です(笑)。
デスゲームとアクション系の小説が好きな方は絶対ハマるんで読んでみて下さい。
もちろん、興味を持ち始めている方やまだ読んだことはない人なども!
一日でサクッと読めるので途中で飽きて読むのを諦めてしまうのもないですよ。
是非是非、読んで欲しい小説です。
罠にはめられ、無実の罪を着せられた美人傭兵のアンジェラ。
彼女が強制的に参加させられることになったのは、囚人同士が死闘を繰り広げるデスゲームだった……!
しかも、自らの武器である戦闘力を、手枷足枷で封じられ、ひ弱な青年・ローランドをパートナーとしてつけられた状態で!
果たしてアンジェラとローランドは過酷なデスゲームを生き延びることができるのか!?
デスゲームにはアンジェラのチームを含めて、6チームの男女のペアが出てきますが、どのチームも個性的で、作者様の手腕を感じさせられます。
ギミックも多彩で勝負の行方はどうなるんだろうとハラハラしっぱなしです!
洋画を小説化したような読み応えの小説、興味を持たれた方はぜひどうぞ!