人物紹介:3章

1)イクシマ

 種族:エルフ 

 筋力:A 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 加護:A

 エルフの矛として名高き氏族ディードリが三の姫。金髪美人で細っこくて耳が長くて傲慢とエルフの要素は兼ね備えているが……しかし微妙に違い、アヴェラからはコレジャナイエルフと呼ばれている。猪突猛進で感情の起伏は激しめ、あまり深く物事を考えず魔法も使えるが力で物事を解決しようとする事が多い。

 母親は出産時に命を落とし、さらに生まれたイクシマが死の加護を持っていた事からエルフの里では周囲に忌避され、疎外の中に育った。だからこそ周囲に認めて貰おうと、誰よりも勇敢にあろうと頑張り強がって生きている。

 そんな境遇のため加護を与えた死の神オルキスからは、不憫な子として気にかけられていたりする。


2)カオスドラゴン

 種族:ドラゴン

 筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:- 幸運:- 加護:-

 動く災厄、生ける悪夢、出会った場合は死以外の選択肢はない。深い叡智と威厳を持つが、それは傲慢さを伴う。ドラゴンの中でも取り分け邪悪にして狡猾な存在であり、数多の街を滅ぼし時には国する滅ぼす最凶最悪の生物である。

 ただし実際には酒好きの気の良いオッサンドラゴン。人間が蟻に興味を示さぬが如く、人間に対しては興味の範疇外。特に知り合いが居ない限りは無自覚に災厄を振りまいている。厄神の配下であるがため分霊であるヤトノには頭が上がらず、王様の愛娘と最前線の将軍、または本社社長令嬢と出向中の支店長のような力関係にある。


3)アンドン司祭

 種族:人間

 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:C 加護:A

 教会に所属し大都市アルストルにて、若くして聖堂司祭を務める実力者。ただし前任の司祭が某騎士の妻に半殺しにされ、なり手がいなかったがため半ば無理矢理着任させられた。厄神がらみで数々のトラブル、または悪感情を持つ警備隊からの公然とした敵対的な態度や締め付け、それに反発する神殿騎士たちの突き上げ。様々なストレスを抱え胃痛とは友達、髪とは不仲といった状況にある可哀想な人。

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