人物紹介:2章
1)ノエル
種族:人間
筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:E(EX) 加護:A
不運の神コクニの加護を持つ少女。それ故に何かと不運な目に遭ってしまうのだ、しかし誤用の意味で悪運は強く不運な中でも僅かな救いはある。そして、さらに絶体絶命にまで追い詰められると全てが逆転、不運だった分の天運がもたらされる。
冒険者になるまではアルバイトで生活費を稼ぎつつ、女手一つで育ててくれた母親に仕送りしつつ頑張ってきた。だが、その母が仕送りには手を付けず全額返すつもりで貯めている事は知らない。
危うくクィークの毒牙にかかるところで天運効果がもたらされ、ほぼ全裸状態で逃走中にアヴェラに出会う。仲間になる事を決意するものの、ヤトノの企みもあってうっかり全人生を捧げる誓いを口にしている。とはいえ、その相手が「自分がモテるはずがない」という前提で思考しているため信じて貰えず実は少し困った状態。
性格はさっぱり目で、やや
自らのスピードを活かし、さらにバフ効果で速度と力をあげ攻撃をする……が、しかし今はそれを生かせる装備がない。
2)ケイレブ
種族:人間
筋力:A 耐久:A 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 加護:B
養成所の教官として、アヴェラを支援するよう上層部から密命を受けている。過去にはトレスト、カカリアと共に冒険をしており、二人が結婚し引退した後も冒険者を続け数少ない上級冒険者に名を連ねている。
剣を使った戦いで名高いが、決して華やかでもなければ際立つわけでもない。しかし粘り強く堅実かつ着実に攻撃を重ね、時には肉を切らせて骨を断たせ敵を倒す。そんな泥臭さがケイレブの一番の強み。
現在は小遣い制で財布は妻に握られている。マイホームのため予備の剣を全て売り払われており何かと哀しく侘しい状況。とはいえ、愛妻家であるため文句はない……文句などあるはずもない……。
かつての仲間の息子の登場に、自分の歳を実感させられる今日この頃。
おまけ)ヤスツナソード
種族:-
筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:- 幸運:- 加護(呪い):EX
ホウキ国に存在した伝説の名工が鍛え上げた剣、+3の強化が施されている。
かつてこれを手にした英雄は世に顕現した邪神へと挑み、ついに傷を負わせる事に成功したという。それに感じ入った邪神は自ら世を去り世界に平穏が訪れた。
しかし邪神の血を受けた剣は呪われており、英雄の死後は手にした者を次々と破滅に追いやっていく。美しき剣姿に魅了される者、また伝承に惹かれ興味本位で入手しようとする者。欲にかられた者は後を絶たず所有者を転々とし世界を巡る。
現在は厄神の加護を受けたアヴェラの手にある。
細身の優美な姿をした剣は元からの斬れ味もさることながら、呪いの効果もあって凄まじい斬れ味をほこる。さらに斬った相手に呪いを与える効果もあるが、剣自身が呪いを抑え気味のため効かない相手もいる。
もしアヴェラの手を離れた場合は……早めの回収と封印が必要だろう。
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