第3話

俺は二つの世界を行き来している事が分かった。だがこれだけでは確信できない。これは夢なのかも知れない。もしこれが夢だとしたら寝れば分かるだろう。俺は寝た。そして時間が経ち起きた。

[あー朝か。]

俺は一階に降りてみるといつもの母さんが居た。

(やっぱりあれは夢だった。)

俺は学校に行った。いつも通りの一日だった。二つの世界を行き来していると考えた自分が馬鹿だった。俺は少し眠たくなり寝てしまった。

(あー今日も学校だ。一日頑張ろう。)

俺はいつも通り一階に降りると、あの知らない女の人が居た。

(えっ、またあの女の人が居る。本当に俺は二つの世界を行き来しているという事なのか?)俺はそんな事を考えていると、自称母親と名乗るその女の人が話しかけてきた。

[和也、今日終了式があるんだから、頑張ってね。やっと二年生だね。]

俺は思った。

(は?何言ってんだこの人は。俺はまだ三学期になったばっかりだぞ。もし俺が二つの世界を行き来していると言うのなら、こっちの世界と自分が居た世界は異なっているのか?)

俺はこう言った。

[今日体調悪いから学校休む]

そう言って俺は走って自分の部屋に入ってこのようなことを調べてみる事にした。

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ダブルズワールド @irukatoTONBO

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