アグネスタキオンとディープインパクトは、どちらが強いか

第8話

キズナが良いようです。

ダービーを勝ったような鬼脚ではなく、テンから走れる米ダートのストームキャット。

今後の日本競馬は測れません、が。

おそらくはストームキャットを背景にもつ馬が走るでしょう。

キズナは短い距離や1800メートルや2200といった小回りが向くはずです。

ダートでも大物をだすかも。

しかし我々ファンの目は確かです。

ノーザンテースト、サンデーサイレンス、キングカメハメハ。

ハービンジャーやロードカナロアもやはりトニービン、ブライアンズタイム、フジキセキなどの域を抜けません。

ニューヒーローはいつも突然やってくる。気づいたときにはもう遅い。来年はハーツクライ産駒がダービーをとるだろう、もしかしたらそいつが次世代のニューヒーロー。

僕らはいつも気づくのが遅い。 ハーツクライの仔が走りまくった、記憶が失われていくのは早い。

ハーツクライの仔がダービーを勝つだろう。勝ったならそれがニューヒーロー。

もう時代は変わったのだマルゼンスキーはもういない。彼はスペシャルウィークの牝系で生き続ける。

僕の時代も終わりだ。

それは同年代の君たちにも語りかける。

ニューヒーローはうまれるのさ。

何も心配しなくてもよい。

地球の平和と秩序はまだ保たれている。