詩よ、ありがとう

わたしは結構なヘタレなので

クシュンと潰れることが多い

どうにもこうにもならない深い穴に

落ち込んでは這い上がれずに


だけど、そんなわたしに

いつも寄り添ってくれるのが詩だ

わたしのことばは不格好で

それはたどたどしいのだけれど


多分、わたしと一番向き合ってくれる

この厄介なわたしの面倒くささに

それでも見放さずに話しかける

時には励まして、時には慰めて


わたしも詩と話していると

心が落ち着いてくる

そういえばこんな風にずっと

いつも詩はわたしと共にあった


詩よ、ありがとう

今夜もまた助けられたよ

わたしの半身

わたしの想い


涙は言葉で流そう

そして明日はまた笑おう

詩と共に

詩と共に


わたしは誰よりもわたしの為に

今日も詩を書いている

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