少年時代の過ち 2017年04月13日(木)

 小学生に上がったばかり、自分より足の早い女の子をアスファルトで蹴っ躓(けっつまず)かせて、顔から女の子は血を流して倒れた。女の顔を傷つけるなんて最低だったと大学で恋をして初めて気付いた。死ななきゃいけない過去を背負いながら、生きていたいと夜中、真っ暗な部屋で顔を腫(は)らして泣いた。


 ファーストキスも子持ちの人妻で車に子供を待たせてした。


 高校でできた初めての彼女の11はH4がヴァージンを奪った女の子で恋愛関係だったかはわからない。H4は好きだとせがまれて、好きだと言えば抱けるから抱いたと後(あと)で本音を追求した。お互いにダブったりしながらH4は大学時代の最後の学生生活で聞いた話だ。


 そんな初めての彼女だった11はアイプチって言う目のアクセサリーをつけてて、アイプチした顔の方が良いって高校生の私は言ってしまった。私服の11は別人で約束より早く待っててくれたのに、探しても見つけられなかった。それ以降、デートは制服が良いって言ってしまった私。


 この三人の女性と子供が私を殺す計画を立てるなら、私は自由に私を殺して下さいと、跪(ひざまず)かなければならない。個々人ででも、協力されてでも跪(ひざまず)く。


 真剣な気持ちでそう思っています。


 私が決して忘れてはいけない過去です。

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