少年時代の過ち2 2019年01月17日(木)

 気仙沼に帰って来て、昔の事をまた思い出した。


 小学生も低学年、多分1年生の頃だったと思う。◯さんの事を●君と悪戯した事を思い出した。


 体育館に集められて、白熊が出て来るつまらない映画を見せられてる時だった。


 タロジロの話かもしれない。兎に角(とにかく)、極寒(ごっかん)の氷河(ひょうが)の映像を体育着を着て座らされ灯(あかり)を落として見てたんだ。


 前に座ってた◯さんのお尻を●君と突っついた。面白がって触り出したのは私だ。


 ●君にもさせたのは私の入れ知恵だった。


 これは高学年になってからだが、他にもボールを蹴ってお腹に当てて絶交になった人も居たし、中学年の時は空気をパンパンに入れたボールをガラス壁に当てて門構(もんがま)えの縁(ふち)を壊してしまった事もあった。


 みんなが虐(いじ)めてるエホバの証人の男の子を休み時間、一発殴るのを指示した事もあった。


 20代後半にかけてまでそうだが、私はプライドの高い、一丁前(いっちょまえ)な振りするのが大好きな高慢(こうまん)な男だったように思う。現実がズレて行かなきゃ謙虚(けんきょ)な気持ちや謝罪を口にするようになる男じゃなかった。なんにだって文句をつけて世の中間違ってる。私の方が正しい。と気取って生きてた。


 気仙沼に帰って来て、幻聴が僅(わず)かに再開して来た。それは恐ろしいものである。


 私はマスターベーションの時、大勢の女に囲まれ、かしずかれ、思いの儘(まま)になる妄想(もうそう)に耽(ふけ)ってばかりいた。その中に彼女の姿は居ない。適当に顔好きする芸能人を4人も5人も挙げつらって、まだ何千人って自分を待ってる美女を恣(ほしいまま)にできる圧倒的な財力と権威(けんい)と地位と人気を手にしてる、所謂(いわゆる)とにかく天井無しにモテてる所を想像しないとヌけなかった。


 そして逆に、彼女に対しては自分の思いには正直になれず、大勢の男に汚されている場面を想像して禁忌(きんき)の情欲(じょうよく)で果ててた。


 これを覚えたのは20代も前半の頃で初潮(しょちょう)を経験してから、眠れない時は疲れて眠ってしまえるので、奥の手として自分の脳内に焼き付いてしまっていたのだ。


 素直にお互い一人同士で愛し合う所を想像してヌけたのなんて生涯(しょうがい)で数えて両手で足りるくらいしか経験してない。


 そこで幻聴はこう言ってきた。◯◯◯◯は死にました。と。2019年平成31年1月13日深夜14日早朝にかけて、私のせいで、彼女は死んだとお告げがあったのだ。


 それから私は自慰行為に躊躇(ちゅうちょ)して、頭の中ならなんでも有り、と言う今までの思考回路ではいられなくなった。


 私が自慰行為をすれば、幻聴は揚げ足を取るように彼女を殺すだろう。


 嘘であって欲しいし、もし仮に彼女が私のせいで死んだのなら、自慰行為しない事で真心で彼女を悼(いた)み、弔(とむら)う事になるからだ。


 興信所(こうしんじょ)を検索して見たが、着手金から成功報酬と、貯金を全て投げ打たない限り確認の手段が無い。嘘であって欲しい、生きていて下さいと願うばかりだ。



 新元号が4月1日に天皇陛下から発表される事が政府の方針で発表されたのは今年の元日だった。私は新元号を当てた人として有名になったりモテたりお金を手にしたりと言う妄想(もうそう)が大好きだった。


 影の時代の名付け親なんてカッコいいと。


 でも、最近は左翼の人の意見もTwitterで散見(さんけん)する。


 天皇 戦中 戦後 で調べて下さいと。


 調べると昭和天皇ほど戦争を知り尽くしそれで財を成し遂げた人は居ないと出て来るではないか。


 尊敬してた陛下や皇室のある国体への愛国心も揺らいだ。


 13血族あるロスチャイルド家の上層部の王家や貴族となんら変わらないではないか。


 戦争ほど儲けられるビジネスは無いと言う、今の社会に風穴を空けたかった私のTシャツ。


 明治天皇すり替え説の反証もあるのか無いのかわからない。


 前の記事でも記した通り、天皇陛下だろうが私だろうが、幾数千年(いくすうせんねん)前まで先祖が辿(たど)れるから現存してる事は生きていると言う事で実証されている。それは誰にしろ言える事なのだ。


 そんなに仰ぎ見なくても、別に蔑(さげす)む必要も無いが人として対等に見て良いのだ。


 もし、次の時代が戦乱に及ぶ世の中になるなら、それを先導する為政者(いせいしゃ)達やそれで儲ける王家や貴族、そこに一枚皇室も噛(か)むなら、反対するのが人の道理だろう。


 仮定の話が多すぎたがとにかくこう言う事だ。


 私は平和を懇願(こんがん)する一市民でありたい。


 有名にならなくても良い。


 飢え死にしないくらいは食べれて、稼ぎも家が回る最低限度の稼ぎしか無くて良い。


 まぁそうすれば、結婚とか、諦めなくてはいけないが、一生独身で構わない。


 親をきちんと看取って、障害はあるけど、少しは働いて稼いで、それで良い。


 コーヒーとタバコがあれば良い。


 休みと仕事があれば良い。


 有名にならなくても、お金に恵まれなくても、尊敬されなくても、人気が出なくても、異性にモテなくても、彼女から嫌われても、忘れられてても良い。生きていてくれればそれで良い。


 愛の20編の詩も、4対の辞世の句も残っていなくて構わない。


 世界中が平和で満たされる世の中が次の時代に訪れる事を祈って新元号を待っている。


 当たらなくて良い。平和になれば。それで良い。当たっても、平和であって欲しい。


 幻聴で聞こえる良いことも悪いことも、幻なんだから。現実に地球上から戦争や虐(いじ)めや事件や事故や、その他(た)悪い事の一切合切(いっさいがっさい)が無くなって欲しい。


 それが、私にとって成功すると言う事だ。


 絶対成功するんだ。と毎日念仏のように唱えて、これからを生きていく。

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