高校時代6 2014-01-17

 おはようございます。4連勤が終わり、今日1日休みをもらってます。


 ですから昼過ぎまで寝てました。明日の今頃はまた仕事ですね。


 冬の芥川賞・直木賞が発表されましたね。趣味に読書少々と書いているんですが芥川賞・直木賞の作品なんかはここ数年の話ですが、追っかけて読んでいます。


 まぁ、夏の受賞だけでしたけど、今回は冬の受賞作も読んでみましょうかねぇ。


 芥川賞より直木賞の方が読みやすくて面白いのが定番です。


 『abさんご』なんかは甚(はなは)だ読みにくかったし、読解できませんでした。(笑)


 でも、芥川賞・直木賞は文庫になってないからハードカバーなんですよね。


 読みにくいのと高いのとで、ちょっと敬遠したいところもあります。



 さて、バイトの先輩に声をかけられたって話ですが女性から誘われるって経験は初めてでした。失恋したてだったこともあるでしょう。


 私はあっさりその誘いに乗り、仙台フォーラス前で待ち合わせをします。


 シップスで買ったPコートにコートに揃えて買ったマフラーに身を包み、洒落込んで出かけました。


 バイトの先輩は一人女性の友達を連れて来て、一緒にカラオケBOXに行くことになるんですが込んでて入れないってことで急遽(きゅうきょ)家呑みになって、先輩のアパートへと自転車で行くことになりました。


 今思えば、ここで断っておけばよかったのです。


 年上の看護学校に通ってる先輩でしたが、顔は大きくてのっぺりしててお世辞にも美人とは呼べる人ではなかったのです。先輩の家でJINROを開けて、三人でその日のうちに飲みきりました。私は酔いつぶれて、裸になって抱きつこうとするも拒まれもう一人の女に抱きつくも、もう一人よりはその先輩の方がよくてナニをしごいたりしてました。キャーって言われたの覚えてます。


 けど、それくらいまでしか記憶はなくて次の瞬間、冷えた空気を浴びて立っていました。



 どうやらゲロ吐いたようなのです。寝ゲロって奴です。


 喉に詰まったら危なかったと後で聞くことになりますが、さすが看護師の卵だけあって介抱は上手だったようです。脱がされて立っていたら、意識を取り戻しました。



 キスくらいはしてたのかな?してなかったのかな?もう覚えていませんが2番目くらいに消したい過去の一つです。



 よくよく聞くと、コンビニで働いてる男とはその人全員と吞んでて連れ込み魔だったようです。他の女性店員にあの人と吞んだの?なんて聞かれてうっかりはいって言ってしまったことをその先輩は怒り、好奇なまなざしで見られるようになり職場に居づらくもなりました。



 親友のM3もあの人と吞んだのって?その顔見て笑ってました。


 最低です。好きな女性はいるのに、その人に後ろめたい過去を作ってしまいモチベーションもガタガタでした。日記に後悔の念を綴り、特にどうしたってこともありませんが、それから気まずいのとサッカー部が忙しくなって来たのを理由に辞めることになります。


 実は練習中に足を怪我したんです。剥離骨折になっているって言われて


 松葉杖はつかず学校にも通ってテーピングしながら部活もやってはいるのですが、仕事はやらないなんて贅沢、通用するはずないんですが長く休ませてもらっている間に自然解雇という形になりました。



 まぁ、職場の人と仲良くするのも考えものなんだなってことがわかったのはいいことだったかもしれません。



 そうこうしてるうちに、部活の方は選手権の予選が始まり、ここで負けると


 後(あと)は、引退だけを残すことになります。


 バイトのことは一旦忘れて、最後にサッカーに打ち込みはじめました。


 この頃になると新入部員なんかも1年生で入って来てうちのサッカー部も大所帯になりました。


 いい2年生をどうレギュラーで起用するかなんかを放課後部室で話し合ったり意見が合わないと一触即発なムードになることもありました。


 キャプテンとなったT6君は面倒見よく、部員たちをよく束ねていたと思います。



 この頃になると進路のことも考え始め、進学校だったこともありみんな勉強にも必死に打ち込み始めます。


 私もまともに勝負したんじゃ勝ち目の無い受験について考え始めるようになりました。


 私は他の生徒と違って、何も深めたい学業も見つからないまま、みんな受験するから私もというふうに受験勉強する人たちが理解できませんでした。


 大学生には普通になるっていう将来ヴィジョンです。


 まぁ、普通に大学生になれる見込みがなかっただけかもしれませんがその頃に興味のあることと言ったら洋服とかオシャレのことだけだった私はその方向で進路を考えました。



 洋服を勉強する進学先というと専門学校がみなさん頭にあがるでしょうが学問領域でいうと、家政学の被服科に当たります。


 大学を調べると、女子大ばっかりなんです。なんだ男はもともと入れないのか?なんて諦(あきら)めていた所、近年、共学化した服飾大学というのを1件だけ見つけてそこに決めました。



 だってAO入試で半分以上生徒を取るし、受験科目は現代国語と英語又はデッサンの選択。


 2教科しかないのならまだ間に合うと思ったからでした。



 そうか、私はミシンを踏むんだな。絵の勉強もしなければならない。


 授業は女性服だけで男性服はやらないのか、などと色々考えつつも自分の服は自分で作ったものだけ着るようなオシャレというのに憧れたりもしました。


 そんな服飾ライフが頭を過(よぎ)り、胸を熱くさせてたんです。



 女性の身体を基調とした芸術なんだと。絵画よりも高尚なものがファッションだと捉えるようにもなりました。サッカー選手にはなれなかったけど、夢の第2章を開くには打って付けの分野だと、やりがいを感じるようになります。



 志望校が決まって、俄然(がぜん)、やる気が漲(みなぎ)ってました。


 そんなわけで、私はファッションの道を志します。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る