高校時代2 2014-01-13
おはようございます。今日はお腹が空いて目が覚めました。
夢もステーキやハンバーガーを食べようとしてるところで目が覚めてダイエットの影響なんでしょうか。やっぱもっと食べたいんですね。
でも、まだ頑張ります。大食いはもうしないんです。
朝ご飯としてホットドックとおにぎりをコンビニで買って食べました。
寒いですね。
さて、お洒落(おしゃれ)に目覚めたと書きましたが、発端は中学生くらいにまで遡(さかのぼ)ります。
3年間クラスが一緒だったK6君が三年生の冬に着て来たコートがビューティビーストだったんです。
オシャレな人はみんな体操服をビームスのショッパーバックに入れて来たし、女子の人気の靴下はヴィヴィアン・ウエストウッドでした。
サッカーで一つ先輩のS3君はオレンジのダッフルコートにレッドウィングを履いてましたしS2君もN3君もみんなオシャレでギャルソンがどうとか、ネイバーフッドがどうとかみんなエナメルの運動カバンだったのにポーターのバッグで練習に来たり、stussyの偽物がどうとか中学時代にもうブランドの話がチラホラ出ていて、なんのことかわからなかったんですけど興味はありました。
初めて洋服を一人で買ったのも中学生の頃で、地元の街に出来たばかりの古着屋さんで渋い赤と緑のタータンチェックのシャツと薄茶色のTシャツ、黄土色のstussyのパーカーを買って母に、これ穴が空いてるから返して来なさい。なんて言われてました。
修学旅行は原宿で洋服を買うのが一番の楽しみだったし、高校の入学祝いにもらったお金で茶色のスプリングコートをアバハウスで買いました。女性店員さんに乗せられて買った感は否めなかったけど、もう、この頃から街に出て自分で洋服を買うようになってたんですね。
初めて買った雑誌は『smart』や『fineboys』でしたし、中高生みんながオシャレに目覚めるのと同じくして、私も服に興味を持ち始めました。高校が私服だったこともその傾向に拍車をかけ、高校の同窓生はアルマーニで入学式に来る奴もいたし、8万もするジャケットを親父から借りて来たなんて奴もいて、唖然(あぜん)でした。高校1年生、特にH4って奴の身につけるファッションアイテムは高額なブランドラインで、H4に店の場所聞いて、ウィンドウズショッピングに一人で仙台の街をブラブラし始めたのもこの頃です。
ふとある日、高校近くのコンビニでいつも通り男性ファッション誌を手に取っていた時、偶然にも置いてあったコレクション誌の『モードェモード』を手に取ったんです。
アレキサンダー・マックイーンやヴィクター&ロルフにフセイン・チャラヤン。
なんだこれは、なんだこれは。と度肝を抜かれました。
ファッションってこんなに造形的で、技巧的で、芸術的なんだ。なんて自由なんだ。と衝撃を打たれた瞬間でした。それから『モードェモード』を自分で買うようになって好きな写真に印をつけ始めたりしました。
溜まって来た男性誌を切り抜いてファイルブックを作ったり、買って来た古着に裾を折って紐を通してみたり、なんていうか自己流で簡単なリメイクですね。
サッカーを辞めて余った時間は街歩きだったり、そういう時間に消費し始めました。
ほとんどはやる気を失って、早めに学校帰って来て、ドラマの再放送~深夜番組まで見て学校に遅れて行くっていう生活スタイルになっちゃってたんですけどまぁ、そういうこともあったんです。
太りましたし、サッカーを辞めたからといって勉強が良くなるわけじゃありませんでした。
半年くらいぼーっとしたんですね。パンパンの太ももにポール・スミスで買った星形のポケットのジーンズに、何年も来たナイチチの復刻版のパーカーを着てましたっけ。
このままじゃダメだなぁと、あまりにも格好悪かった私服が漸(ようや)くまともになりだした頃、野球部の監督に野球やらないかと誘われたり、陸上部に入らないかと誘われたりした事もありました。
交友関係で言いますと、一年生の時にはMと仲が良くて、『モーニング娘。』のライブに一緒に行ったこともありました。石川梨華さんの大ファンで、それまでに行ったことのあるコンサートがTLCの『Dragon Ash』のライブだったんで全席スタンディングで前の方に前の方に行こうと入り乱れるライブでしたので『モーニング娘。』の時もそんな感じで前に行ったんですが『モーニング娘。』の方は全席指定で椅子が置いてあるライブで、勝手に前に行く客なんて私しか居ませんでした。手すりに上(あが)って大声だして最後まで石川梨華さんの名前を叫んで周辺にいる客、コンサートスタッフには大顰蹙(だいひんしゅく)でした。空気が読めないんですね。
Mも引いてました。私の中で消したい過去No.1かもしれません。
2年生になると、サッカー部に入り、今度は試合に出られる環境で、今度は夢どうこうじゃなくてサッカーを純粋に楽しもうと思って、もう一度サッカーを始めました。サッカー部の次期キャプテン候補のT6君が誘ってくれたのも大きかったしクラス担任の○○先生がサッカー部の顧問だったことも大きかったです。
○○先生は3年間、私を見守ってくれた恩師であります。
この頃になるとなんだかゆっくりしてるのも燻(くすぶ)って来て色々なことに手を出し始めます。
文化祭の委員をやったり、部活もまた始まったし、文化祭の後(あと)はバイトを始めたりします。
高校生活も板について充実し始めた頃でした。
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