第2話 始まり
「今までありがとうございました」
「いいのよ、暇があったらまた来なさいよ」
「はい、では、」(ガラガラ)
天宮 神才 18才 18才になれば集会場でクエストに行ける為、
今日から行くところだ。
「はぁ、やっとクエストに行ける」
10分後 集会所道中
「きゃあ!」
「おいさっさと金出せよ!」
「だれか、う..助けてー!」
「わめくな!」
「きゃあ、助けてよ!」
(集会所道中で金を奪われる事件が多発してるらしいが、犯人はこいつらだったか周りの奴らは助けないのか?)
「おい、通行の邪魔だ、どけ」
「あ?お前だれだよ」
「俺か?俺は天才だ!」
「ふ、フハハ、笑わせんなよ、なんだよ天才って
なんの真似だよガキ!」
「ったく、ここの奴らはガキしか言わないな」
「何ごちゃごちゃ言ってんだよ、殺すぞ?」
「やれるものならやってみろ」
「なめんなよ、ガキがー!」
"アイスソード"
男がそう唱えた瞬間氷の剣が現れた、
「ハハハハハ、死ね死ね死ね死ね死ね!」
「弱いな、そんなものだったら俺が3歳の時に
使ってたやつの方が強いぞ?」
「ふ、バカ言うんじゃねぇよ、これは俺が
10年練習してできた代物だぞ?
お前が3歳の時にやったやつとは比べ物にならん
はぁぁ!」
男が思いっきりけんを振り落とした
"パリン"何かが折れるような音がした
「な、なんだと、俺の最高傑作を素手で!?」
「弱いな、弱すぎる」
「く、クソーーー!
"アイスバレット"
そう男が唱えると氷の破片が無数に飛んできた
「甘いな、"ファイアーストーム"」
神才がそう唱えると、氷の無数の破片が
一瞬にして消えた。
「そ、そんなバカな事があるか、
こんなガキに...!?
まさか、お前は天才少年、天宮 神才か!?」
「へぇ、俺のこと知ってるんだ?」
「お願いします、命だけは、お願いします!」
「"ファイアーストーム"」
そう唱えると、男の服と髪が燃え尽き、持っていた装備も全て燃え尽きた
「これで許してやる」
「俺の装備が~」
「あ、あの、助けていただいてありがとうございます!」
「気にするな、じゃあ、俺忙しいから」
「あ、待ってください、あなた今から集会場に行くんですよね?」
「なんで知ってる」
「だって、その地図集会場に行く道ですよね?」
「あ~そう言うことか、それで気づいたんだな
で、集会場に行くが、何の用だ」
「私も今日からクエストに行くので、私と
パーティ組みませんか?」
「え?嫌だ」
天才だからしょうがない @ZX10054
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