天才だからしょうがない

@ZX10054

第1話 きっかけ

とある魔法使いの世界があった。

そこの、町外れの小さな村に天宮 神才という少年がいた。

その少年は、生まれて1ヶ月で歩けるようになり、

2ヶ月で喋れるようになり、半年も経てば、

文字も書けていた。


そんな天才少年がいると世に知られたときは、

神才は、もう3才になっていた。

その年の頃、

高く売れると、人身売買もしていた、

世界最強の組織 ブラックハンズが神祭を

奪いに来た、その時神才は寝ていて、

人身売買が来たのに気づかなかった、

両親は、神才を守ろうと必死に抵抗して、

人身売買にきた男に殺された。

その悲鳴に気づいた神才は、

両親を驚かそうと勉強していた氷魔法を

発動した。

"アイスニードル"

神才がそう唱えると、氷の針が次々に飛んでいき

一瞬で男を動けないように固定した。

「っぐ、なん..だよ、ガキの...くせに!」

そう言った男に神祭は近寄りこう言った、

"「僕は天才だ」"

「な..なにが天才だ、ガキが!」

「そんなことより、この命令を出したのは誰だ」

「ふ、言うわけないだろ」

「そうか、なら今すぐにでもバラバラに

してやろうか?」

「う、うぅ...分かったよ、鈴木 薫という男だ、

鈴木 薫は、俺たちの組織のリーダーだ

仇を取ろうたって無駄だぞ、あいつには

誰も勝てねぇ、それを知っているから俺たちは

この組織に入ってるんだ、幹部以外の人間は

みんな、脅されて入った奴らだ、

これでいいか、」

「あぁ、十分だ、そいつを殺せば済む話だろ?」

「おいおい、話聞いてたかよ!無駄だって、

死ぬだけだぞ!」

大丈夫だ、言っただろう、僕は"天才だと"」

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