第3話

とある宇宙飛行士がいた。


彼は大東亜戦争を生き抜いた飛行士だった。


当時、誰もが苦しんでいた。


我々は口をつぐんだ。


死とは恐ろしいものだ。


我々は当時、爆弾にも似たものを見付けた。


それは死だった。魚雷でも地雷でも変わりなかった。海に沈んでも地表にあってもやはり変わりない


我々は口をつぐんだのちに、口を開いた。その先に、もしその先に、道があれば良いと。

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