第4話 天職とステータスと召喚された理由

 第二皇女は目を伏せ、語り始めた。


「まず、皆様をお呼びした理由は、現れた魔王を討伐し、この世に平和をもたらして貰うためです。」


 魔王と来たか、まぁテンプレだよな。

 しかし、『再び現れた』ってことは…


「実は過去、何度も魔王は現れているのです。その度に先人達は各地の英雄と呼ばれる者たちを募り、魔王を討ち滅ぼしてきました。しかし、それでも討つことの出来ない魔王が居ました。その度に行われたのが勇者召喚です。」


 第二皇女は少し間を開けると再び語り始める。


「今回も、残念なことですが、我々の手に負えない魔王が現れてしまいました。もう既に決して少なくない犠牲が出てしまっています。ですので、どうか、皆様の力をお貸し願いたいのです。」


 彼女は懇願するように俺達に頭を下げてくる。

 今のところ、話の内容に違和感は無い。だがその前に気になる事がある。これだけは聞かなくては。


「あの、魔王云々の話の前に、俺達、ちゃんと元の世界に帰れるんですよね?」


 すると第二皇女は申し訳なさそうに目を逸らすと、とても言い辛いかのように押し黙る。


「チッ」 ──んん?



「いえ、その、大変申し上げにくいのですが、我が国に勇者を召喚する方法は伝わっていても、帰還させる方法は伝わっていないのです。」


 頭が真っ白になった。は?え?帰れない?勝手に召喚しておいて?帰す方法を知らない?ふざけてんの?そんな状況で、知りもしない世界の赤の他人の為に命をかけて魔王を倒す?バカなの?最近のブラック企業でもアフターケアはバッチリ(のはず)だよ?本当にバカなんじゃねぇの?

 その混乱は俺だけではないようで、他の奴らも、今の発言を理解し始めたのか騒ぎ始める。


「はぁ!?ンだそれ!ふざけてんじゃねぇぞ!」

「そうよ!帰してよ!私たちを元の場所に帰してよォ!!」


 そんな悲鳴のようなざわめき出した俺達を第二皇女は一喝する。


「落ち着いてください!」


 その声と気迫に気圧され、俺達は押し黙る。

 そんな中、彼女は諭すように話す。


「帰還の方法は、我々には伝わっておりません。ですが、魔王なら知っている可能性があります。」


 えぇ……胡散臭すぎでは…そこまでご都合主義なわけないでしょう…


「皆様の帰還の方法を知るためにも、この世界のためにも、どうか、戦っていただけないでしょうか。」


 第二皇女は胸の前で手を組み、少しだけ上目遣いになって祈るように懇願してくる。


【魅了魔法を抵抗レジストしました】


 ──っん?何か、今、パチってしたような…

 てか、あれどう見ても色仕掛けじゃん……

 そんなもん通じるわけ──


「俺はやる!困っている人々を見捨てる訳にはいかない!それに、帰る方法もあるんだしな!」


 はっ?えっ?何言ってんの神代あのバカは?


「そう、よね。やりましょう!」

「おう!やってやるさ!」


 神代の周りにいたヤツらもそれに同調するように叫び始める。

 何でなの?おかしいよね?なんだこいつらいきなり……

 そう思っているのは俺だけではないようで、周りの突然の変わりように疑問を持っているようだ。

 ごく少数ではあるが。

 しかし、悲しいかな。俺達は現代の日本の若者。

 ハイパー事なかれ主義である。今、この状況で反論の声を上げて目立つような事をするはずがない。

 もちろん、俺も。


「皆様…ありがとうございます…」


 第二皇女は手で顔を覆い、感無量といった様子で

 感謝の言葉を口にしている。

 俺にはそれが、どう見ても、白々しく見えた。

 そんな中、真面目そうな女子生徒が挙手し質問した。


「あの、そもそも魔王とは何者なんですか?」


 それを聞いた第二皇女は少し複雑そうに答える。


「魔王とは、魔物の中でも特に力を持ち賢いもののことを指す言葉。」


『でした』?それに、魔物?


「魔物とは通常の獣が魔力を含むものを食べたり、魔素の濃い地域で生まれた生物のことです。」


 第二皇女は一拍置いて、また話し出す。


「魔素とは空気に含まれる物質のことです。魔力とはその魔素が生物の体内に入ったもののことを指します。」

「あの、先程、『でした』とおっしゃいましたよね。ということは…」

「えぇ今までの魔王は魔物の突然変異体の様なものでしたが、今回の魔王は、元、人間です。」


 その発言に何人かが息を飲む。

 まぁ予想はしてた。当たって欲しくなかったけど。


「魔王は通常、魔素の濃い地域で突然変異を起こした強力な魔物が知恵をつけ、強大な軍団を作り、人類や他の種族を滅ぼそうとする。そういう存在でした。」


 また『でした』ね、今度はなんだ?人間が突然変異でも起こしたか?


「彼の者は禁忌魔法を使用し、『』しました。『魔堕ち』とは禁忌魔法を使用し、変異した者のことを指します。その変異したもの達を我々は『魔族』と呼びます。なので本来ならばそれだけで済んだのです。禁忌に手を出し、『魔族』となったものが現れた。それだけで…」


 第二皇女は心底苦々しという風に言った。


「唯一違った点は、彼の者が、異界の勇者だった点です。」


 異界の勇者……つまり、俺らと同じ様なやつってことか……


「異界の勇者が魔堕ちするというのは前代未聞のことでした。その為、対応が遅れ、あの者の強大な力に抗うことができずに、このような事態に…」


 なるほど、勇者が魔族とやらになるとそれこそ魔王みたいなもんになるのか。

 そこで、質問が飛ぶ


「なぁ、さっき禁忌がどうとかって言ってたけど具体的に何したんだよ」


 おいおい、タメ口かよ。相手はこの国の皇女なんだし、一応敬語使えよ。

 そんな割と失礼に当たりそうな質問のしかたでも第二皇女は答える。


「禁忌魔法とはその名の通り禁忌とされている魔法です。邪神を召喚する魔法、邪神に力を借りるための生贄の魔法、他にも人工的に魔法を作り出す魔法も禁忌とされています。」

「死者を操るとかも禁忌なのか?」

「いえ、死者を操る魔法は闇魔法に当たります。」


 死者を操るって割と禁忌っぽいんだが、区別の仕方がよく分からんな。


「そして、彼の者は邪神を召喚し、その力を吸収しました。さらにそこに禁忌魔法の代償の魔堕ちにより変異し強大な力を得ました。」


 邪神の力を吸収ってマジか…これもう勝てないんじゃね?


「まずは一年間、この世界の事を学んでいただいたり、訓練をしていただきます。」


 一年も?さすがに長い気がするが…

 そんな俺の考えを読んだわけでもあるまいが、第二皇女がその答えを出す。


「いまは、他の国家の協力により魔王の力を抑えることが出来ています。ですが、それが破られるのも時間の問題、なので勇者様方には一刻も早く力をつけて頂きたいのです。」


 なるなど、そのための一年か。


「まずは、できるだけ効率的に訓練を行うため皆様の天職とステータスを調べさせていただきます。」


 第二皇女はそう言うとメイドさんに先程の器具を持ってこさせ、準備を始める。

 

 その間にメイドさんの一人からの説明が入る。

 その説明によると、あの謎の器具の玉の部分に血を一滴垂らすことで、『天職』と『ステータス』を調べることができるらしい。どういう原理だよ。

『天職』とは召喚された勇者が神から与えられた職業らしい、今までの数々の『天職』が確認されたらしいが、被りは無く、全て強力なものが多かったらしい。

『ステータス』とは勇者の強さを示す指標で

 レベルが上がると強くなる。

 まぁテンプレな異世界ものって感じだな、天職もステータスもRPGでよくあるやつだ。

 その事に気づいているのか他の奴らもどこかソワソワしている。

 と、メイドの一人が器具の下部にカードをセットした状態でやってくる。


「準備が完了しました。最初の方、どうぞ。」


 そう声がかかるものの誰も行こうとしない。目で牽制し合い、トップバッターを押し付けようとしている。

 ──そこへ、やはりあの男が名乗り出る。


「俺が行く。」


 もはやテンプレとなりつつある神代である。


「では、この測定器の玉の部分に血を垂らしてください。」


 器具を持っているメイドの隣に立った第二皇女が別のメイドから小ぶりのナイフを受け取り神代に手渡す。

 神代は覚悟を決めたようにグッと歯を食いしばりナイフを親指に押し付けるようにして切る。

 そして出た血を器具の玉の部分へ血を垂らす。



 すると器具の玉が発行を始め、そこから細い光が出て、カードに照射され何かを書き込むように動く。


 書き込みが終わったのか、光がおさまる。

 メイドの一人がカードを取り出し神代へ恭しく差し出す。

 あれ?今内容見なかった?


「どうぞ、コウジロ様。貴方様のカードです。」


 名前確認の為に見た…ってわけじゃないよな。

 こっちの世界にも完全記憶能力のようなものがあるんだったら、そういうことだよな。


「天職とステータスをご確認ください。それが、貴方様の使命となります。」


 第二皇女のその言葉に神代だけじゃなく、周りの人間も固唾を飲んで見守る。

 神代は何かしらの覚悟を決めた目をし、チラッと榊原を見やると、自分の天職を明かす。


「俺の、俺の天職は、『神聖騎士』です。」


 その言葉に周囲がどよめく。


「騎士だってよ、カッケー」

「さすが神代って感じだな」

「ステキ…」

「神聖?ローマ帝国??」


 こちら側からはこんな声が聞こえてくる。

 尊敬の目で見ている者もいれば、納得する者や

 キラキラとした目で神代を見つめる女子もいる。

 いや、最後のなんだよ。誰だよ。

 それに比べあちら側は。


「神聖騎士か、騎士リッターの職を持つものはこちら側にもいるが神聖か」

「さらに天職という点もあります。こちらの騎士とは一線を画す力を持っているはずです。」

「私は神聖というところが気になります。もしかしたら彼の魔堕ち共に効果的な属性かもしれません。」

「やだ、中々イケメンじゃない。」


 どっちかって言うと分析してる感じかな。

 あ、何かメモってる人いる。

 リッター、というと騎士だよな。こっちにはそんな職業もあるのか。あと属性がどうとかって言ってるな、魔堕ちした奴らにも弱点はあるのかな?

 あと最後のなんだよ、男の声だったぞ、あれ。

 まぁやっぱり神代は主人公ポジだよな。

 すると第二皇女が一歩前へ出て。


「『神聖騎士』素晴らしい天職です。コウジロ様、貴方様のご活躍を期待しております。」


 と言って微笑んだ。


 ♢

 一人が出たらあとはもう早い。次は俺だ、私だと

 我先にと向かい出す。

 俺は最後の方でいいや、と最後尾へ向かおうとするとザワっと神代の時よりも大きなどよめきが起こる。

 何事かと振り返ってみるとクラスのやつらが前を見てポカーンとしている。

 改めて見ると、そこには榊原。

 そして、榊原の前で跪く第二皇女の姿があった。

 ──は?え、いやマジで何事?

 俺が混乱していると第二皇女が跪いた状態で

 話し出す。


「貴女様を心よりお待ちしておりました。。」


 真の、勇者。あ、読めたわ。

 そんな俺の心境とは真逆に榊原は傍目に見てもかなりパニクっている。

 そりゃそうだろう、この国の姫と言っていた人がいきなり自分に向かって跪いたのだ、パニクらない訳が無い。

 榊原はとても焦りながら言い募る。


「あ、あの、頭を上げてください。それに、真の勇者?何かの間違いなんじゃないですか?」


 その言葉を聞いても第二皇女は跪いたまま答える。


「いいえ、サカキバラ様。貴女様が神より与えられた天職は『勇者』。この天職をもつ貴女様こそが真の救世主と成り得るのです。」

「いや、それは…ともかく頭を上げて下さい。」

「ですが、いえ、分かりました。」


 そう言うと第二皇女は立ち上がり言う。


「『勇者』サカキバラ様。どうか、我らをお救い下さい。」


 榊原はその言葉に気圧されたかのように少し後ずさるがやがて覚悟を決めたように宣言する。


「分かりました。力になれるかは分かりませんが、やれるだけやってみます。」


 向こう側の人達から歓声があがる。

 こちら側はなんかヒソヒソ言ってる。


「榊原さん、勇者だって。凄いよね。」

「俺、あいつとなら戦えるかも。」

「ていうか神代君と榊原さん、騎士と勇者でもっとお似合いになったじゃん。」


 どいつもこいつも覚悟を決めたような顔をしている。あの人がやるなら私もってか?アホくさ。

 女勇者か、ラノベにありそう。

 そんな事を考えていて、気づく。

 ──待てよ?神代が騎士で?榊原が勇者?

 あれ?あれあれあれ?神代、思いっきり主人公ポジに居たと思ってたけど、榊原にとられてね?


「フヒッ」


 変な笑いが漏れた。それも仕方の無いことだろう神代、なんて滑稽なんだ。

 しかもさっき自分が騎士だってわかった瞬間、榊原見てたもんなぁ、こんな訳の分からない場所に連れてこられ、戸惑っている(と思っている)榊原を守るのは俺だと言わんばかりの顔してたもんなぁ。

 あ、いかん、そう考えるとまた笑えてきた。


「フヒッ、フヒヒ」


 なんとか抑えようとしてみるも笑いは収まらない。

 と、そこへ松富先生が呆れた顔をしながら近づいてくる。


「おい、黒川。ご機嫌なところあれなんだが、今のお前かなり不気味だぞ。」


 あ、いけね。

 先生の声に我に返り、なんとか呼吸をおちつける。


「すいません、先生」

「いや、収まったならいいが、大丈夫か?」

「えぇ、大丈夫です。ご心配おかけしました。」


 先生は気にするな、と言いつつ去っていく。

 ああやって歩き回って生徒の状態を確認してるんだろうな、いい先生だよ本当に。

 そんなことをしているうちに孝太の番が来る。


「よっし、行ってくるわ。」

「あぁ、いってら」

「頑張ってね、こうくん!」


 萩野さん、頑張るポイントないよ?

 孝太はおっかなびっくりナイフで指を切り

 血を垂らし、カードを受け取る。

 そして、恐る恐るカードを確認する。

 カードを見て目を見開き、カードを渡したメイドに軽く一礼するとこちらへ歩いてくる。

 さて、孝太の天職は何かな?


「よぉ、どうだった?」

「あぁ、俺の天職は『忍者』だ。」


 忍者ときたか、そういうのもあるのね。

 でも、忍者か。やっぱり忍法とか使えたりするのだろうか。影に潜ったり、火を吐いたり、増えたり。


「じゃあ、次、私行くね?」


 少しワクワクしながら考えていると、萩野さんがそう言って器具の前まで歩いていく。

 かなり怖々とナイフで指を切り、一連の作業を済ませ、こちらへ戻ってくる。

 なぜか孝太が緊張した顔をしながら聞く。


「江美、大丈夫か?ど、どうだった?」


 これ本人より緊張してるのでは?


「全然平気だったよ。ナイフはちょっと怖かったけど。」


 そりゃ、怖いよな、指切るわけだし。

 ってか切った所の消毒とかしといた方がいいよな。


「あ、そういや指どうなってんの?消毒とかは…」

「ん?あぁいや大丈夫だよ。器具に垂らした後なんか勝手に治ったから。な、江美。」

「うん、なんかスーッて治ったよ。心配してくれてありがとう、黒川くん」


 なんだそりゃ、ナイフに治癒効果でも付いてんのか。


「そういえば、萩野さん、天職は?」

「そうだった、江美、教えてくれよ」


 すっかり忘れてたぜ。


「あ、うん。私の天職は『巫女』だったよ。」


 ほぅ、巫女。なんかしっくりくるな。

 そう思ったのは孝太も同じようで、なんかしたり顔で頷いている。

 なんだこいつ。

 そんな事を考えていると、声がかかる。


「まだ、調べていない方はいらっしゃいませんか?

 いらっしゃらないようでしたら、次へ移ろうと思うのですが。」


 あ、やべ。


「すいません、自分まだです。」

「あぁ、すまない。私もしていない。」


 先生もか。じゃあ譲ろう。


「先生、先どうぞ。」

「ん?黒川もか。いいのか?」

「えぇ、レディファーストですよ。」


 先生もうレディって年齢でもないけどな。

 しかし、先生はレディと言われて嬉しかったのか若干ニヤニヤしている。


「そ、そうか?じゃあ先にやろう。」


 先生は物怖じした様子なく一連の作業を済ませ、

 カードを受け取る。

 かっけぇ。


「先生、どうでした?」

「切るのは思ったより痛くなかったぞ」


 いや、そっちじゃなくて。

 その考えは顔にも出ていたようで先生は笑いながら


「冗談だ。私は『参謀長』だった。」


 と教えてくれた。

 参謀長…なんか頭良さそうだな。(小並感)

 あとマルチタスクに優れてそう。知らんけど。

 じゃ、俺も行きますかね。


「じゃあいってきます。」

「うん、ナイフにビビったりするなよ?あとやっぱり切ると結構痛い。」


 うん、知ってた。


「大丈夫ですよ。(包丁で)指を切るのは慣れてます。」

「えっ…」


 軽く引かれそうなことを言って器具の前まで来る、と、近く立っていたメイドさんがナイフを渡してくる。

 へぇ、遠目じゃわからなかったけどこのナイフもかなり繊細な細工がされてるな。こりゃこちらの世界の技術力はかなり高そうだ。

 そう考えつつ、指を切る。

 プツッという感触の後に血が溢れてくる。

 そこへ、音もなく近づいてきたメイドさんが俺の手からナイフを取ると、別のメイドさんが器具を差し出してくる。


「あ、ありがとうございます。」



 ナイフを取ったメイドさんは軽く礼をすると

 早くするよう、目でこちらを促してくる。

 それに促されるまま、指を器具に押し付けた。

 すると光が溢れ、カードに文字を記していく。

 ふと、指を見てみると本当に傷が無くなっている。だが、痛みはある。まだ少しズキズキする。

 指の観察をしていると、光がおさまりメイドさんがカードを取り出し、カードを一瞥したあとこちらへ渡してくる。


「どうぞ、クロカワ様」

「あぁ、重ね重ねありがとうございます。」

「いえ、仕事ですので。」


 メイドさんはそう言うと下がっていく。

 圧倒的プロ感。

 さて、俺の天職は何かなぁ。

 若干の期待を込めつつカードを見る。

 そこには、俺の天職が記されていた。



『社畜』と。













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