03



 ホールに集まる超能力者達は日に日に増えるばかりだった。


 ある日、ホールの地下にある湖底の地下遺跡を探索する事になった。

 水中呼吸の能力を使った「彼等」は湖の中に潜っていく。


 深い水底のその先には、息のできる空間があって、「亜人」が住んでいた。


「彼ら」のように追ってから隠れ住んでいたと述べる「亜人」。


 しかし、追手が超能力者達の潜んでいるホールの存在に気付いたという情報が「亜人」からもたらされ、詳しい話を聞く前に「彼等」は地上へ戻る事になった。





 「彼等」を追い詰める超能力者の追手が、続々とホールに押し寄せてくる。

 救いの点があるとすれば捕縛能力に優れた「漆黒の捕縛者」メンバーに含まれない事のみ。


 しかし窮地に陥る「彼等」の元に、第一線で活躍しているプロの超能力者が手助けをしにやってきた。

 追手と助っ人にきた超能力者がぶつかる中、「彼等」「少女」「少年」はホール脱出のために動く。


 屋根をつたって必要物資を投げ落とし、地上へ降りた「少女」や「彼等」達は、「正義」の超能力者に助けられながらも、トラックを使ってその場から逃走。


 以後、「彼等」「少女」、「少年」たちはばらばらになって、各地で行動する事になる。



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