「ある日、猫が消えたなら③」
GM:というわけで、目的地です。羊飼いのメルキエルという青年を道案内に雇い、君たちは歩を勧めます。
シーリス:「お願いします」魔香草
トリア:「こんなものね、はい吸ってー」
シーリス:「スゥゥゥゥゥウウウ、コオォォォォォオオオオ」
トリア:「そんなに気合を入れなくても…」
シーリス:「……気分よ」
トリア:「なるほど」
シーリス:「ふふふふ…これであなたも舞の世界を覗けるわよ…ふふ」
トリア:「…クスリかなにかみたいに聞こえるわね。魔香水の摂取のしすぎ…?抑えるべきかしら」
トリア:屋外探索判定⇒19
シーリス:「……!!」
メルキエル:「いえ…ボクは…あぁっ…」月の舞ぱぁ~
GM:では血痕を見つけますね。そのまま崖の向こうへ続いているようです。
トリア:「ふむ。痕跡があるわね。崖に続いてるみたい」
トリア:聞き耳判定⇒17
トリア:「洞窟の奥に生物の気配はあるわ。」
アンナ:「空気の流れがありますね。」
シーリス:「…言ってたドラゴンなのかしらねぇ……」
トリア:「ま、行きましょうか」
シーリス:「そ、そうね」
シーリス:「明りつけときましょうか」ランタン
アンナ:「あっ、じゃあ腰にお願いします。」
シーリス:「ああ、そうね。それなら渡しておくわ」
GM:さて、そこで、丸太が転がってきますね。
アンナ:ゲイルオブメイルも要らないね。ビートルスキン 防護点+2
丸太:ダメージ⇒20点
シーリス:「!?」丸太「………!?」無傷のアンナ
アンナ:「丸太くらいならなんでもないですね。ちょっと毒針の付いたトゲ玉とかなら困りますけど。ゲイルオブメイルが必要なので」
シーリス:「流石ねぇ…」そっと構えた杖を下ろすの図
GM:では進みますと、竜種と思しき魔物がいますね。
トリア:<エンサイクロペディアA>
ジャック:<スフィンクスノレッジ>
ジャック:魔物知識判定⇒25 弱点看破
アンナ:魔物知識判定⇒13
GM:ドラゴネットですね。もともと敵対的ですが、ちょっと雰囲気が違いますね。圧倒的な敵意を感じます。
ジャック:「なんだ、ドラゴネットか」
シーリス:「……ドラゴネット…!」そわそわしつつもちょっと目きらきら
トリア:「ドラゴネットね。なるほど」
ジャック:「誰かが何かしでかしたようだな」
アンナ:「幻獣の長たる種族でありながら。所詮雛ですか…。」
シーリス:「あら…」
トリア:「まぁミーアがいないけど…あれ?私前に出るの?」
ジャック:「今まで率先して前に出ていただろうに」
トリア:「私本来補助職よ。」
シーリス:「その、回復は任せてちょうだい」
ドラゴネット:GYAOOOOOOOOOOOOOOOO
トリア:「うるさいトカゲね」
シーリス:先制判定⇒20 成功!
ジャック:「今回は前衛火力が不足しているからな・・・いつも以上に耐久戦になるぞ」
ジャック:「景気づけに大きく行こうか」
ジャック:魔法行使⇒24 <エネルギー・ジャベリン>
ドラゴネット:精神抵抗⇒21/20/19 失敗!
ジャック:エネジャベ⇒28点/26点/27点
ジャック:「魔香水で一杯やりたくなるな」
トリア:「ここにも中毒者が…」
シーリス:「あら、付き合うわよジャック」
アンナ:「私もジャックさんに続きますよ!」
アンナ:魔法行使⇒19 <ゴッド・フィスト>
ドラゴネット:精神抵抗⇒17 失敗
アンナ:ゴッドフィスト⇒1回転23点!
シーリス:「…………え………あれ………?」
シーリス:怒濤の攻陣Ⅱ:旋風 命中+1
シーリス:魔法行使⇒26 クリティカル <ウィンドカッター>
ドラゴネット:精神抵抗⇒20 失敗
シーリス:ウィンドカッター⇒17点
ドラゴネット:生死判定⇒成功。気絶!
シーリス:「……あ………そ、んな………」杖を前に突き出しながら
トリア:「幼体なんてこんなものねぇ…」
シーリス:「そ、そう……」しゃがんでのの字
GM:では、ドラゴンの幼生は、地に伏せる。数々の冒険を潜り抜けてきたあなたたち。いまのあなたたちには、幼生とはいえドラゴンさえも相手にならない!
アンナ:「……。」考え込んで
アンナ:「ドラゴネット、どうして怒っていたんでしょうね。」
ジャック:「あれは明らかに被害者側だろうな」
トリア:「…ま、でしょうねぇ」
メルキエル:[あ、あのドラゴン…怒っていたんですね…?]
シーリス:「…あ…そうね…」
メルキエル:「なんでなんでしょう…不思議ですね??」
シーリス:「誰かここに来たのかしら」
アンナ:「今にして思えば、あれは、私たちに怒っていたんでしょうか。」
メルキエル:「と、とにかく、あのヘンな魔物(プーカのこと)とか、ニンゲンの街にこのことを伝えないと!」
アンナ:「……ええ、そうですね。それも大事です。」
ジャック:「だが今すぐでは無いなぁ」
メルキエル:「え、えぇ…まだこんな薄気味悪い洞窟でなにかするんですかぁ…?」
シーリス:「このことは伝えたいけれどここを少し調べておきはしたいわねぇ…」
トリア:「怒っている理由の調査も必要だしねぇ」
シーリス:「原因があるのなら取り除かないといけないでしょう?メルキエルさん」
ジャック:「十中八九この奥に何かあるんだろう」
メルキエル:「…………。」
メルキエル:「奥を……見るんですか?」怖いですよぉ…ってカンジ
シーリス:「……見たくないのなら、待っていてもいいのよ?あぁでも、目の届くところにいてちょうだいね。……危ないもの、ね」慈愛の笑み
メルキエル:「…………そうですか。」
メルキエル:「どうあっても??」
アンナ:「それは、どういう意味でしょうね。」
ジャック:「何か困ることでもあるのかな?」
アンナ:「まさに、この奥に何があるのか知っているような口ぶりですが。」
メルキエル:「吾輩の研究設備を見られると、困る、と言っているのだよ」
アンナ:「バニッシュ!!」ふれーばー
シーリス:「…!」杖を向ける
メルキエル:脱いだマントではじく
アンナ:魔物知識判定⇒8
ジャック:魔物知識判定⇒16ピンゾロ!!
ジャック:舞うか。<月の舞>発動
ジャック:魔物知識判定⇒21 成功!
GM:『レッサーヴァンパイア』と『ロトンワンダラー』です
ジャック:「ほう…レッサーヴァンパイア…レッサーか。」
シーリス:「……ヴァンパイア………!!」びっくりしつつひっそり目きらk(ry
シーリス:「こっちはただの敵ね」けっって感じ
SGM:ここから少々の作戦会議の後、行動を決定した。
現状は奥から出てきたロトンワンダラー、そして、パーティの背後で正体を現したレッサーヴァンパイアであるメルキエル。今度こそ本当に挟み撃ちになりました。
前回お披露目した肉体強化魔法を施したジャック、そしてパーティの盾アンナをもって4部位あるロトンワンダラーを相手取り、1部位であるメルキエルをトリアが足止めし、その中間地点でシーリスが支援に徹することになりました。
トリア:<イニシアティブブーストS>
シーリス:先制判定⇒19 成功!
シーリス:怒濤の攻陣Ⅱ:旋風 命中+1
シーリス:魔法行使⇒18 <ブレイブハート>対象全員
アンナ:「元は人族でしょうに…。」
メルキエル:「アハハハハハハ!!わざわざ吾輩にまで<月の舞>をくれてありがたい事だ!!」
シーリス:「まあ、いいのよ、私の方が美しく舞えるのよ…いいのよ…」
ジャック:<アンチボディ>
ジャック:<特殊錬技:【体】>
ジャック:魔法行使⇒5 <タフパワー>対象全員
トリア:魔香水2消費⇒対象ジャック、シーリス
ジャック:「助かる」
アンナ:<スフィンクスノレッジ>
アンナ:<ビートルスキン>
アンナ:魔法行使⇒15 ピンゾロ!<ゴッドフィスト>
アンナ:<月の舞>発動
アンナ:魔法行使⇒22 <ゴッドフィスト>
ロトンワンダラー:精神抵抗⇒20 失敗
アンナ:ゴッドフィスト⇒18点
ロトンワンダラー:腐液⇒17
ジャック:生命抵抗⇒28 成功
アンナ:生命抵抗⇒20 成功
ロトンワンダラー:腐液ダメージ⇒17点/19点
ロトンワンダラー:命中⇒20/21
アンナ:回避⇒17/10 失敗!
ジャック:回避⇒22/25 成功!
ロトン:打撃点⇒21点/17点
ロトンワンダラー:命中⇒20
アンナ:回避⇒17 失敗!
ロトンワンダラー:打撃点⇒18点
メルキエル:視線⇒21
シーリス:精神抵抗⇒自動成功
シーリス:「ふふふふふ残念だったわねふふふふ」月舞の恨み
メルキエル:吸血鬼の牙⇒24
トリア:回避⇒20 失敗
メルキエル:吸血鬼の牙ダメージ⇒18点
シーリス:魔法行使⇒20 <サンダー・ウエポン>
シーリス:<怒涛の攻陣Ⅲ・旋刃>
シーリス:「月の舞をあげたのだから雷の舞にも付き合ってちょうだいな」
メルキエル:「フンッ、小癪な…!」
シーリス:なお舞うのは自分ではない模様
トリア:命中⇒16/16
メルキエル:回避⇒20/18 成功
アンナ:「サニティいります?」
トリア:「いらないよ」
ジャック:<特殊錬技:体>
ジャック:魔法行使⇒24 <ファイアボール>
ロトンワンダラー:精神抵抗⇒19/20/19/16 全抵抗失敗
ジャック:ファイアボール⇒1回転31点/20点/21点/21点
アンナ:命中⇒21
ロトンワンダラー:回避⇒19 失敗
アンナ:ヘビーメイス⇒19点!
アンナ:魔法行使⇒24 <ゴッドフィスト>
ロトンワンダラー:精神抵抗⇒16 ピンゾロ!
アンナ:ゴッドフィスト⇒19点!
アンナ:「神のアッパーカット!!です!」
ロトンワンダラー:「GUA!?」
ロトンワンダラー:腐液⇒18
アンナ:生命抵抗⇒20 成功
ジャック:生命抵抗⇒23 成功
ロトンワンダラー:腐液ダメージ⇒14点/17点
ロトンワンダラー:命中⇒19/21
アンナ:回避⇒12/13 失敗
ジャック:回避⇒23/23 成功
ロトンワンダラー:打撃点⇒22/25
ロトンワンダラー:命中⇒21
アンナ:回避⇒12
ロトンワンダラー:打撃点⇒19点
メルキエル:視線⇒21
シーリス:精神抵抗⇒自動成功
シーリス:「あら、なにかしら?ふふ」
メルキエル:魔法行使⇒19 <エネルギー・ジャベリン>
シーリス:精神抵抗⇒20 成功!
メルキエル:エネジャベ⇒20、半減で10点!
シーリス:魔法行使⇒19 <バーチャルタフネス> トリア、ジャック、アンナ
トリア:命中⇒24/22
メルキエル:回避⇒22/16 失敗
トリア:ヘビーマレット⇒2回転36点/1回転33点!
メルキエル:「…ッなっ!?!?……よかろう」
シーリス:「あら、絶好調ねぇ」
トリア:「ごめんなさい。身体が鈍ってたみたい」
ジャック:<特殊錬技:体>
ジャック:魔法行使⇒23 <エネルギー・ジャベリン>
メルキエル:精神抵抗⇒19 失敗
ロトンワンダラー:精神抵抗⇒20 失敗
ジャック:エネジャベ⇒24点/21点
アンナ:命中⇒19
ロトンワンダラー:回避⇒17 失敗
アンナ:ヘビーメイス⇒22点!
アンナ:魔法行使⇒24 <キュア・ハート>
ロトンワンダラー:精神抵抗⇒24
アンナ:<叡智の指輪>破壊
アンナ:キュアハート⇒24点
メルキエル:「そうか…そうか、ここまでやるのか…こっちの大陸の冒険者は」
メルキエル:「…仕方あるまい。……すべてを、焼き尽くしてヤロウ…」
ロトンワンダラー:腐液⇒19
シーリス:生命抵抗⇒14 失敗
ロトンワンダラー:腐液ダメージ⇒17点
シーリス:「うわぁ…べとべと…」
ロトンワンダラー:命中⇒20/20
アンナ:回避⇒12/12 失敗
ジャック:回避⇒24/22 成功!
ロトンワンダラー:打撃点⇒22点/18点
ロトンワンダラー:命中⇒18
アンナ:回避⇒16
ロトンワンダラー:打撃点⇒21点
GM:というところで聞き耳判定どうぞ!
トリア:聞き耳判定⇒18
シーリス:聞き耳判定⇒12
GM:では、馬の蹄の音が聞こえますね。洞窟の入り口から!
ミーア:「みんないたー!だいじょうぶ??」
シーリス:「大丈夫じゃないわべとべとよ…」げっそり
アンナ:「遅いですよミーア!さぁ早く!」
トリア:「大丈夫。シーリスに関してはポーションで洗い流すから」
ミーア:「うん!」
ジャック:「おぉ、上手くなったじゃないか」
シーリス:「あらそう?それなら大丈夫ね。おかえりなさいミーア」
ロトンワンダラー:火炎ブレス⇒14
シーリス:生命抵抗⇒15 成功
ロトンワンダラー:火炎ブレスダメージ⇒21半減の11点!
ロトンワンダラー:命中⇒20/18
アンナ:回避⇒18/18 驚異的2連クリティカル
シーリス:「あつ……あ……服…焦げちゃった…べとべと…うぅ…」
アンナ:「ふっ…はっ!」フルメタルプレートでマトリックス
トリア:命中⇒20/20
メルキエル:回避⇒16/16
トリア:ヘビーマレット⇒22点/26点
シーリス:「やっぱり舞は私たちの方が上手ね…ふふ…」誇らしげ
メルキエル:「フン…この程度…か?」
SGM:その刹那。腕輪にヒビが入る。
メルキエル:「グッ…!?…ナニッ!?!?」
トリア:「あら。保険が効いたわ。じゃ。死んでちょうだいな」
メルキエル:「グオオオオオオオ……!!この…吾輩が…ツァイデス…さ…ま…」
メルキエル:生死判定⇒23 成功、気絶!
SGM:指輪が砕けると同時に、それは、自身が砕けていくのを感じた。
ミーア:「…だれ??」レサヴァンを後目に駆け抜けるつもり
SGM:さぁ後はロトンワンダラーを倒して戦闘終了と思われたその時。奥から咆哮を上げながら現れたのはドラゴネットだった。しかし様子がおかしい。
ドラゴネットはアンデッド化していた。ドラゴネット・ハイレヴナントが、檻を破り、君たちに襲い掛かる。
SGM:嫌がるミーアにサンダーウエポンを行使し、ロトンワンダラーを叩きのめした。そして、全員揃ったパーティの猛攻を受けたドラゴネットハイレブナントは、アンナの救済の拳を受けるのだった。
アンナ:「神の救済を貴方に。<ゴッド・フィスト>」
GM:あなたたちは、闇の眷属の不意打ちを打ち破り、再び相まみえたドラゴンをも叩き伏せた。
GM:これが、今の、あなたたちの実力に相違ないのだった…!!
SGM:そして、奥から、足音が聞こえてくる。
アンナ:「<フォース>」
GM:ではパシッと弾かれます。
アンナ:「…!」
???:「いきなり不躾であるな。」
アンナ:「そちらから出てくる時点で人ではなさそうなので。」
???:「愉快であった。こちらの大地にも、強者はいるのだな。死後が楽しみだよ。」
アンナ:「…生者も、死者をも弄ぶあなた達は、必ず滅します。」
GM:そういうと、その人物は薔薇の花びらと共に消えました。
アンナ:「薔薇の、花びら…。」
シーリス:「…とても不愉快な話ね」
GM:では君たちは戦闘の後処理を終え、洞窟を後にします。
帰路の途中、空から空を切る翼の音、遅れてくる強風。見上げるとそこには、巨大な竜がいた。
トリア:魔物知識判定⇒12 クリティカル!
ジャック:魔物知識判定⇒12 ファンブル!!
アンナ:魔物知識判定⇒11 見識失敗!
ミーア:魔物知識判定⇒18 成功!
ジャック:「オスか…」
アンナ:「あぁ、じゃあ抜けませんね。」
トリア:「ジャック!?私でもわかるんだけど!?」
シーリス:「ふわ………」ちょっとみとれてる
ミーア「あ、竜だ!!」
ジャック:「トリアとミーアはわかるだろう、説明よろしく」
アンナ:「ミーア、あんなの手懐けたんですか?すごいですね。」
トリア:「グレータードラゴン…ね。」
ミーア「え?アタシ知らないよ??」
アンナ:「ええ…。」
ミーア「でも、すっごく強いね!!」
アンナ:「とりあえず、交易共通語話せる種でしたっけ?」
シーリス:「…威圧感すごいわねぇ…」
???:「ふむ、交易共通語、か。久方ぶりの言語じゃな…」
トリア:「小さい頃に見たことがあるの。とりあえず…色々情報はわかるわ。本でも昔見たことがあるもの」
アンナ:「こんにちは、成竜殿。」
???:「小さきものたちよ。此度の問題を沈めてくれたこと…」
???:「いや、輩(ともがら)を生ける屍とせず、弔ってくれたこと、感謝する。其方等の“気”覚えておこう。また会うことがあらば、な。」
シーリス:「あ、え、ええ…。」殺しやがってゆるざん!!ってならなくてよかったって顔
トリア:「ええ、またいつかお会いしましょう。」
アンナ:「光栄です。また会えることを願っております。」
???:「これはほんの礼だ。受け取るが良い」
アンナ:「おや、これは…。」
SGM:竜の爪×1D6です
トリア:1d6⇒6!
???:「では、な。」
シーリス:「…ありがとうございますわ」緊張しながら笑う
アンナ:「よっとと…」ずしん
ジャック:「……。」早くタバコ吸いたい
GM:そう言うと、竜は大きく翼を拡げると、あなたたちに配慮しつつ飛び去って行きました。彼が去ると、あなたたちは、ようやくまともに息ができるようになります。
シーリス:「え、えっと、一つ持つわよ?……一つが限界っぽいけれど……多分一つくらいは…」
アンナ:「持てますか?」
トリア:「いえ、大丈夫よ」
ジャック:「ふー……。」シュポ
アンナ:「さて、お土産ももらいましたし、帰りましょう。」
シーリス:「アッ無理ねこれ」アンナに一瞬持たせてもらった
アンナ:「ライダーギルドにも寄っていかないと。」
GM:というわけで、僕のシナリオはここまでですが、SGMからイベントがあるそうです。ではバトンタッチ。
SGM:楽しいシナリオをありがとう、では君たちはディザまでの帰路の途中、ルキスラのマギテックギルドのドルッケン・ガーデル氏を再度尋ねたところです。
ドルッケン:「お前たち、来たか。」
ジャック:「どうだった?」
ドルッケン:「さて、例の文献だが、パーティをまとめておるのは誰じゃい?」
アンナ:「ジャックさんでは?唯一の男性ですし」
アンナ:「頭脳仕事も多いですし。適任ではないかと。」
シーリス:「そうねぇ…いろいろ交渉もしてくれているし」
ミーア:「え、アタシは???」
ジャック:「ふむ…というわけだ」
トリア:「そうね。悔しいけど。交渉とかでは負けるわ」
アンナ:「ミーアは私と筋肉仕事ですよー」
ミーア:「はーい!…ん?」(まあいいか)
シーリス:「ミーアはまた味見手伝ってちょうだい」
ミーア:「え~…」
ドルッケン:「じゃあ、ジャックとやら以外は少し外しておくれ。町でもぶらついてこい。」
シーリス:「あら?…え、ええ。」ちょっと戸惑いつつ
トリア:「じゃあその間に色々と買い物とかしてこようかしら」
アンナ:「じゃあ行きましょうか」
トリア:「あ、でもちょっと寄るとこがあるから一人でぶらついてくるわ。」
シーリス:「あらそう?それなら私も調味料見てくるわ。せっかくルキスラに来たのだし」
SGM:扉が閉まると、ドルッケンは、小さなため息をついて、棚から酒瓶とグラスを取り出す。
ドルッケン:「さぁ酒でも酌み交わしながら少し話してやろう。いい酒じゃぞ。」
ジャック:「確かに良い酒のようだ」椅子に座りお仕事モード
ドルッケン:「では例の文献じゃが…。300年前に書かれた日記で間違いないようじゃ。書いたのは我が祖先じゃな。」
ジャック:「300年前の…ほう。」
ドルッケン:「300年前、つまり、【大破局】近辺の歴史。」
ドルッケン:「大部分は落丁や劣化が激しく、さらにラクガキや読み取り不能のなんらかの設計図の走り書きやらだったが」
ドルッケン:「一つだけ、不信な文を見つけてな。」
ジャック:「不審な分?」
ドルッケン:「《-----》というキーワードがあってな。」
ジャック:「おぉう…ご先祖さんは相当なことをお考えのようで」
ドルッケン:「魔動天使という存在も確認されておる。無い話ではないとはおもうのだが。さすがに実行するか???我が先祖ながら。」
ジャック:「まあ我が種族も探求については相当の阿呆だが、ドワーフも同じ阿呆の貉だろうしなぁ」
ドルッケン:「大破局に対抗する最後の手段、だとは思うのだが。もちろんまだ憶測を超えない。」
ジャック:「実行していないとは断言が出来んな」
ドルッケン:「もう一つ、ラクガキが出てきてな。おそらく、守護の象徴なのじゃろう。見るか?」
ジャック:「拝見しよう」
ドルッケン:「こんな内容じゃ。」
ジャック:「…!」
ジャック:「Oh……。」ウサギに電流が走る
ドルッケン:「…しかし、本当にこれが成功していたら、大破局はここまでひどく爪痕が残らなかったかもしれんな。」
ジャック:「いやだからこそ、だからこそなんじゃないか?」
ドルッケン:「お前たち、これのほかに何を見つけた?あの遺跡で。」
ジャック:「いや、見つけた物はこれだけだよ」
ドルッケン:「そうか。なら、いいのだが。」
ドルッケン:「そのうち、本格的に発掘隊を組織せねばいかんかもなぁ。」
ジャック:「そうだな……なるべく早い方がいい」
ドルッケン:「なにか、気になることでもあったか?」
ジャック:「少なからず蛮族が住み着いていたからな、資料が壊されるかもしれん」
ドルッケン:「なるほど。わかった。」
ジャック:「もし発掘隊を結成するなら声をかけてくれ、案内しよう」
ドルッケン:「うむ。今回はよい文献を読ませてもらった。感謝する。また懇意にさせてもらうとしよう。」
ドルッケン:「さぁ、話は終わりだ。そろそろ君の仲間も戻るころではないか?それまで酒を楽しむといい。味がするかはわからんが。」
ジャック:「…。(いい酒がこんなに不味く感じるとはな…」グイっと一気
トリア:「…ただいま。」ちょっとげっそりしている
トリア:「あら、お酒を美味しそうに飲まないジャックなんて初めてみるわね。」
ジャック:「華が居ないとなかなかな」
シーリス:「あら、もう戻っていたのね。ただいま」ほくほくしてる
トリア:「なるほどねぇ…」
ミーア:「ただいまーっ!」バーン
アンナ:「戻りましたー。鎧のメンテをしてきましたよ。」
ジャック:「帰るか」
ミーア:「うん!」
トリア:「帰りましょうか」
シーリス:「…ええ、そうねぇ、ふふ」ディザに帰ったらよくわからん調味料が増えます
アンナ:「あっシーリスさん、また珍しいもの買いましたね?」
ジャック:「ディザに戻ったら俺の隠れ家に寄ってくれないか」
シーリス:「うふふ、買い物の醍醐味よね」
トリア:「珍しい調味料?あぁ…ああいうのがあるわね」
アンナ:「さぁ、帰りましょうか。ライダー徽章、取ってきたんですよね?ミーア。お手並み拝見します。」手綱を渡しつつ
ミーア:「わーい!まかせて!!」
ミーア:騎乗判定⇒15
アンナ:「んん、若干揺れますが、お上手です。さすがライダー。」
ミーア:「わっわっ…」
シーリス:「っとと、でも上達はしてるのねぇ」
トリア:「揺れるわね」
SGM:ミーアが操る馬車に揺られ、ゴトゴトと音を鳴らし、君たちはディザへ帰ったのだった。
アンナ:「おはようございます。あれ、ミーアは…」
トリア:「また?ちょっと見てくるわね。」
シーリス:「あら?トリアが先なのね。おねがい。もうご飯できるわよ」
ジャック:「…。」新聞的な何かを読みふけりながら朝の一杯を満喫中
アンナ:「(水垢離を終えて髪を拭いている)」
トリア:「ご飯は保存食でいいと思うんだけど…ミーア。いる?入るわよ?」コンコンガチャ
シーリス:「街にいるのにダメに決まってるでしょ、もう…」つぶやいてる
トリア:「ミーア。ご飯だけどいらないの?」
ミーア:>>>めっちゃねてる!!!<<<
トリア:「ミーア。起きなさい。ご飯いらないの?」
ミーア:「!!!」ガバっと起きる
シーリス:「あら?遅いわね。トリアは起きてたし……誰かミーアのヨーグルトいる?目玉焼きもあるのだけれど…」(食堂)
ミーア:「ごはん!!」
トリア:「おはようミーア。でもそろそろ無くなりそうな頃だけど?」
アンナ:「残すのはもったいないのでいただきましょうか。」
シーリス:「じゃあヨーグルトはもらおうかしらね」
ミーア:「えぇ~っ!それはこまるよ!!」笑顔でみんなの元へ駆けていくミーア。
トリア:「相変わらず早いわねぇ。」
GM:やはりこの猫は、独りではなく、みんなと一緒の方が、いいようだ。
GM:ハプニングもいろいろあるけれど、彼女の、みんなの、さまざまな表情が見られるのだから。
GM:願わくば、それがよいものであらんことを。
GM:これからも。
GM:第6.4話「<幕間>ある日、猫が消えたなら」終幕
ミーア:お疲れさまでしたーーーー!
PL+SGM:おつかれさまでしたー!!
SGM:いいシナリオ書くねえ。戦闘もテンポよくていい感じ。ほどほどにフラグもくれたし、私は満足だよ。
ミーア:いやーそう言ってもらえると嬉しいっすね!
SGM:では次回は閑話休題。この後、ちょっと真剣なお話をしました。では待て次回!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます