「そんな勇気も持ち合わせずに④」

GM:というわけで行けるところのリストだ。

・<デスクリムゾン>

・<港湾(アレスタの黒い鮫のアジト)>

・<その他>PC(PL)の望む場所


GM:※なお先に言っておくが、積極的に接触したくない場合、娼館や飲食店での情報収集はお勧めしない娼婦が知っているかは別として、娼館を経営しているのは盗賊ギルドであることが多い。言ってしまえば、娼婦自体がシーフやアサシンであることすらあるためだ。


ジャック:「同じアウトローなら海に行ってみるか」

アラミス:「お前たち、本当に正面から仕掛けるのか…?」

ジャック:「時間が惜しくてね。多少手は打つ予定だが」

ダルタニアス:「…ハッハハハ!!見上げたやつらだ。面白い。俺らは俺らで動く。」

シーリス:「…………みんな、ちょっと集まってくれるかしら。遠いとやり辛いわ」魔晶石取り出し

アトス:「タイミングは任せるぜ。」

シーリス:「月の舞を、サモンフェアリー…ドゥナエー。」

ミーア:「みんなも頑張ってね!」手を振り、シーリスの周りへ

シーリス:「そこのあなたたち、二人までならかけられるわ」

アトス:「俺がもらおう。少し危地に行く用事がある。」

アラミス:「お前ももらえ、お前には死ねぬ理由がある。」

ポルトス:「…わかった。ありがたく。」


GM:<アレスタの黒い鮫のアジト>にて


GM:海賊たちが荷物を運びこんでいるのが見える。

GM:その陣頭指揮を執っているのは“海賊妃”ドルネシアだ

GM:「アナタたち!!シャキッとしなさいな!!!久々に陸に上がったからってしぼんでるんじゃありませんわよ!!」

GM:物言いこそおしとやかであるが、声量や端々から海賊であることをありありと伺うことができる。


ミーア:「こんにちは!!」負けじと大声で

海賊:「あぁ?!んだぁてめえはぁ!!」

海賊:「こんにちは、だおるぁ!!」

シーリス:「げ、元気ねぇ…」度肝抜かれてる

ミーア:ビクッとします 「うぇ!? アタシはミーアだよ!よろしく!!」

トリア:「おおう…」

ジャック:「…。」微笑ましく見てる

海賊:「よろしくするかどうかはともかくカシラに挨拶はすんだのかオルァ」

ジャック:「あぁ、その為に声を掛けさせてもらった、案内してくれるか?」

海賊:「ッシャこっちだオルァ!!言動には気を付けんだぞコルァ!ついてきやがれ!!」

シーリス:「み、みんな元気ねぇ…」ついていく

ジャック:「忠告ありがとう、さぁ皆行こう」


ミーア:ばいばーいって手を振りながら。

シタッパーズ:「???」真顔でばいばいする海賊ども


ドルネシア:「何ですのアナタ方は。」

ドルネシア:「わたくしを海賊妃と知っての訪問ですの?」

ジャック:「知っての訪問です。私の名はジャック。我々はクーデリア侯爵領に居る貴族にちょっかいを出しに来た、しがないアウトローです」

ドルネシア:「ほう!面白い輩もいるものですわね。入団希望者ですの?」

ジャック:「残念ながら入団とまではいきませんが、一緒に派手に騒げればと思いまして。土産話はすでに何点か」

ドルネシア:「…ふむ。聞きましょうか。さぁ詳しく。」

シーリス:(いつもの物騒な笑みでにこにこしてます)

ジャック:「では酒と一緒にお話ししましょう」

ドルネシア:「ドゥ・ロー・ブリュレ…。よく、今それを持っていますわね。知っていて?その酒をめぐる話を。」

ジャック:「えぇ…もちろん」

ドルネシア:「では今回はこの町の者が対象、なのですわね。」

ジャック:「流石聡明でいらっしゃる」

ドルネシア:「あぁ、もしかして。あなたたちが今話題の…。では、わたくしの所に来たということは、わたくしの関係者がその対象ですの?」

ドルネシア:「わたくしが討伐対象というのなら、受けて立ちますけども。」

ジャック:「…この身の上を知ったうえで一緒に踊っていただけるのはドルネシア、海賊妃である貴女だと思ったまでですよ」

ドルネシア:「ふ、くく…。口説くのがお上手なウサギですわね。面白い。このわたくしを懐柔なさろうと。いい度胸ですわ。気に入りました。」

ドルネシア:「して、我々黒い鮫に、何を所望いたすのか教えていただけるかしら。」

ドルネシア:「できることは、海路の封鎖、情報の提供、あとは単純に助っ人ですわね。」

ジャック:「情報提供をまずお願いしたい。情報次第で色々一緒に悪だくみをしたいところですな」

ドルネシア:「では知っていることについてはお話しますが。具体的に欲しい情報は?」

ジャック:「最近傭兵の出入りの激しい貴族、やたら武具を色々買っているないし、やたらと私腹が肥えてそうな貴族について?など」

ドルネシア:「私たちは商人ではありませんわ。流通についてはわかりませんの。」

ドルネシア:「基本的に我々は、陸での戦闘をご法度としていますわ。陸でやっては強盗になるのです。」

ジャック:「最近海で変わったことは?」

ドルネシア:「穏やかなもんですわ。穏やか過ぎるくらいに…。我々はセイラー。こういう時は、「嵐の前の静けさ」というのですわ。」

ジャック:「ふむ…では、一旦別口で情報をさらってこよう、嵐に備えて海上封鎖の用意を進めてもらえるとありがたい」

ドルネシア:「承りましたわ。嵐の中心が、貴方たちでありますように。」

ドルネシア:「最後に一つ。夫が、カデル・クーデリアが、関わっていたら、すぐに教えなさいな。」


GM:※カデル・クーデリア。現クーデリア領主。


ジャック:「もちろん、分かり次第こよう」

ジャック:「冒険者が寄り付かない酒場をしってるか?」とさっきの海賊へ

ドルネシア:「ふむ。基本的に冒険者の宿には寄り付きませんわね。」

ドルネシア:「訂正。正しく言うのであれば冒険者は基本的に冒険者の宿でしか飲みませんわ。冒険者も、デスクリムゾンも、お互いが嫌いですから。」

ドルネシア:「わたくしもデスクリムゾンは嫌いですわ。」(真顔

ジャック:「なるほど、何かあったようで」

ドルネシア:「昔のことですわ。」

ジャック:「では今度こそ行ってこよう」

ドルネシア:「掻い摘むと、夫カデルはデスクリムゾンと組んでルキスラに攻め入ろうとしたことがあっただけですわ。」

ジャック:「おぉう…。」

シーリス:「あの、ざっくりでいいのですけれど。ああいう店はどういう客層が多いのかしら?とくに女性は」

ドルネシア:「冒険者の宿以外の飲食店には、ほぼ確定で金をつかまされた一般人がいますわ。」

シーリス:「わかりました。ありがとうございます」

ドルネシア:「ふっふふ、乞食に堕ちるのはよしなさい。貴方の瞳は気高さを物語る。」

ドルネシア:「いいわね、ミアキスのお嬢さん。」

ドルネシア:「あ、でも。」

ミーア:「??? はーい!(よくわかんないけど)わかったよ!!」

ドルネシア:「“殺戮機械”ガードルートは、普通にどこでも出没しますわ。デスクリムゾンのトップ。深紅の瞳、深紅の挑発を持つ、ルーンフォークの女性ですわ。」

ドルネシア:「気が付いたら隣で飲んでたこともありましたわ。」

ジャック:「なら狙うはガードルートか。わかりやすい」

ドルネシア:「直接行くなら、ね。確かルキスラの密偵がコッサメディナの郊外の宿に隠れ住んでいるはずですわ。」

ドルネシア:「もちろんデスクリムゾンの見張りのためにあの剣バカ(と書いてユリウスと読む)が送り込んだものですわね。彼なら詳しいのではなくて?」

ジャック:「いい情報をありがとう」

ドルネシア:「また来なさいな。土産話も忘れずに。」


GM:では次は?

ジャック:ドルネシアの紹介にあった密偵の隠れ家へ。でいいよな?

ミーア:いいと思います。


ジャック:「気高い海の女性からの紹介できた」

GM:「…。」カチッと音がする。


ジャック:危険感知成功

GM:四方から仕掛けのクロスボウが放たれる。


ジャック:「散」

シーリス:(!?!?!?)頭を押さえて屈みこもうとして長い髪に矢が引っかかり転びます

トリア:シュッとその場から飛びのきます。

ミーア:シュッとやろうとして転んだシーリスに引っかかってコケてきっと頭上を矢が通過します。


ジャック:「んー、やっぱり打ち合わせは必要か」

???:「腕が立つな。入ってくれ。罠を解除した。ドルネシアの使いだな?」

シーリス:「そりゃそうよ…いっ」立とうとして髪が引っ掛かっている図

ジャック:「厳密には遊び仲間だな」

トリア:「こういった打ち合わせはしてきてなかったものねえ…」

ミーア:笑顔で矢を抜いてあげる図

ウィリアム:「先ほどは大変失礼した。体が弱いものでね。」

シーリス:「ありがとう…」入る

ジャック:「あれくらいは構わないさ」

ウィリアム:「改めて、ウィリアム・バークレイ。爵位は子爵。」

ウィリアム:「そして、<闇夜の鷹>所属、”帝国の爪”ウィリアムです。」

ジャック:「俺はジャック、しがないアウトローさ」

ウィリアム:「では要件を。手短にいきましょう。」

ウィリアム:「もっとも、ここに来たということは、デスクリムゾン絡みでしょうけど。」

ジャック:「ガードルートの所在」

ウィリアム:「わかりません。」

ウィリアム:「いえ、手短すぎましたね」

ウィリアム:「彼女は決まった飲み屋を持たず、町の酒場を転々としています。気まぐれなのです。しかし、統計を見ると、次の出没する店は絞れます。」

ジャック:「くわしく」

ウィリアム:「おそらくコッサメディナの酒場を反時計回りにめぐっています。」

ウィリアム:「前回の出没が南南西の酒場。なので今日明日には南に位置する酒場に現れる可能性が高く。加えて冒険者の絡まない酒場となると1件しかありません。」

ウィリアム:「あくまで予測と推論ですが。」

ウィリアム:「ただ、そこは高級娼館です。名を「千夜楼」」

ウィリアム:「お分かりかとは思いますが…その店は…。」

ウィリアム:「おそらくデスクリムゾンの拠点の一つです。」

ジャック:「いろいろ手間が省けるな」

ウィリアム:「むしろ、ガードルートがそこに行く理由がそれくらいしかないというか。」

ジャック:「じゃあ行ってくるか」

ウィリアム:「ちなみに看板娘は「”永遠の花嫁”リリ・シュニーヴァイス」です」

ウィリアム:「データ上は22歳、エルフの女性らしいですね。」

ジャック:「なるほど」

シーリス:「…ふふ…ふふふ…」ミーアの肩を掴む

シーリス:「今日こそあなたにも化粧をしてあげるわ………ふふふ…」

ミーア:「え…うぇっ!?」

ウィリアム:「見つかるんで出て言ってくれないだろうか()」

トリア:「…」見て見ぬ振り

シーリス:「だぁいじょうぶよぉ…ちょっと目をつぶるだけですぅぐに終わるわよぉ…うふふ…」


GM:というわけで千夜楼にて

GM:「いらっしゃいませぇ…あら…?」

GM:「お食事のお客様かしらぁ?」

ジャック:「あぁ、四名でたのむ」

GM:「ご案内しまあす。」

GM:テーブル席に案内された一行。テーブルには4人の女性がついてくれる

GM:「はい、グラスを持ってどうぞぉ?私もいただいていいかしらぁ?」

GM:「どうしたの??殴られたの???」

ジャック:「良き…。」

シーリス:「わ…私としたことが相手が動いていたからと言ってこの仕上がりなんて…」ぶつぶつ


ミーア:きっと殴られたみたいになってるのミーアですよね???w


GM:「でもね、このあとね、大事なお客さんが来るから、2人くらい抜けちゃうけどいいかしら。もちろん呼ばれたらすぐ来るわねぇ。」

ジャック:「あぁ構わないさ、構わないとも」

GM:「ふふ、聞き分けのいいウサギさんは好きよ…。」

GM:「まぁ、そんなに大きいの頼むの?」

ジャック:「にぎやかでいいだろう?」

GM:「ふふ、いいわね、みんなで摘まみましょお?」


GM:では十数分後


GM:「あっ、そろそろ行かなきゃ、ごめんなさいね。ご馳走様でした。」

GM:グラスをチンと鳴らして足早に下がっていく

ジャック:「お客さんが来たのかな?」

GM:「ええ、そうよ、ってあら??」


GM:しばらくすると、扉が静かに開かれ、外からの涼しい風と共になびく深紅の髪、深紅の瞳、涼やかな、否、冷ややかな目をした女性が入店する

GM:一目でわかった。”殺戮機械”ガードルートだ。


ガードルート:「…いつもの席で、いつもの酒を。そのあとでレポートと書類を。」

GM:「かしこまりました。こちらへどうぞ。」

ガードルート:「…見ない客。冒険者…?」

ジャック:「今はしがないアウトロー気取りのウサギだよ」

ガードルート:「…どちらでもいい。騒ぎを起こさないなら、ただの客だ。楽しんでいってほしい…。」

ジャック:「少しダンスを嗜む予定なんだが、それについてお話をしたくてね」

ガードルート:「……。」

ガードルート:「…私に、ということで間違いないのね。」

ジャック:「あぁ…だからわざわざここにいる」

ガードルート:「…娼婦に、----------と伝えろ。」

ガードルート:「そして、リリ・シュニーヴァイスを指名すること。」

ジャック:「わかった」

ガードルート:「…奥で待つ。一人でなくても構わない…。人数は、気にしないで。」

ジャック:「さて…。」


GM:ジャックは気づいているだろう。ずっと彼女の手が懐に入ったままなのを。ずっと武器の柄を握っていたのを。


ジャック:「お楽しみ中済まない…「----------」だ、リリ・シュニーヴァイスを指名したい」

GM:「……かしこまりましたぁ(作り笑顔満点」

リリ:「失礼いたします。ご指名ありがとうございます。私が、リリ・シュニーヴァイスです。今夜はお楽しみくださいますよう…。」

ジャック:「あぁ…楽しみだ」

リリ:「今回は2階ではなく、今回は特別なお客様と聞いておりますので、地下へどうぞ…。」

GM:つんつん(ミーアをつつく

ジャック:「二階にも行きたかったが仕方ない、行こう」

ミーア:Σ(・ω・)?

GM:「内緒よ」小さいウィスキーがけのアイスクリームをくれる

シーリス:「え、ええ。」ついてくれてた人に礼して立つ

ミーア:ぱぁーっと笑顔になって無言で受け取る

GM:「また食べに来てね。バイバイ」

ミーア:小声で「わーーぃ」って言ってる。※十分聞こえる声量で

ミーア:「うん!ありがとう!バイバイ!」


GM:デスクリムゾン拠点ではガードルートが待ち受ける。

GM:深紅の髪、深紅の瞳のルーンフォーク。彼女は絶世の美女であり、誰もが目を引く美人であるが、決して誰も手を出すことはない。

GM:彼女は有名人であるから。「“殺戮機械”ガードルート」であるから。


ジャック:「お待たせした」

ガードルート:「…かけて。」

ジャック:「失礼」


GM:どう見ても手練れの暗殺者が待ち構えている。しかもいつの間にか囲まれている。

シーリス:「失礼しますわ」初見なので冷や汗

ミーア:座って、ほくほく笑顔でアイス食べてます

トリア:「失礼するわね」

GM:全員顔を布で隠し、細い腕をぶら下げ、液体の滴る得物を手にゆらゆらと近づいてくる。が、それ以上何もしてこようとはしない。話が通っているのだろう。


GM:「……。」沈黙とともに一人ひとり見渡す


GM:応接間に通された君たちは、液体の入ったボトルとグラスを前にどうしてよいのかと思っているところだった。


ガードルート:「…さて、改めて自己紹介する必要もないでしょう。」

ガードルート:「…?何をしている?毒物など入ってない。」


GM:そういうと彼女は自らグラスに注ぎ、飲み干す。


ガードルート:「…ルーンフォークの私には、こういったものは、必要ないけど。」

ガードルート:「…たしかに我々は常時対毒の何かを使用しているけど、それを踏まえて使うのが基本。」

ガードルート:「…さらに言えば、殺せない毒など毒ではない。…まずは一息付け。くつろげぬとは思うけど。」

ガードルート:「…さて、いまさら改めての自己紹介は要らないでしょう。」

ジャック:「グラスに仕込む無粋なこともしないだろう、なんせその必要もないだろうしな」

シーリス:「…いただきます」深呼吸してから口をつける

ガードルート:「…そう、我々はいつでもあなたたちを鳥のエサに変えることができる。」

ガードルート:「貴方たちは私のことを知っている。私は貴方を知っているのだから。…知っているか?君たちは裏社会において“貴族潰し”などと呼ばれているぞ」

ガードルート:「結果的にそうなっていることが多いとは思うが、不憫なことね。…さて本題。何の用か。大方の検討はつくけど。」

ジャック:「これの今の元締めについて…だな」

ガードルート:「…そいつの名は知っているの…?」

ジャック:「あいにく偽名しかしらないな…」

ガードルート:「名が通る時点でこちらでは本名が知れたも同じこと…。」

ジャック:「ダリウス…だ」

ガードルート:「…奴か。確かにうちで匿っている。…で、ダリウスの出したルマ湖畔傭兵搬入計画に異を唱えに来たと。」

ガードルート:「……計画書を見せて。」

ジャック:「ざっくりいうとそうなるか。計画書?」

ガードルート:「…お前たちの行動計画書。いいから早く。」

ジャック:「んん…ないが?」

ガードルート:「…ええ…。……まぁいいか…。これからの行動の内容次第ではダリウスは受け渡してもいい。正直、奴は好かない。」

ガードルート:「…「あのお方」のご意思でもないので、私はいつでも奴を裏切ることができる。」

ガードルート:「…金払いが良いから匿っただけ。」

ガードルート:「…先に言うが、我々に敵対したいのならば、武器を抜けばいい。抜く前に全員蘇生できぬように殺すだけ。」

ガードルート:「…だが、あくまでお前たちが「敵対するのは最終手段だ」と思ってくれているなら、最後まで抜かない方がいい。」

ガードルート:「…私は利益にならないことが嫌い。それ以上に、気に入らない奴をそばに置いておく方が嫌い。」

ガードルート:「…協力こそしないが、敵対はしないでおいてあげるよ。」

ガードルート:「…我々の意思は、「冒険者といざこざを起こすのが面倒」だ。」

ジャック:「海上は既に手回し済みだ、場所を突き止めたらいつも通り正面から潰すつもりだっただけだな。まあ相手次第で内容はいくらでも変えるつもりだが」

ガードルート:「…それから計画だが、聞く限りここに来たのは最善。…君たちが傭兵を使って味方につけようとしていた場所には我々の息がかかっている。すぐにダリウスの耳に入ったでしょう。」

ガードルート:「…みすみす逃すところだった。…そちらの要求は飲もう、では次はこちら。」

ガードルート:「…金銭は要求してもいいけど、はした金にしかならんだろうから金は要らない。」

ジャック:「では何を?」

ガードルート:「…盟約を結べ。」

ガードルート:「我々デスクリムゾンとではなく。私と。このガードルートの駒となりなさい。」

ガードルート:「…比較的都市間を自由に動けて、比較的立場もよく、善の位置に身を置く私兵が欲しい。」

ガードルート:「…安心して。お前たちの不利益になるような依頼はしない。お前たちの評判が下がっては私兵の意味がないから。」

ガードルート:「…どう?」

ジャック:「依頼内容に最低限拒否権はもらえるならば」

ガードルート:「…無理は言わないつもり…でも…。まぁ。この盟約を断るというなら、機密保全のためにここで消さなくてはならないのだけど。」


GM:と真顔で言い放つ彼女からは、殺気が感じられない。

GM:暗殺集団のトップから、何も感じられないのだ。それこそが、君たちに恐怖を与える。


ジャック:「視点が変われば善の意味合いは変わる。ってだけの話さ。無理を言われない限り拒否はしない」

ガードルート:「…じゃあ、盟友、これからよろしく頼む。丁重に見送って差し上げろ。」

ジャック:「あぁ、よろしく頼む盟友」

ガードルート:「…後ほど使いをやる。隠れ家の場所はあとで割り出して送らせるとする。」

シーリス:「よろしく…お願いしますわ」


GM:彼女は”左手”で握手を求めてくる

GM:応えますか?YES/はい


ジャック:「何れは右手で握手をしたいものだね」

ガードルート:「…「あのお方」の意思ならば。」

ジャック:「ちなみに…一ついいか?」

ガードルート:「…内容次第。」

ジャック:「領主は噛んでいるか?」

ガードルート:「デスクリムゾンとしては絡んでいない、と宣言できる。個々人は知らない。」

ガードルート:「…少なくとも私の意志ではない。」

ジャック:「そうか、では使いを待つとしよう」

ガードルート:「…む、卑怯な回答だったな。カデル領主の前歴を知っているなら、まぁそういうことだろうね。」

ガードルート:「…ルマ湖畔を、足掛かりにするつもりなのだろう。」

ジャック:「だろうな…あきらめの悪い男だ」

ガードルート:「…この町は、正直疲弊している。今戦争が起きれば、この国に戦力はない。負けは見えているというのに。」

ガードルート:「…ところで。」

ジャック:「ん?」

ガードルート:「リリの奉仕はどうする?」

ジャック:「あー…もちろん受けたいとこだが今回はやめておこう。」

ガードルート:「ではせめてリリに見送らせるとする。私は少し野暮用ができたので失礼する。」

ジャック:「あぁ、分かった」

ガードルート:「…豪胆な、よい戦友に恵まれた。」

リリ:「おかえりでいらっしゃいますね?お疲れさまでした。怖かったでしょう。ガードルート様。」

ジャック:「いい女だった…」

リリ:「まぁ…。ではおかえりはこちらです。またいらしてくださいませ。お代は今回はいいそうです。」

リリ:「酒代よりいいものをもらったから、とガードルート様が。」

ジャック:「それはよかった」

ミーア:「バイバイ!」

リリ:笑顔で手を振りふり

シーリス:礼だけして行きます

トリア:「ではまた」ちょっと礼をして行きます


GM:というわけでアレスタ海です。


海賊:「ッシャアオルァまた来たな動物っぽいヤツらァ!!」

ミーア:「やっほー!!!!きたよ!!」笑顔でパー

ジャック:「ボスに会いに来た、奥に失礼するよ」

海賊ども:「ちがう!!こうだ!!せーの…。」「「「やっほーーーーーー!!!!!」」」さらなる大声

ミーア:一瞬ビクッてして、「うん!!!」

ドルネシア:「相変わらず賑やかなお仲間ですことね。」

ミーア:「やっっっほーーー!!!」遠くから聞こえてくる大声

ジャック:「そうだろう、さて少し内密な話がしたい」

ドルネシア:「いいでしょう。船室にどうぞ。」

ドルネシア:「ッシャオルァ気合入ったな!!巻き割を手伝えオルァ!!」ジャイアントアーム

ミーア:「わーい!楽しそう!やるやる!!なにそれすごいね!」>J.アーム

GM:スゥウウウウ…コォオオオオオオオオ…ムキッ


ミーア:波〇呼吸法じゃねーかwww


ドルネシア:「して、なにかつかめまして?」

ジャック:「盗み聞きされる可能性は?」船室に入ったのち

ドルネシア:「ありませんわ。遊んでるように見えて、目を凝らしていますわ。」

ドルネシア:「マストの上にも見張りがおります。」

ジャック:「思っているのとは違う見張りをしているのが混ざっているようだ」

ドルネシア:「周囲100m四方に通話のネックレスを持たせた見張りを立てていますわ。お気になさらず。」

ジャック:「端的にいえば関わっているようだ」

ドルネシア:「…やはり…。」

ジャック:「詳細は調査中だが、これは内密にしたほうがいい」

ドルネシア:「カデルの息のかかったものが、先導している、ということでしょうか。」

ジャック:「そうなる、それがここのメンバーにも混ざっているようだ」

ドルネシア:「確証はありますの?宣戦布告と取られてもおかしくないのですわよ?」

ジャック:「物的証拠はまだない、が…貴女のいけ好かない女が断言した情報でもある」

ドルネシア:「別にガードルートは嫌いじゃありませんことよ。デスクリムゾンは嫌いですけども。」

ドルネシア:「というか、良く接触できましたわね。」

ジャック:「普通に正面から」

ドルネシア:「まぁ…。見上げた根性ですわね…。」

ジャック:「いい酒の趣味もしてた」

ドルネシア:「して、ガードルートは密偵がこの黒い鮫にいるとおっしゃったの?」

ドルネシア:「いたとしても、大丈夫ですわよ?わたくしの号令が最終決定権を持ちますわ。」

ジャック:「そうだ、大元に筒抜けになるとも言っていたな」

ドルネシア:「…ふむ。」

ジャック:「危ない橋だったが、情報が手元に来たのでね、諸々含めて報告に来たってわけさ」

ドルネシア:「ならば、船の上でわたくしの号令以外の動きをした場合、殺すように言っておきましょう。情報については、こちらで統制及び戒厳令を敷きます。」

ドルネシア:「情報が出ても対処できるように、こちらからも何人か助っ人に出しましょう。」

ジャック:「よろしく頼む」

ドルネシア:「わたくしたちも、貴方たちも、最終的にモノを言うのは、腕っぷしですわ。」

ジャック:「そうだな、それがなきゃ話にならん」


GM:【称号「アレスタの黒い鮫の知り合い(名誉称号:50)」を入手する】【称号「”殺戮機械”ガードルートの盟友((名誉称号:100)」を入手する】


GM:さて今回はここまで。いやー、対応を間違ったら胴と首がおさらばしている場面が多すぎるんだよなぁジャック。

ジャック:ぶっちゃけこわい。でもいい女だよな…。

GM:わかるガードルートマジで最高。

ミーア:それはGMがルンフォガチ勢だからでは?

GM:ひいき目に見て何が悪い!!推し種族だぞ!??

トリア:わかる。推しは譲れないものがある。


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