第6話「そんな勇気も持ち合わせずに」
「そんな勇気も持ち合わせずに①」
GM:さぁ、やって参りましたシーリス回。いやー聞いてくださいよ。
ジャック:なんだGM上機嫌じゃないすか。
GM:シーリスがさぁ。豪の深い設定をくれたもんだからさぁ。張り切っちゃった(てへぺろ
トリア:うっわぁ…。
ミーア:軽い気持ちで設定組んだらとんでもない目にあいましたミーアです。
GM:さぁ行ってみよう。タイトルコール!
GM:第6話「そんな勇気も持ち合わせずに」
GM:「裏切者が。」と叫びたてる。
かつて失った友の声で。暗闇から”それ”は声を上げる。
それが何なのか。いや何だったのか。それは君だけが知っている。
自分だけは生き残った。その事実が君を締め付ける。どんなに狂いたくとも、自分だけは狂わせられぬ。
私は狂えるのか、そんな残酷な運命。それが宿命だと。
受け入れた気持ちで、限りなき夜が心掻き乱す。
シーリス:「………」
シーリス:「………………」
シーリス:「……………………違うわ…」
シーリス:「私は…私ただみんなを助けたかっ………。……いいえ…わからないわ…。」
シーリス:「私は、本当に…みんなを助けようとしたのかしら……?私は、私が助かりたくてあの時……?」
シーリス:「い、いいえ、違うわ……。でも…。私と一緒にいる人はみんな……。……?」
シーリス:「本当に、私のせい…なのかしら…。もしかしたら……。」
シーリス:シーリスの表情が抜け落ちる
シーリス:「もしかしたら…私が…。私さえいなければみんなは………」
シーリス:そう呟いてうずくまり、その後しばらくは動かなかった。
リネルネ:「おはよう、シーリス、いつもどおり仕込み手伝って…あら?」
リネルネ:「シーリスは?誰か知らない?」
アンナ:「さて、シーリスさんどうしたんでしょうか?寝てるとしても珍しい。」
トリア:「あ、おはようございます。シーリスは私も見てないわね。」
ジャック:「見てないなぁ…」煙草を燻らせつつ
ミーア:「起こしてくるね!!」ダッダッダッダ
リネルネ:「おねがいするわね。」
ミーア:バァン!!
ミーア:「おはようシーリス!!どうしたの??」おおごえ
ジャック:「久々にここで過ごす朝は賑やかでいい」
シーリス:「………ミーア…?どうしたの、こんな時間に…」なお無表情
ミーア:「え!朝だよ!みんなもう起きてるよ!!」
ミーア:「シーリスが起きてないの珍しいからおこしに来たよ!」
シーリス:「朝…?」窓を見て眩しそうに眼を細める
ミーア:なお満面の笑み
ミーア:「…?朝だよ!!」
シーリス:「あら…?あ…えっと、そうね。ごめんなさい。えっと…」覇気がない
シーリス:「あっ……!ミーア、今何時なのかしら!」
ミーア:「え、え? シーリス、元気ないの??ん?えーと…はちじ?だと思う!」
ミーア:(時計を見たりはしない。ご飯が出てきてないからはちじ。くらいの認識)
シーリス:「な、なんですって…!…はあ、寝坊ね…。マスターに申し訳ないわ…。今日は少し作ってみたいものもあったのに…」
ミーア:「大丈夫ならいこう! 今日は久しぶりに卵だよ!!」
シーリス:「ありがとう、ミーア。起こしに来てくれて。すぐに行くから先に行っててくれるかしら…?」
ミーア:「うん!わかった!! 早く来ないとシーリスの卵食べちゃうよ~!」
ミーア:(階段をかけ下りる音)
ジャック:「来たようだな…」
アンナ:「ええ、大丈夫でしょうか…。」
ミーア:「おきてた!すぐ来るって!!」(みんなに)
トリア:そういや器用度的にもシーリスが来ないならできる範囲でトリアさんは手伝ってるかな
トリア:あとはシーリスから女の子らしい趣味を学んでたりしてるから料理作るのはありかなって
アンナ:ちなみに料理はからっきしです!
ミーア:草
ミーア:アンナさんが調理したら大惨事になりそう
GM:胃に入ればみんな同じでしょう?とかいうよきっと。
シーリス:多分どこかの戸棚を開けるとシーリスの手書きのレシピ本があります
シーリス:辛い料理はない
ミーア:あたしもつくれるよ!(切って焼くだけ)
シーリス:「…ああ、またやってしまったわ…。最近は夜に辛くなることもなかったのに…。あぁ、いいえ、違うわ。最近が…幸せだったのね。」自嘲するように笑ってみんなのもとに行きます。
リネルネ:「おはよう、珍しいわね。大丈夫?」
ミーア:「あ!きたきた!!」
ミーア:(もう興味はシーリスからご飯へ向いている)
トリア:「おはよ」シーリスが普段いる位置にトリアさんがいる
シーリス:「ええ、少し寝坊してしまったわ。ごめんなさい、昨日朝ごはんは任せてほしいって言った手前で…」マスターに申し訳なさそうに
リネルネ:「あら、いいのよ。機会はいつでもあるもの。」
リネルネ:「それより、…。目のクマがひどいわ。どうしたの?」
シーリス:「みんなおはよう。心配させて悪いわね…。」
トリア:「大丈夫?睡眠導入薬くらいだったら処方できるけど」
アンナ:「眠ります?ぐっすり3時間!(ホーリークレイドル)」
シーリス:「あ、い、いいえ、なんでもないのよ。そう、昨日少しストラップに凝ってしまって…。だめね、自己管理がなってなくて」少し笑いながら
リネルネ:「…。さぁ、朝ご飯の用意ができたわ。卓について頂戴?」
シーリス:「ええ、ありがとう。」マスターの間には気付かずに座る
ミーア:「まってました!」
アンナ:「頂きます…!」
ジャック:「さあいただこう」
トリア:「いただきます。」
シーリス:「いただきます」
リネルネ:「大丈夫よ。香辛料は私が必要数しか用意してないわ。」
リネルネ:「そもそも瓶に最低限の量しか入れてないわ。高級品ですもの。」
シーリス:「あら、おいしいわね。今日は誰が朝ごはんを作ってくれたのかしら?」あんまり味してない
トリア:「あら、抽出量を間違えてはいないのだけども…ふむ?」
シーリス:もくもくとニコニコしながら食べてる
ミーア・スキット:「ギニャ~!」☆△T
アンナ:「ん、スパイシーなチリソースですね。おいしい。」
ミーア・スキット:「か''ら''い''!!今日のゴハン辛いよ!?」
トリア:「ふむ…料理のアレンジはまだ早かったみたいね」
ジャック:「朝から刺激的な味だな」
アンナ:「…。シーリスさん。」
シーリス:「ふう、ごちそうさま。朝寝坊してしまったことだし私、先に片付けておくわね。」
ミーア:あぁ、来た…w
シーリス:「…あら、なにかしら?アンナ。水のおかわりなら任せてちょうだい」
シーリス:「あら、トリア。食べ終わっているなら一緒に片付けてくるわね」
アンナ:「ずっと言おうと思ってたんですけど…。」
アンナ:「というか、聴いていいかわかりませんでしたけど。」
シーリス:「何かしら?」水をつぎながら
アンナ:「心のどこかで、私たちを…。」
トリア:「ん?片付けるのは…いやお願いするわ…にしても早いわね。」
アンナ:「怖がっていませんか?」
シーリス:「……え?」少し固まる
シーリス:「…いいえ?どうかしたのかしら、アンナ?私達は仲間でしょう?怖いなんて思ってたら前を任せることなんてできないじゃない」少し笑って手をまた動かしながら
アンナ:「…。いえ、なんというか。」
シーリス:「…あぁ!ジャック、ごめんなさい。水、こぼしちゃったわ」
アンナ:「…「仲間がいる」ということ自体を恐れているような…。」
ジャック:「気にしなくていい丁度暑かったんだ」水を若干浴びながらも拭いてる
シーリス:「ごめんなさい…ちょっと、タオル持ってくるわね」その場を離れようとする
シーリス:顔はまだ笑ってます
ミーア:「最近暑いよね~後で水浴びに行く??」
アンナ:「もしかして、昔、私たちのような仲間がいたんですか…?じゃあ、その時の仲間は…。」
ミーア:ザ☆能天気
シーリス:「昔のことなんて!!…っ、別に、関係のない…ことでしょう…?」アンナのセリフに食い気味
リネルネ:「止めなさいアンナ!」
シーリス:「…ごめんなさい、少し頭を冷やしてくるわ」
リネルネ:「…実は、依頼が来ているの。…これは、出さない予定だったけど…」
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・依頼
「ドゥ・ロー・ブリュレを取り返せ」
・依頼者
”ルマの里の長”エルセリス・コーネリア
・概要
銘酒ドゥ・ロー・ブリュレを作る権利を奪われた。
なくては年貢が納めきれない。
あれだけは取り返してほしい。
「あの日」から、エルフの誇りは失われた。
これだけは、取り戻してほしい。
・報酬は一人頭3000G
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リネルネ:「…一番最初、この店で冒険者登録した時、ギルドにはシーリスの経歴が残っていたの。」
アンナ:「…すみません…。」
ジャック:「まあ、そういうタイミングか…詳しく聞こう」
リネルネ:「…シーリスは、確かに昔、冒険者だったわ。」
リネルネ:「彼女の年齢を知っているかしら。」
ミーア:「え、え??どうしたの?どうしたの??」
リネルネ:「27歳。エルフの女性としては若いほうだけど」
トリア:「ふむ。なるほど」
リネルネ:「でも、里を出て、新米冒険者として生きるエルフとしては、それなりに生きているほうなのよ。」
シーリス:(じゃばじゃばじゃば……ぼたぼたぼた……〉
リネルネ:「シーリスの最後の依頼は、エルフの聖地、ルマ湖畔。」
シーリス:(ふきふき……ぱちゃぱちゃ…ひたっ、ひたっ、ひたっ…)
リネルネ:「そこで彼女のパーティは、全滅したわ。」
シーリス:(…ぱかっ、ぬりぬりぬり……)
リネルネ:「彼女を一人残して、ね。」
ジャック:「冒険者をしていればあるかもしれない事例の一つだな」
ミーア:「…。」(シリアスな話が始まったので静かに聞いています)
リネルネ:「彼女は、一度パーティという仲間を、失っているのよ。」
リネルネ:「ギルドの冒険者録には、結果しか残されていないから、これ以上はわからないけど…。」
リネルネ:「一応、掲示板には貼っておくわね。後はあなたたちで決めて頂戴。」
リネルネ:「…できれば、彼女にはミーアのように、過去と向き合って欲しいわね…。」
シーリス:(手持ちのリップを眺めてこころなしか濃いものを選ぶ)
ミーア:「…。」ここで少し思い出して眉尻が垂れます
アンナ:「わ、私、謝ってきます!」
リネルネ:「今あなたがいってもだめよ。」
シーリス:(化粧を一通りして鏡ににっこりして頷く)
リネルネ:「ミーアか、ジャックがいいわね。ちょっと元気づけてきて頂戴な。私は少し買い出しにいくわ。留守は任せるわね。」
ミーア:「うん……いってらっしゃい」
ジャック:「さて、ここはミーアが適任だな」
シーリス:(化粧品をポーチに入れようとして、ふとミーアにもらったリップを眺める)
アンナ:「…。」(目に見えてしょぼんとしている。
ミーア:「えっと…えと、どうすればいいかな?」かな。上のやつ訂正
ジャック:「特に特別なことはしなくていい、ここに連れてくるんだ、『依頼』の時間だ」
ミーア:「…!うん!わかった!!」ダダダ…ガチャン!
シーリス:「あら、ミーア。洗面台かしら?あ、それともとうとう化粧に興味が出てきたのかしら?」にこにこ
ミーア:独りになって化粧をしている…と思いきやミーアからの拡声リップを見つけたシーリス。そんなところにミーアが来ます。
ミーア:「え''…!? い、いや…そんなことより!依頼だよ!行こう!!」シーリスの腕を引っ張って、抵抗がないなら食堂まで行きます。
シーリス:「あ、ああ、分かったわ。呼びに来てくれたのね。ありがとう。」ついていきます
ジャック:「これは由々しい事態だ…。」
ミーア:バタバタとさわがしく二人で食堂に入っていきますね。
アンナ:「…。」(戻ってきたことに安堵するも、顔を直視できない)
シーリス:「依頼が来たみたいね。ごめんなさい、外してしまって…どんな依頼なのかしら?」
ジャック:「これの権利を取り返せという依頼だ」酒瓶を出す
GM:銘酒ドゥ・ロー・ブリュレを作る権利を奪われた。なくては年貢が納めきれない。あれだけは取り返してほしい。「あの日」から、エルフの誇りは失われた。これだけは、取り戻してほしい。
シーリス:「あら、これはこの前の…権利なんて大事な話ね…」
シーリス:「というかこれ、確かエルフのお酒だったわよね?それなら私もこの依頼は他人事じゃないわね」
シーリス:「みんなが賛成しているのなら私が反対する理由はないわ」
アンナ:「(マスターが、これを隠そうとした理由は…)」
ジャック:「反対するものがいないならPTとして受けようと思うが」
ミーア:「あたしはいいよ!」さも当然という顔をしています。
トリア:「ん?受けるわよ?」
ミーア:(お酒…?を取り返したらいいんだよね!うん!おk)
ミーア:(…てか、ジャック持ってるなら、それ渡せばいいんじゃないかな?)分かってないですねコレ
GM:ミーアらしくて良いぞぉww
ジャック:「なら各自準備をするように、俺は馬車をチャーターしてくる」
シーリス:「ええ、わかったわ」
アンナ:「…。」がちゃがちゃ
ミーア:「分かった!!」
アンナ:珍しく鎧のフェイスカウルを下げている。コーホー
トリア:「一人だったら女の子で足止めるでしょ。私も行くわ」
アンナ:「ふふ、普段は見づらいからこうしてるだけですよー。」かしゃっ
ジャック:「ふむ、じゃあデートとしゃれ込むか…行こう」
トリア:「…デー…!!?…そうね。行きましょうか」
ジャック:二人は例の貴族の屋敷へ
マークライン:「やぁ、今回もか?君たちは忙しいな。次はどこの家を潰しに行くんだ?」
ジャック:「多分エルフかドワーフ辺りじゃないか?」
マークライン:「となると、例の銘酒絡みか?つい先日から、流通が止まっているんだ。」
マークライン:「詳しい話は分からんが、無いものは仕入れられんからな。仕入れられないということは、なにかが滞っている証だ。」
ジャック:「流石会長様だな、あとはまあPTのメンタルケアも含めている」
マークライン:「はは、さすがパーティの黒一点は違うな。」
ジャック:「ただのしがないマスコットさ」
マークライン:「まぁいい。チャーター内容はいつも通りだな、もう使わん馬車だから壊しても構いはしないが、その際は買い取ってもらうからな。じゃあ気を付けて。」
ジャック:「問題解決した暁には銘酒を何本か買い付けておくよ、いまならリクエストも受けよう」
マークライン:「そうか!じゃあエルフの里の清水を瓶に頼む。5つもあればいい。ついでに頼めるのなら楽なものだ。」
トリア:「瓶に詰めればいいのね。任せて。」
マークライン:「ただきれいな湧き水を流通させるだけで金になる。その流通が一番金がかかるんだがな。」
ジャック:「了解した、ではまた」
シーリス:「ああ、アンナ。さっきはごめんなさいね。取り乱してしまったわ。」何の躊躇も気負いもなさそうな感じで準備してるアンナに話しかけます
アンナ:「いえ…。こちらこそ…無神経でした。」
シーリス:「少し不安にさせてしまったのかもしれないけれど…私は、みんなのことは大事な仲間だとは思っているのよ。」いつかの慈愛の笑みと同類の困ったような笑みを浮かべてます
シーリス:「それじゃあ、私は少し部屋から取ってくるものがあるから、また後でね」部屋に戻ります
アンナ:「…疑ったわけではないんです。あの、ミーアのあの時から、心配だったんです…。」
シーリス:「あの時…?ごめんなさい、ミーアの時は、別に何もなかったと思うわよ?」振り向いてアンナに向かって綺麗に笑った後今度こそ部屋に戻ります
アンナ:「…。」かしゃっ
アンナ:「(私は…。)」
シーリス:「(がちゃん)」
アンナ:「ひゃっ!」
ミーア:「わっ!ビックリした!!」
ミーア:(アンナさんのヘルムスリットから中を覗いていた猫)
アンナ:「ミーア、どうしたんですか?」
ミーア:「……?? わかんない!でもなんか気になる…?みたい!!」
ミーア:パブロフ・ミーア
GM:あんたネコじゃねーか。
ミーア:「でもアタマがしゃがしゃ珍しいね?どうしたの??」
アンナ:「ふふ、これは、防御力を上げるためですよー。気分的に。」
ミーア:「そっか!」気分的に~…を誰よりも体現している人
アンナ:「私は、なんなんでしょうね…。」
ミーア:「???どしたの?」
アンナ:「こんなこと、言いたかったわけじゃないのに。かけたい言葉は、もっと別にあったはずなのに。」
アンナ:「…言えなくなってしまいました。」
ミーア:「アンナは、アンナだよ??言いたいことがあるなら、言えばいいじゃん!」
シーリス:(この方が強固な感じがするのよね…気分的に)>リップ
ミーア:「そのうち言えるようになるよー!」
アンナ:「…私の取柄って、なんですか?」
ミーア:「うーん…固いよ!!」
ミーア:鎧ですね~
アンナ:「堅いことは、良いことなのでしょうか。」
ミーア:「うん!すっごく助かってるよ!!」
アンナ:「そっか、…なら、このままいきます。私は、貫きます。」
ミーア:「今日うまくいかなくても、いつかうまくいくときが来るよ!」
ミーア:「うん!また戦いになったらいつもみたいによろしくね!」にししーと笑います
アンナ:「はい、よろしくお願いしますね…!」
ミーア:「うん!」
ミーア:「よーし!あたしももっともっと武器をブンブン回すぞーっ!」独りごちながら腕をブンブン回して準備に移る
アンナ:「(私がかけたかった言葉は…。言葉は…。言えるときに言いましょう。)」
ジャック:「ただいま、支度が出来たものから荷物を積んでいってくれ」
アンナ:「はーい。」
シーリス:「ええ……ぐっ…う……え…無理…なの…?」自分の荷物を運んでビンの木箱を少し移動させようとした
アンナ:「大丈夫ですか。私がしますよ。」ずりー
シーリス:「…え、ええ…ありがとう………」茫然
リネルネ:「ただいま。あら?」
リネルネ:「結局いくのね。」
ジャック:「ああ」
ミーア:「リーネおかえり!行ってくるね!!」
リネルネ:「いい結果になることを祈っているわ。行ってらっしゃい。ちゃんと、帰ってきてね。」
シーリス:「マスター…私…筋トレもしてくるわね…」
ミーア:「うん!!」
ジャック:「さて行こう」
アンナ:「はい!」
シーリス:「ええ。行きましょう」
GM:というわけで道中戦であるが。
GM:君たちが名誉点をよこせとうるさいから欠片散々放り込んだ雑魚の恐ろしさを知るがよい。
アンナ:「なんですかアレ…。」
ミーア:「うえぇ~…気持ち悪い!」
シーリス:「(私も…いいえ、私が、倒さなきゃ…!)」
トリア:「…うわぁ」
ジャック:「さて、一気に仕留めるか」
GM:さて人食い花ブラッディペタル。おそらくこの道を通る若手冒険者を片っ端から食ってたんでしょうね。初心者喰いの人食い花です。さぁころせ。剣の欠片は1部位につき5個入ってるぞ!!
トリア:馬鹿か!!!
ジャック:下手したら死ぬぞこれwww
ミーア&シーリス:えっ怖いんですけど。
GM:といいつつ何とか撃破。手痛い反撃はもらったものの、誰も倒れることなく戦闘は終了。そして君たちは道中でルキスラによることになった。
ジャック:「シーリス、先に専用化してくるといい、俺が宿をとっておこう」
ミーア:「え!!あたしも遊びに行っていい!?」
トリア:「あ、私も専用化はしておこうかな。」
シーリス:「あ、それは助かるわね。ありがとう、ジャック」
ミーア:「えー…レアカードないのかぁ…」ショボーン
トリア:「今度いろいろ教えてあげるわ」
ミーア:「…!うん!ありがとうトリア!!」
トリア:「ん、今度一緒にお買い物しましょ。」
娼婦:「あら、かわいらしいお客様ね?よろしくお願いするわ。」
ミーア:やっぱ風俗じゃねーかwwww
トリア:知ってた
ジャック:「やあ、随分と若くてきれいな子だ。こちらこそよろしく頼む」
娼婦:「あら、脱がないの?それとも脱がされたいお人?ふふっ」
ジャック:「まあ座ってくれ、飲み物でも頼もう、何が飲みたい?」
娼婦:「あら、頂いていいのかしら?じゃあエールがいいわね。まだ時間も早いもので。」
ジャック:「じゃあエールを二つ」オーダーしつつ「とりあえず乾杯行こうか」渡しつつ
娼婦:「ところでキャストドリンク50Gだけど大丈夫かしら?」※相場50倍
ジャック:「ん、構わないさ」
娼婦:「ではいただきますね、乾杯っ」
ジャック:「さて、今日はこれについて聞きたいんだが」
娼婦:「まぁ、ドゥ・ロー・ブリュレね。もう、持ち込みなんて禁止なんですよ?ふふっ。」
娼婦:「でも、おいしいわよね…。」
ジャック:「これが現在製造の権利を奪われてしまったらしくてな」
娼婦:「えっ…。それは、ルマ湖畔のお話?」
ジャック:「ご明察」
娼婦:「んー。たしかに、うちでも出してるんだけど、最近入荷がストップしているのよ。」
ジャック:「大分古くからある銘酒だし、以前からいざこざが絶えないと思うんだが、なにか心当たりはないか?」
娼婦:「たしかにいざこざもあるけど、でも、そんな簡単に譲渡できるような技術でもなければ、深入りできるような里でもないはずなのに…。」
ジャック:「知ってそうな友人、知人でもいいんだ。簡単な譲渡では一切なさそうでね」
娼婦:「そうね、私の姪に当たる人が里にいるわ。ミルヒという子よ。15歳になるわ。でも、最近は文のやり取りも減ったというか、10年前からしてたんだけど徐々に少なくなってね…。」
ジャック:「そうか、エルフの里は部外者には排他的と聞くしな、良ければ近況報告がてら紹介してくれないかな?」
娼婦:「いいわ。ついでに私の文を持って行ってくれるのなら、貴方に協力するように添えましょう。」
ジャック:「もちろん届けよう、何か渡したいものがあればそれも一緒に」
娼婦:「なんでかわからないけど、これが欲しいって…。一応用意はしたんだけど、ちょっと不安で…。」
ジャック:「ほう、ロングソードか……。それならミルヒ嬢の使用目的など含めて後で報告しよう」
娼婦:「ええ、ありがとう。何かあればまた着て頂戴。お値段以外でならサービスできるわ。ふふっ。」
ジャック:「なんなら内容によっては何かしら指導もしよう、これでも冒険者だからな」
娼婦:「あなた、魔法使いではないのかしら??ふふふ、冗談がお上手ね。」
ジャック:「それは楽しみだ。魔法使いでもあるが、いい男はたいてい何でもこなすものさ。では手紙を書いててくれ、俺はそこでのんびりしていよう」
娼婦:「ん、ありがとう。ちょっと待っててね。ふふっ…。」
ジャック:「確かに受け取った。ではまたこよう」
娼婦:「あなた、最初から情報が目的でしょう。ふふっ。手なんて出す気は…あったっぽいけどw…またきてね!」
ジャック:「ん?いい女を抱きたくない男はいないさ」
シーリス:「あ、ジャック。いくらだったのかしら?」
ジャック:「60Gだった」
シーリス:「わかったわ。いつもありがとう。」
GM:部屋割りは?
ジャック:3部屋で、1部屋はジャックが。残り二部屋は女性陣で分けるといい。
トリア:あ、じゃあミーアと一緒で。
ミーア:了解ですwwwww
シーリス:あああああミーアああああああ
シーリス:ああああトリアあああああああ
シーリス:あなたたちアンナとシーリスを二人っきりにしやがってええええええ
シーリス:「…?どうしたのかしら…?」
アンナ:「…あー…とりあえず、休みましょう。」
シーリス:「ええ、そうね。」
トリア:ずるずる
シーリス:シーリスで反論できない!!!!
ミーア:※レアカードのことしか頭にない
ミーア:※むしろ禍根を引きずっているなんて夢にも思ってない
ミーア:※彼女の剣の世界ラクシアには禍根なんてものがない
GM:な、なんておめでてえミアキスだ…
トリア:「とりあえず今回買ってきた赤カードから」(講義を開始している図
アンナ:「…。すみません、きれいな水を少しいただけますか。シーリスさん。」
シーリス:「ええ。」ピュリフィケーション
アンナ:「武器の手入れと、あとは清めとお祈りに使います。」
シーリス:「はい、どうぞ。」
アンナ:「ありがとうございます。」
アンナ:「……。」
アンナ:「…………。」
シーリス:「…あ、私も少し使っていいかしら。宝石を磨くわ」
アンナ:「……あ、はい…。」
シーリス:「……。」拭いてて普通に黙ってる
アンナ:「…すみません。」
アンナ:「ミーアはわかりませんけど、ほかの方には、気を遣わせたと思います。原因は、私ですから。」
シーリス:「……ええと、ごめんなさい。いったい何に対して謝っているのか分からないのだけれど」
アンナ:「あなたの仲間のことです。」
シーリス:「あら、そう?それなら私は大丈夫よ。少なくとも私は………」(早口)
シーリス:「…………。ありがとう、私は吹き終わったから場所開けるわね」
アンナ:「私は、この世界について、まだ何にもわからないんです。私がどこから来たのかも、何をしていたのかも。」
アンナ:「知識はあります。学者と言われるだけの知識は。一応、冒険者ですから。最低限は。」
シーリス:「…………。」アンナの話なので話を聞く姿勢
アンナ:「でもそれは、本からの知識です。私自身の体験でも、見聞でもないんです。」
アンナ:「本当は見聞も経験もあるのかもしれません。でも、もう思い出せなければ、無いのと同じなんです。」
シーリス:「そうね……あなたも早く記憶を取り戻すことができるといいのだけれど…」
アンナ:「私は焦っていたんだと思います。単純な好奇心で、貴方に言葉という刃を向けてしまった。」
アンナ:「あなたたちと、同じものを共有出来たら、仲間になれるのかなって。ずっと考えてました。」
アンナ:「本当は、前線に出るタイプじゃないんです。痛いんですよ。」
アンナ:「でも、そうしたら、あなたたちと一緒にいられると思って、私は盾と鎧で前に出ます。」
シーリス:「…ええ。そうね。そんなことは当たり前なのよ。」
アンナ:「あなたがいるから、私は後ろを振り返らずに、立ち続けられるんです。」
アンナ:「そうです、当たり前なんです。当たり前のことだから、あなたも、もっと誇りを持ってください。あなたがあなたであることを。あなた自身に。」
シーリス:「…当たり前じゃない。アンナ、あなたの言う当たり前は、当たり前なんかじゃないのよ」
シーリス:「痛いことは当たり前、当たり前なのよ。でも、貴方たちに痛い思いをさせ続けるのは当たり前なんかじゃないわ」
シーリス:「私は…………。私は、ただ守られているだけよ。貴方たちに守られて、安全なところから戦っているだけ。誇れることではない……!」
シーリス:「…アンナ。貴方はすごいわ。その痛みに向かっていける強さがあるんだもの。本当に誇るべきは…貴方だと思うわよ、アンナ。」
アンナ:「違う。違う!私が、私が言いたいのは…!!」
アンナ:「…!」感情が溢れそうになってバァンと飛び出していく
ミーア:その音は?
GM:聞こえてていい。全員とも。
シーリス:「…っ!………ごめんなさい…私が、貴方にただ守られているだけの私が言っていいことではなかったわね…ごめんなさい………………ごめんなさい。」
トリア:「…アンナ…!?」追いかける
ミーア:「な、なになに!?」
ジャック:「ここがパーティとしての越えなきゃいけない山の一つなわけだな」
シーリス:(……それでも…私は、あなたたちが傷つくことの方が痛いわ…)
ジャック:「シーリス、何か飲み物でも飲まないか?」シーリスの近くまで行きつつ
トリア:「…流石にこの状況で二人にするのはまずかったかしら。ごめんなさいね。」
アンナ:「…いいんです。ちゃんと話したかったのに、話せなかった私が悪いから…。」
トリア:「いいえ、緩衝材となる存在はそれでも必要だったと私は思うから。…これをこそ乗り越えるべき試練だと考えてる人もいるみたいだけど。」
ミーア:猫がいなくなったのをいいことに、うきうきで大好きなジャックのところいくんかお前…
GM:ミーアwwww
シーリス:「……………あ……ああ、ジャック。ごめんなさいね。私が追いかけるべきなのに。」
ジャック:「やるべきことってわけではないさ、とりあえず気分を落ち着けよう」
ミーア:ドアのところくらいで立ちつくちてまちゅ どうしていいか分からずオロオロ
ジャック:「……。」ミーアを手招きしつつ
アンナ:「試練なら試練でもいいんです。それで、シーリスさんと仲直りできるなら…。」
トリア:「絶対に仲直りできる。とは言わない。でも、私としては今回の件がターニングポイントと思うわ。真の仲間となるか、道を違えるか。」
ミーア:分からなくてモヤモヤした結果、走り込みとかいくかもですね
ミーア:「そっそそそそうだよ!なにがあったの??」
シーリス:「いいえ、今気分を落ち着けてあげないといけないのは私なんかじゃなくてアンナよ。……私は大丈夫なんだから。」
ミーア:ミーアはジャックに同意していますが、ミーアは少なくともまったく落ち着いていませんね
アンナ:「本当は、私が本当に言いたかったことは…」
アンナ:「―――――って。伝えたかったんです…!」
トリア:「……そう。なら、言いたいことはしっかりと伝えなきゃね。」
ジャック:「馬鹿だなシーリス、落ち着いてるならずっとドアなんか見てないだろう、自分に嘘をつくのは良くないな」ミーアの下あごを撫でてます
ミーア:「そっそそそそうだよ!おちちつかなきゃ!はうっ………ごろごろ」
シーリス:「……ああ、ごめんなさいね。目を見ずに話すなんて。でも本当に大丈夫なのよ。」不自然なほどジャックの目を見て言いますね
ジャック:「……。」不自然なくらい顔を近づけてみる
ミーア:落ち着いたので、あぐらかいて尻尾ふりながら二人の様子を見ています
シーリス:「……ええと、よそ見しながら会話したのは悪かったのだけれど…さすがにそんなに近いと困ってしまうわよ…?」困っている風に笑いながら
シーリス:普段ならきっと慌てて離れる
アンナ:「私は大丈夫です。頭が冷えたら戻りますから。夜風に当たって帰ります。」
トリア:「そう、気の利いた一言も言えないし側にいてあげるべきかもわからないけど。どうせあまり眠れないだろうし私も夜風には当たるわ」
ジャック:「そうか…ならそうだなぁシーリス、一人じゃ何事も解決はしにくいぞとだけ今回は言っておこうか」
ジャック:シーリスのタイミングで軽くおでこを小突いて離れる
ミーア:「そうそう!仲間がいてこそだよー!」にこにこ
シーリス:「…………ええ、そうね。わかっているわ。」小突かれたおでこをさすりながら
シーリス:「ええ、仲間がいれば心強いもの、ね」
ミーア:「うん!」にっこり
ジャック:「あとはこっちで何とかするからゆっくり休め」といいつつミーアを連れて退出
シーリス:「私ももう休むわね。ふたりともありがとう。」
ミーア:「うん!おやすみー!」
ミーア:(部屋の外から「あーお腹すいた」とか聞こえてきます)
ジャック:「おやすみ、さて夜食でも食いにいくか、ミーア」
ミーア:「うん!いくいくー!」
シーリス:(私もよくあんな上辺だけのことを言えたものね…。)
シーリス:(まあ、当然よね。だって、ずっとそうしてきたんだもの。私の愚かさに気が付いたあの日から、ずっと。)
シーリス:((「私は、みんなのことは大事な仲間だと思っているのよ。」))
シーリス:((「ええ、仲間がいれば心強いもの、ね」))
シーリス:(ああ、なんて醜い嘘を私は。)
シーリス:(…でも。)
シーリス:(あれは本当に全てが嘘だったと、求められることを言っただけの出まかせだと、私は言い切ることができるのかしら…?)
シーリス:(い、いいえ、そんなはずはないわ。だ、だってそれならあの子たちは、あの子たちは…。)
シーリス:(私の仲間だというの…?)
シーリス:(だめ、だめよ。そんなのは嫌…!私が大事だと、仲間だと思ってしまったら、みんなは…っ)
シーリス:<裏切者…><あなたのせいで!><お前は逃げたんだ>
シーリス:「…………ふ…」
シーリス:「…ふふ、ふふふ……あはははっ…」
シーリス:「もう、私ったら。何を勘違いしていたのかしら…?」
シーリス:(そもそも、私に仲間を持つ資格なんて…なかったじゃない。)
ジャック:「さてさて…どうしたものか。まあ行けばわかるか」夢中で食事をしている姿を見つつ蒸留酒を舌で転がす
アンナ:(どうしたら、仲間だと思ってもらえるんでしょうか。)
ミーア:もっしゃもっしゃ
GM:というわけで翌朝出発しますが、今日はここまで。
ミーア:このシナリオGMが書いたんですよね?
GM:はい。シーリスの中の人から直接設定をもらって、それを元にくったくたなるまで煮込んで仕上げました。
トリア:ダシが出てんなー(白目)
ジャック:まぁ、このGMだからこれくらいは覚悟していた。
シーリス:ほんとここまで拾っていただいて…。
GM:はははもっと褒めろ。
シーリス:でも辛い…!!私自身が思ってた以上にキャラクター憑依型で、シーリスがつらいと中の人も結構次の日しんどかったりするんですよね…()
GM:うんうん、GMもつらいよぉ…?
ミーア:絶対いま画面の向こうでゲス顔キメてるに一票。
ジャック&トリア:同じく
GM:あっはははは、てめーら覚悟しておくんだな。
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