第3話「あなただけみつめてる」

「あなただけみつめてる①」


ミーア:「ん''ん''ん''~っっ!!」(せのび)


GM:点呼開始!

PL:全員準備完了しましたっ!

GM:つい先日、君たちは街を救った。救ったはずだった。

GM:なのに、どうしてだろう。この重い空気。2週間ほども経つというのに。

GM:君たちはいつもどおり、鈴の音亭にて思い思いに過ごしていることだろう。

GM:当然だ。依頼がないのだから。そう、仕事がないのだから。

GM:リネルネも客がいないのならとリラックスしており、足を組んで腰掛け、本を読んでいる。

GM:そんな時だった。

GM:リネルネはなにかに気づく。


リネルネ:「…。」

リネルネ:「ジャック、お客さんよ。お通しして?」

ジャック:「ん、俺にか。」紙巻煙草を製作中


GM:そこにいたのは女性だ。ジャックは見覚えが有る。


ジャック:「構わないが、…!」

???:「た、ただいま。さっき遠征から戻ったところよ。」


GM:名を【フィニア・ネル】といい、ジャックとはともに魔法を嗜んだ幼馴染。

多少は高い地位の家に生まれ、学問の道に進んだジャックとは違い、低い地位の貴族である彼女は生活のためにと剣を帯び、魔法剣士として生活を送る。

主な仕事は魔法使いギルド構成員だ。

未成人ながら資材運搬のため付き人から、地方への遠征などなど。

基本的には魔法使いとしてやるべきことを担う。


ジャック:「おかえり、フィニア」

ミーア:「??だれー???」


ミーア:つくえにつっぷしてのびてます

GM:彼女はジャックを見ると、どこか安心したように口を開く。


フィニア:「出発前にも声掛けに来たんだけど、なんか、依頼受けてたそうだから…。」

フィニア:「どう、だった?」

シーリス:「いらっしゃいませ」(バイト中)

ジャック:「万事問題なくこなしたさ、商工会のパイプも獲得できたいい仕事だったよ」

フィニア:「…そっか。何にしても、ジャックが無事で良かったよ。」

ミーア:「ん~……にゃ」(ねむそう。)

フィニア:「こっちは、ティルダンカルの学長殿に謁見できた、タビットって、50歳以上生きれるんだね?」

シーリス:水出しつつ様子見してます

ジャック:「あぁ~…まぁ…生きることだけなら…な?」

フィニア:「あはは…!あ、じゃ、それだけ…。」


GM:リネルネが耳打ちしてくる。


リネルネ:「あの子、手を開かないわね。なにか握りこんでるのかしらね?ふふっ。」

ジャック:「<ロック>」(達成値14)

フィニア:「!?あ、あかな…」

ジャック:「さて、本題を聞こうじゃないかフィニア」


ミーア:たまに会話に合わせて尻尾がけだるそうに振り振りされてる

GM:ジャックが問いただすと、フィニアはおずおずとその手を差し出す。


フィニア:「これ、ずっと渡そうと思ってたんだけど、あんたいっつも依頼受けてたりするから…。」

フィニア:「あたしも、遠征ついていってたから…遅れちゃってごめんね。」

フィニア:「「マナリング」だよ。きっと役に立つから。あと、お守り?」

ジャック:「!?」


シーリス:おおお

トリア:1万か…

シーリス:えっ…


フィニア:「ずっと、何かプレゼントしたいと思って貯めてたら、結構な額になっちゃって…。」

フィニア:「………。」


ミーア:耳だけピクピク動かして聞いてますね(ミーアは悔しくて夜特訓した=ファイター3レベルになった=日中ねむい)


ジャック:「ありがとうフィニア、大切にしよう」

フィニア:「ふふ、うん!」

フィニア:「………。あ、いや。なんでもない。じゃ、冒険者稼業頑張ってね!」


GM:突然顔を真っ赤にして走り去っていった。


ミーア:あら^~


フィニア:「アンロック」(達成値15)


GM:ハイマンを舐めるなYO!

ジャック:ハイマンか…

ミーア:短命種族カップルか…

トリア:エモいな…。


GM:ジャックは知っている。

GM:彼女は成人と同時に嫁行きが決まっていることを。

GM:ジャックは、ずっと前から知っている。

GM:彼女は、実家の低い地位を脱却するために、高い地位の貴族との結納の約束が下されているのだ。その相手は、「ゲオルク・ファウスト」

シーリス:かなしい…

GM:これ以上は、ジャックにはわからぬことだ。


リネルネ:「あの子、この間も来てたのよ。ちょうどあなたたちが遺跡に潜ってる間かしら。」

リネルネ:「なあに?ジャック。可愛い子じゃない。どんな子なの?」

ジャック:「とってもいい子だよ、とってもな」

トリア:「ん?誰か来てたのかしら?」

リネルネ:「そう、いい子なのでしょうね。あなたがそこまでいうほどに。」

リネルネ:「…ファウスト、ね…。」

シーリス:「ジャックにお客さんが来ていたようね」

リネルネ:「ええ、もう帰ってしまったけど。」

トリア:「へぇ。そうなの。」

ジャック:「さて…もうじきか」


ジャック:といいつつ、もうじきなんだろ?いつぐらい?

GM:結納は、誕生日と同時なのなら、あともう1ヶ月ほどだ。


リネルネ:「ファウスト家、ルキスラの貴族よ。あまりいい噂は聞かないわね。」

ミーア:「彼女、資材運搬の仕事一緒にやったことあるよ。魔術師ギルドって言ってたかな…」>トリア・シーリス(↑の情報を話した)

リネルネ:「人体実験をしているとか、屋敷から夜な夜な悲鳴が上がる、とか。」

「周囲の貴族から恨みを買っている、とかね。気に食わない貴族を街の外に飛ばしたりもできる立場にあるらしいわね。真意はわからないから、周りのイメージと邪推でしかないけど。」

「でも、神殿やギルドへ少なくない額を寄付していたり、噂の割には実績があるのよ。」

トリア:「ルキスラの…ふむ。で、魔術師ギルドねぇ」


GM:”気に食わない貴族を街の外に飛ばしたりもできる立場にあるらしいわね。”


リネルネ:「嫁入り、ね。経済的には仕方ないのかもしれないけれどね。」

リネルネ:「祝いの品でも持っていったら?家、知ってるんでしょう、ジャック?」

ジャック:「あぁ、ふむ、行ってくるか。」(タバコをテーブルにおきっぱで)

トリア:「まって。忘れてる。」

ミーア:「ジャック!これ!これ!!」

シーリス:「あら、そうなのね。………えっ………」

ミーア:てとてとともってきます

トリア:「ふむ。動揺するなんて珍しいわね…」

リネルネ:「土産渡しに行くなら、ついでにマギテック協会でお使いを頼むわ。この間の剣の欠片の奉納よ。」

トリア:「そんな状態で一人で出て行くのはどうかと思うしついて行くわ。」

ジャッ:「まあついて来たいのなら構わないさ」

ミーア:「さっきの魔術師ギルドの娘と…何かあったの??」


シーリス:一瞬尾行しようか迷ってました笑


ジャック:「何があったかと言われれば…ただの昔なじみ、さ。」

ミーア:「大事な人なんだね!!」

トリア:「へぇ…そんな子が。」

ジャック:「さてまずはお使いから済ませよう」

ミーア:「会いに行くならいこうよ!!」

リネルネ:「シーリス、今日はお店はもういいわ。天気もよろしくないし、人も来ないでしょう。」

ミーア:「うん!あたしたちもついていくね!」

リネルネ:「来たとしてもスキンヘッズたちよ。」

シーリス:「あら、それなら私もついていけるわね。ええと、一応仕込みはキリ良くなったところだからあとはお願いします」エプロンたたみながら

ミーア:「はやくはやくー!シーリスおっそーい!!」

シーリス:「あ、あぁ、化粧直しが…」ミーアに引っ張られていきます


ミーア:化粧直そうとしているのを見ていないので引っ張っていきます


GM:どっさり持たされた剣の欠片をバッグに、君たちのお使いはスタートした。

GM:とはいえ、マギテック協会はすぐ隣の区画ではあるのだが。

GM:君たちは「冒険者」である。冒険者の誉れとは。

GM:讃えられる名誉、然り。

GM:心身躍る冒険、然り。

GM:遺跡での一攫千金、然り。

GM:その中でも、冒険者が最も民に貢献できる要素は、「剣の欠片の奉納」である。

GM:街や国を守護する「守りの剣」

GM:この守りの剣の穢れを排除する効果は消耗するものであり、その供給には「剣の欠片」が必要なのだ。

GM:この際、剣の欠片を奉納した冒険者には名誉が与えられる。

GM:だからこそ、冒険者という存在は一定数いる必要がある、れっきとした職業である。

GM:君たちは冒険者である。その職務内容は、有り体に言えば「万事屋」だ。

GM:必要ならばドブさらいもし、頼まれればミアキスやコボルド探しもする。しかし、その中でも実力者には、バルバロスの砦への電撃作戦や未開の遺跡への斥候。

GM:果てには、長らく続くバルバロスと人族間の戦争への介入まで。

GM:しかし、今現在冒険者ではなくとも、例えば街の神殿の司祭やそれこそギルドの職員たちは、元々は冒険者であったと言う者も決して少なくはない。

GM:君たちは、多岐にわたる未来の中で、【冒険者】を選んだのだ。

GM:幸か不幸か、君たちの活躍を祈るものは少なくない。良くも悪くも、な。


GM:昼下がり、嫁入りの幼馴染の祝いの品を選ぶには、少々心持ちの重い曇り空。

GM:天気のせいか、いつもに比べて人通りの少ないディザの道を進む。

GM:マギテック協会にたどり着くと、声をかけてくる人物がいる。


ナトリ:「やっほー。どうしたの?」

ジャック:「さて、これを私に来た」

ナトリ:「おお、剣の欠片じゃん。またなんか片付けてきたね?」

ナトリ:「ふーん。まーいいや、こっちでやっておくね。ひーふーみー…。」


シーリス:よいですねぇ…

GM:と彼女は作業に入る。


ナトリ:「あぁ、しばらくかかるけど、なにか用事ある?」

ナトリ:「あー買い物?いいよいいよ。少ししたら戻ってきて。」

ナトリ:「おぉマギスフィア?フローティング加工?いいねえ」

ミーア:「お金ないよー」

ナトリ:「あっそう」

ナトリ:「あんたほんとーに魔動機師???」

シーリス:「…この銃綺麗ね…」のんきに見てます

ナトリ:「いーよチューニングまでされたらうちの立つ瀬がなくなるでしょ。」

ミーア:「ありがとう!!」

ナトリ:「はーい、んじゃ行ってらっしゃい。」


GM:と見送る瞬間に、ジャックを見つめて


ナトリ:「女だろ。」


GM:とニヤっと笑うのだった。


ジャック:「ご明察」


GM:フィニアは今日は遠征帰りのため、休暇をもらっている。

GM:休みの行動については分からないが、親とともに暮らしているはずだ。

GM:ネル家は貴族街にある小さな家だ。


シーリス:同じ轍は踏まない(ログ保存)

ミーア:確固たる意志を感じる

GM:すばらしい

シーリス:あの悲しみは忘れません…(血涙)まあ復活しましたが


ミーア:<〇><〇>じー

ミーア:「…今日のジャック、何かヘン?」

ミーア:ヒートメタルでトウガラシを貰います

シーリス:「きょ、今日は私何も食べないわ…〈小声〉」ガクブル


ミーア:※単純にあの死ぬほどの刺激が忘れられないだけです(シーリスにそんなことは分からないけど)

シーリス:なおそのうち忘れます


ダルネル:「こんなもんが欲しいたァよほど気に入ったのか!!がははは!!また時間あるときにゃ食いに来てくれや!!!」


ミーア:「わーい!ありがとう!」笑って受け取ります(シーリスにはこの笑顔がどういう風に見えているか…)


GM:ネル家は貴族街にある小さな家だ。庭もあるが規模は大きくなく、手入れも使用人がひとりでこなせる程度のもの。しかし、仕事ぶりは丁寧で、規模が小さいといえど貴族であることを知らしめる。


GM:ドアノッカーを鳴らせば、ドアを開くのはメイドではなく、フィニアの面影のある女性が迎えてくれる。

GM:ジャックは昔から知っている。フィニアの母親、アリシア・ネルだ。


アリシア:「あらあらまぁ!いらっしゃい、ジャックちゃん。顔を見せに来てくれるなんて久しぶりねえ。」

アリシア:「噂は聞いているわよ?冒険者を始めたんですってね。どう?楽しい?」

ジャック:「お久しぶりですアリシアさん」

アリシア:「まぁ、私としたことが、立ち話を始めてしまったわね!どうぞどうぞ、あら、後ろのは…お仲間さんね!どうぞいらっしゃい!」

ミーア:「…?? やっぱ今日のジャックってばなんかヘン!」

トリア:「お邪魔いたします。」

シーリス:「ふむ、ジャックちゃん…こんにちは。お邪魔させていただきますわ」

ジャック:「まあ、座学より刺激的ですよ」

アリシア:「ジャックちゃん、皆さんを応接間に通してくれるかしら?今お茶とお茶請けを出すわね!ちょっと!降りてきてー!!」

ジャック:「さぁ皆こっちへ」

フィニア:「なーにお母さん、一応今日あたし休みなんだ…け、ど…。」


GM:階段を下りてきたのは…。

GM:寝ていたのであろうフィニア・ネルだった。

GM:それも、寝癖は立ち、さらにノーメイク、あまつさえ寝間着の状態で。


フィニア:「………お。」

フィニア:「おかぁさん!!!!!」


GM:沸騰せんとばかりに顔を赤らめた彼女が絶叫した。

シーリス:かわいい…かわいいやつ…


ジャック:「やあフィニアおはよう」

フィニア:「ーーーーー!!!!!」(声にならない叫び)(駆け上がる足音)

シーリス:ジャックめ…今度水にトウガラシ仕込んでやる…

シーリス:(PLの恨み)


GM:数分後

GM:応接間に会する一同。先ほどの事を忘れんとばかりに「いつもどおり」を決め込むフィニア。

GM:バツが悪そうに退場するアリシア。


アリシア:「あとはごゆっくり~おほほほほほ…。」

フィニア:「で、なんの用?」

アンナ:「(かわいい…。)」

ミーア:「はいこれ!お仕事おつかれさま!元気が出るよ!」

フィニア:「え、鷹の爪…?」

フィニア:「あ、ありがとう?おかあさーん後で料理にいれてー」

ミーア:ずた袋に入れたトウガラシを渡します

トリア:「それは単体で渡すもの…?まあ料理に入れられるならいいか」

シーリス:「そ…そうね…?」

ジャック:「……。」花束を

フィニア:「!」

フィニア:「これ、私の好きな…。覚えててくれたんだ。」

ジャック:「俺が忘れると思うか?」

ミーア:>トリア「フィニアは好きなんだよこれ!一緒に資材運んだときに、夜、一緒に焚火の前で話したんだぁ」

フィニア:「ふふ、ありがとう。後で部屋に飾るね。ふふ。」

ジャック:「そうしてくれ花も喜ぶ」

アンナ:「なんていう花ですか?」(小声

トリア:>ミーア「へぇ…そうなの。なら最適…なのかしら?」

シーリス:お???バラですか???宣戦布告ですか??

アンナ:「あとで、ですか。わかりました。」すっ

ジャック:「さて、いつ行くんだフィニア?」

フィニア:「…来月。だよ。」


GM:少々俯きながら、笑顔をつくる彼女


ジャック:「それまではこっちか?」

フィニア:「うん、準備もあるし、まだ仕事もあるから。」


GM:ク、クヒヒヒヒヒ…。

シーリス:笑い方が不穏すぎる…


ミーア:借りてきた猫のようにおとなしく出されたお茶をすすっています(ノーブル技能)

ジャック:「そうか…なにかあればいつでも言うんだぞ?」

フィニア:「うん、でも、大丈夫だよ?」

ジャック:目を見つめてみる

フィニア:「…!」


GM:みるみる顔が赤くなっていく


フィニア:「な、なに?」

ジャック:「いや、綺麗な顔を見てただけさ」

フィニア:「…!もう!」

フィニア:「ほんとそういうとこ、昔から変わんない。人前では恥ずかしいからやめてってば。」


GM:”人前では”

トリア:ふぅん?って感じで少し興味深そうにでもばれないように見てる

シーリス:すました顔してお茶飲んでます。少しハイペースで。


ジャック:「そうだな二人っきりの時にしておこう」

フィニア:「でも、もう、やめてほしい、かも。」


GM:みるみる俯いていくのが一同なんの判定もなしにわかる。


フィニア:「あたしの家さ、母が、大好きな人と結婚したから、今の生活なんだよね。」

フィニア:「でも、べつに恨んでたりしないんだけど、ちょっと羨ましいなって。」

ジャック:「そうだな」

フィニア:「ファウスト卿も、悪い人じゃないんだよ。良くしてくれるし、魔法使いとしては、系統こそ違えどあたしよりずっと先輩だし。」

フィニア:「でも、なんであたしなんかを選んでくれたのか、わかんなくてちょっと怖い、かな。」

フィニア:「まぁでも、心配しないで。私の代でネル家は終わっちゃうけど、血筋は残り続ける。」

フィニア:「家柄を守るために、私がちょっと頑張るだけだから。嫁入りなのに頑張るってのも、変だけどね、ふふ。…ごめん、ちょっとお手洗い。」


GM:彼女は、俯いて席を立つ


アリシア:「ちょっといいかしら…?」


GM:扉をこっそりあけてこちらを伺うのは、アリシアだ。


ジャック:「なんでしょう?」

アリシア:「ジャックちゃん、冒険者よね。」

ジャック:「依頼ですか?」

アリシア:「ええ、冒険者って、依頼を出せば、受けてくれるのよね。」

アリシア:「…あの子の嫁ぎ先、知ってるかしら…。」

ジャック:「知ってるさ」

アリシア:「…良くない噂が絶えないのよ。疑ってるわけではないんだけど…。どうしても、娘が可愛くてね…。」

アリシア:「お金?あるわよ?平民出身の旦那に嫁いだからって、私の血筋がないわけじゃないのよ?って言ったらアレね。まぁ、どんな家にも隠し財産ってあるものよ。税金対策にね。ヘソクリよ。」

ミーア:「常套手段だよね…護衛した商人も同じようなこと言ってた」


アリシア:「じゃあ依頼を出すわ。内容は…。」

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内容:ゲオルク・ファウストの身辺調査

報酬:一人頭2500G+前金1000G

期間:移動日含め1週間

依頼者:アリシア・ネル

 フィニアの嫁ぎ先であるファウスト家

及びゲオルク・ファウストの身辺調査。

 あまり良い噂を聞かないという心配を

する母からの依頼。

身辺を調査し、嫁ぎ先にふさわしい事を

君たちに証人になって欲しい。君たちが

フィニアの結納にふさわしくないと思っ

たのなら、破談にしてくれて構わない。

失敗時:幼少期のジャックの昔話の披露

--------------------------------------


シーリス:失敗時が笑

シーリス:成功しても話してくれていいんですよ…(小声)


アンナ:「この相場って高いんですか??」(小声

ジャック:「新人に毛の生えた冒険者に渡す額ではない。」

アンナ:「えっ、怖っ。」


シーリス:魔晶石を買うか迷ってますかねぇ…

シーリス:おつかれさまでした~

シーリス:魔香草少し買います


シーリス:あ、そういえば習熟のダメージ+1ってヒールウォーターには乗らないです?

GM:乗りません

シーリス:ああああそんなあ…

シーリス:あ、こっちもいくらかは出せますよ~

シーリス:もうすぐ戦旗槍に届きますねぇ…お金は別として…

シーリス:とりあえず準備完了ですー


アリシア:「破談にするなら、派手にしちゃっていいからね。あの子を見てると、居た堪れなくて…ね。おねがいね!あ、あの子には内緒ね。」

アリシア:「ぶっちゃけ家のためとか、もういいのよ。好きな人といるのが、一番心が豊かでいれるもの。」

ジャック:「任せてください」

アリシア:「ん、頼んだわね。」

ミーア:「あたしたちも強くなったし!!できるできる!!がんばろーね!」


GM:受理した時点でアリシアは退室する。

GM:入れ替わるようにフィニアが戻ってくる。少し目元が腫れているような気がしないでもない。


フィニア:「ごめん、ちょっとこれから用事あるんだけど。そろそろお開きでもいいかな。」

フィニア:「お祝い、ありがとうね。」


GM:見送ってくれた彼女は、「笑顔」だった。


ジャック:「俺たちもこれから仕事さ

フィニア:「うん、頑張って。じゃ、さよなら。」


GM:何を思っての笑顔なのか、それは君たちが捉えた通りの意味が全て詰まっているのだろう。

GM:”さよなら”に、君がぶつけようのない憤りを覚えたのも、間違いでは、きっとないのだろう。

GM:同時に、彼女にすらどうにもできない、悲しみすら含まれていたことに、君たちは気づくだろうか。

GM:では行動開始だ。


メイド:「おや、いらっしゃいませ。旦那様ですね?少々お待ちを…。」

マークライン:「やぁ、君か。いらっしゃい。なにかようか?」

ジャック:「実は…」かくしか

マークライン:「ふむ。たしかに、私は突然左遷された。」

マークライン:「ファウストの手が絡んでいるのは、確かだろう。」

マークライン:「して、彼に関する依頼かね?」

ジャック:「そういうことになる」

マークライン:「ではルキスラへ?」

ジャック:「あぁ」

マークライン:「そうか。わかった。あまり良いものではなくてすまないが、馬車を用意しよう。御者はいるかね?」

アンナ:「手綱なら扱えますよ。人並みに、ですけど。」

アンナ:「馬車を引くのは初めてですが、大丈夫でしょう。」

マークライン:「ありがたい。こちらも人手不足でな。」

マークライン:「では後ほどここに来てくれ。用意しておく。」

マークライン:「実は、向こうでも商工会議所に努めていてな。その時に納入書を毎回見るんだが、ファウストの名の書類に不備があったことがあってな。」

マークライン:「問いただしたんだ。そのときは、済まない間違っていたと訂正してくれたんだが。」

マークライン:「やはりその後もどう計算しても計算が合わなくて再度問合わせたんだが、はぐらかされてしまってな。」

マークライン:「なにか怪しい買い物をしているのは明確だ。彼自身、操霊術師であるから、ゴーレムあたりの素材とは思うんだが、隠す理由がわからない。」

マークライン:「何にしても、黒い噂が絶えない。十分に気をつけて欲しい。」


ジャック:これだからコンジャラーは!!

ミーア:とりあえずマギテック協会いこうかー。


ナトリ:「おかえりー。作業は終わってるよ。ん、なにかほかに用事?」

ナトリ:「師匠に紹介状?え、まじで?いや、あの魔動機キチに会いたいって人自体めずらしーから。」

ナトリ:「そっちのミアキスちゃんがすげーきらきらした目で見てるけど。まぁ、お得意様だから、構わないけど。」

ナトリ:「魔動機キチとか言ってもあの人にゃ褒め言葉だからね。付け上がるよ。武器に爆発物仕込まれないようにね。(数年前仕込んだ張本人)」


シーリス:物騒な…

GM:どの口が…()

シーリス:シーリスはまともですよう

シーリス:シーリスは優しくていい子なんです…!!PLからの風評被害がひどい


ナトリ:「私が作ったもの?あれあれ。あの額縁の中のアレ」


GM:ナトリガーAKTGW(アタックチューンガンウェポン)

ガンS 1H 射程10m 必要筋力10 命中+3 追加D+3 装填数6 @10

・使用者は「双撃」を習得しているものとして扱う。

・この武器を用いた威力表でクリティカルすると暴発点が溜まり、ファンブルすると威力0+暴発点@10の炎属性魔法ダメージを受ける。


シーリス:おおお

ミーア:うわっょぃ


ナトリ:「っていうトンデモ銃だけど。」

トリア:「おもしろいわね…こんなのが作れるようになるのか…」

ナトリ:「後に”爆発は芸術じゃない”って指摘を受けて暴発しないように調整したから味気なくてね。」

ナトリ:「ただの高性能な銃になっちゃった。」

ジャック:「爆発、いいじゃないか…」

ナトリ:「わかってるねえ!はい書けたよ。紹介状」

トリア:「爆発はロマン…というやつですか」

ミーア:「楽しいよね!!ドカーン!!!!あはは!ありがとー!!」


シーリス:PL的にはスリルがあってよいですねぇ


シーリス:「ば、爆発…武器が…}

ジャック:「ありがとう、今度一杯おごろう」

ミーア:「よっしゃー!!」

ミーア:「またまどうきのことで分からないことがあったらくるね!!」

ナトリ:「あいよー」


GM:では馬車を手に入れて君たちは出発するよ。


アンナ:「不慣れなんで、揺れはごめんなさい。」

ミーア:「う~ん…やっぱ馬車ヤダ~~~」

シーリス:「んー…こんなもんかしらね…」宝石

ミーア:「ちょっと降りて走ってくるね!!!」(これで5回目)


シーリス:ちょっと迷ったんですけど…魔晶石が辛い…

GM:ダイスロール×3

GM:ちっ。夜会話するかね?

シーリス:やりたいですやりたいです


アンナ:「さすがにお尻痛いですね。」

ミーア:ミーアはフィニアと夜会話した

シーリス:あー、たしかに

ミーア:その事実だけで私は満足です。

ミーア:>トリア「フィニアは好きなんだよこれ!(トウガラシ)一緒に資材運んだときに、夜、一緒に焚火の前で話したんだぁ」って


アンナ:「じゃあ、私が先に見張りですね。」

トリア:「ミーアもゆっくり寝てなさい」

アンナ:「何も出ないと、暇ですね。」


シーリス:ミーアは純粋でいてほしい…うぐぐ…(願望)


トリア:「まあ…ゆっくりと焚き火を眺める…というのもおもしろいものだけど…でもずっと見てたらやっぱり暇ですし…」

アンナ:「正直私、マスターに頼まれましたけど、ここにいていいんでしょうか。」

シーリス:「こういう時間はありがたいものよ。確かに暇だけれど」苦笑

トリア:「ここにいて…ね。私はいいと思うしありがたいと思うわよ?」

シーリス:「ええ、パーティメンバーが多いのはいいことだと思うわ」

ミーア:「え’’−! つまんなぁい!…今日は走り足りないよー…………ねるかぁ」ねる

ジャック:「はいはいおやすみミーア」

アンナ:「私は、ファミリーネームすら思い出せません。」

ミーア:「おやすみぃー!」

アンナ:「神聖魔法も、神の声こそ聞こえますけど、誰の声だかも…。」

シーリス:「私がもう少し神聖魔法を使えれば誰の声かがわかるのだけれど…」

トリア:「…ふむ。アンナはアンナ。私はそれでいいと思うけれど。神様に関しては…うーん」

アンナ:「だから、特殊神聖魔法も使えませんし」

トリア:「専門的なことはわからない。でもこれから知っていけばいいと思うわよ?」

アンナ:「そう、ですね。私、出来ることをやっていきます。」

アンナ:「私は、何ができるのかは、わかるんです。でも、なんで、それができるのかわからないんです。」

シーリス:「どうしてなのかしら…」

トリア:「あとその装飾然り…でもそういう謎を解き明かしていくのって面白いと思うのよ。…まあアンナからすれば…大変なのでしょうけど」

アンナ:「今は、借り物ですが、この力で皆さんを守れたらと思います。」

トリア:「ええ、頼りにしてるわ。」


GM:シークレットダイス

GM:なにもでませんね。

シーリス:叩き起こされるのか…


トリア:「起きて。交代の時間よ」

ジャック:「時間か」

トリア:「ほらミーアも」

シーリス:「元気ねぇ…」

トリア:「いったぁ!?」

ジャック:「目覚まし要らずとはこのことだな」

アンナ:「鎧着てると疲れますね…。ふぁ…。」

トリア:「もう…気をつけてよね?ふぅ…じゃあ寝るわ。おやすみ」

シーリス:「さて、寝ましょうか。おやすみなさい………ZZZ」

ジャック:「見張りご苦労さん、さて行くぞミーア」

ジャック:「寝起きの煙草はうまい…」


シーリス:「ぶ…腕…?………アンナ、覚えてなさい…ZZZ」

シーリス:寝相で殴られる的な笑

アンナ:「シーリスさん、マナ、たりない…。くー…。」

シーリス:シーリスは横向きでちょっと丸まって寝てますねぇ

トリア:「みんな…苦手なのに辛いのを…」すやすや


GM:シークレットダイス

GM:あっ、では戦闘ですね。レベル的にカットです()

GM:夜風を切り裂く剣戟の音が朝まで響くのだった。


アンナ:「ふぁ…おはようございましゅ。」

トリア:「…ん。おはよ」

ジャック:「ん、おはようアンナ」

アンナ:「朝は、ちょっと苦手です…。」

シーリス:「おはよう」

ジャック:「おはようトリア、シーリス」

アンナ:「特訓ですか?全力で補助もらって私が受けましょうか?」

ミーア:「おはよー!!!」


アンナ:※最大防護点14


トリア:「…あふ。…(頬をぺちんとたたいて)よし。おっけーかな」

シーリス:「~♪」保存食をちょっと調理します

アンナ:「お手伝いしますね。」

トリア:「んー…流石にバークメイルA模擬戦には使えないかなぁ」

シーリス:「あら、ありがとう」にっこり


GM:では食事を終え、馬車を走らせ、昼頃にはルキスラにたどり着くでしょう。

GM:街にたどり着いた一行は、ディザに比べて大きい街に驚きを隠せないだろう。これから向かう先は、この町のマギテック協会の会長である、ドルッケン・ガーデルへ会いにいくことだ。


というところで今回はここまで。


シーリス:あぁ、フィニアかわいいですねえ…。

ミーア:ジャックの反応がいい…w

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