応援コメント

第117話 この手で(アルフォンス視点)」への応援コメント

  • いつも楽しく拝読させていただいております。

    日本人の感覚からすると冷たいように思えますが、一貴族の娘が拐われても、言ってはなんですが国王にとっては些事でしかないように思われます。少なくとも、王太子の身を危険に晒す程ではないかと。

    けれども、発展の為の知識を持つ転生者であるならば、国益の為に助けるメリットがある。アルフォンス殿下との血縁で縛りつけようとするはず。

    王を説得するには誘拐事件の責任だけでは弱いように思えます。
    助けることで得られる利益があって、王も初めて頷くことができるのではないでしょうか?
    責任を糾弾されては、心情的にも許可しづらいかと存じます。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます。
    そして、いつもご愛読いただきありがとうございます!

    確かに仰る通りですね。
    今回のことで当然ルイーゼが転生者であることが陛下に伝わっているでしょうから、表向きアルフォンスの情熱に押されて許可した体ですが、陛下の本心はどうなのでしょうね。
    ルイーゼの知識がマインハイムに渡るのは、陛下にとっても危惧すべき問題でしょう。(たとえ食べ物に偏っていても……)

    ただ宰相の娘でもあるのでそこはテオパルトが陰でうまーく誘導しているのかもしれませんね。
    警備の不備という責任もありますし、陛下にはアルフォンスのお仕事も頑張ってもらいましょう(笑)