第19話 オレンジジュース&グレープフルーツジュース
オレンジジュースが好きだ。
よく風呂上がりに腰に手を当て、グビグビと飲んで、ぷは~っとする。その度に、「ここは砂漠か」「どんだけ喉乾いてんだよ」と夫に笑われる。
結構な「グビグビぷは~っ!」具合らしい。
しかし、そんなにオレンジジュースが好きなのに、なぜか買ってくるのを忘れる。まあでも、オレンジジュースがないのは死活問題ではないので気にせず過ごす。
すると夫に必ず、「あれ? 君、オレンジジュースを最近飲んでないでしょう? なんか元気ないもん」と言われる。その後、夫はちゃんとオレンジジュースを買ってくる。夫にとっては、私が元気ないことが死活問題なのかもしれない。
出されたオレンジジュースを飲むと、「確かに気持ちが少し楽になるような……?」というのを結婚してから何度も繰り返していた。
それもそのはず、薬膳では柑橘類は緊張やストレスを感じやすい「気滞」という体質を緩和すると言われている!
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薬膳的な柑橘類のアプローチ方を知ってから、オレンジジュースとグレープフルーツジュースを、体の症状に合わせて飲むようにしている。
イライラする、喉がつかえると思ったら、オレンジジュースをグビグビっと。
体全体、もしくは頭がストレスで熱っぽかったり、胃の不快感があったり、体がだるく重いと思ったらグレープフルーツジュースをグビグビっと。
これで緊張による体調不良からの疲労回復が早くなった♪
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オレンジジ:
涼性。胃の働きを助けるので食欲のない時に取り入れると良いです。喉や胸がつかえる症状をとり、ゲップ、腹部の膨満感などにも有効。
グレープフルーツジュース:
寒性。体を冷やす作用が強いので、熱を冷ましたいときには良いです。また、胃が重い、食べすぎ、消化不良、ダイエットをしたい時などにも効果的。解毒の機能を高めるので二日酔いの時にもオススメ。
また、子供は「喉を鳴らす」「咳払いする」という形で緊張が現れることが多いです。柑橘類を日常的に摂取させてあげると、かなり緊張型・不安性傾向が改善されます。
これから暑さが増すので、免疫、体を冷ます作用のある柑橘系フルーツジュースは積極的に摂りたいですね♪
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