人を殺してしまう、
というのは、
人を殺めた方が、
逆に相手にイジメなどを受けた場合もありますが、
人を自殺に追い込むというのは、
これも、病の家族の世話が困難で、
無理心中、などのケースもあり、
一概に悪いとは言えませんが、
相手をイジメるつもりで、
悪口や、暴行などの、
悪意あるハラスメントをしていて、
あまつさえ、その悪行を、
楽しんだ上で、
仲間に広め、集団で、イジメ、
自殺に追いやった、
等なら、
もし、オレが、
その自殺した人の友人なら、
殺しはしませんが、
警察などの介入を願うでしょうね。
で、徹底的に調べ上げて貰って、
裁判沙汰にしてしまうかもと思います。
それほど、
悪意ある相手というのは、
許せない性質ですね。
作者からの返信
皆木 亮さま!
うーんと、悪意とか警察とか、そういうのとはまた違うかなー、と思ったりします。
読者様の考えは読者様のものなので、私がしゃしゃり出て長く説明するのもなんですけど。
世の中には、自分より弱いもの、足元を見て搾取する奴が一定数居ます。でもその『弱さ』とかは、当人同士で生まれたものじゃなくて、関係の無い人たちが作ってることもあるよなあ、って。
円ちゃんは『デブ』とクラスメイトや大人たちに挨拶のように言われ続けて、で、テレビの『デブいじり』やYouTubeの広告でも『デブに人権はない』みたいなものを見続けて、自分でも『デブ』だな、愛されないなって思うようになりました。
だから男に出会った時、『この人以外私を愛してくれる人はいない』って思ったわけです。
で、その男は円ちゃんの自信のなさにつけ込んで、お金をむしり取ったり、デブやブスなど言って自己肯定を下げたり、とにかく『支配しよう』としました。
勿論この男のせいではあるんですけど、これは引き金を引いただけで、もし彼女に自己肯定感があれば、男から逃げることも出来ましたし、そもそもこんな男に捕まらなかったかもしれません。
私は小説の中で、理想の外見や性格を書く時、誰かの自己肯定感を壊して、『弱者』に仕立てあげているんじゃないか、と思う時がたまにあります。
それは悪意とかではないけれど、人を追い詰めることにはなるかもしれない、と、戒めとして考えてます。
人が罪を犯す時は、そういう、「悪い事をした人の顔」がはっきりしてなくて、行き止まりのような孤独が迫って、全部壊さないと生きていけないと思う時じゃないかな、と思うのです。
なんて刺激的な物語。とても素敵でしたロンさん。
作者からの返信
雨 杜和orアメたぬき様!
ひょっとすると私の中で一番アメ様好みだったのでは? と思えるダークなテイストになりました!
ええ〜! 最後にびっくりです。二人とも思い合っていたのに……。どこかで何かが少しでも違っていたら、ハッピーエンドだったかもしれませんね。切ないです。
作者からの返信
かしこまりこ様!
私的にはある意味、これがハピエンかも、と思います。彼女たちの『憧れ』って、「あなたは私のモノ」って奴なので。
あのまま二人が互いを自分のモノのように扱っていたら、可愛さ余って憎さ百倍のドロドロ殺し合いだったかも……(笑)
明らかに悪い男が全部持って行ってくれたから、綺麗なままで終われたような気もする……(遠い目)