(記2021/4/18)

直前記事で "無神論は「唯物思想」の亜種(あしゅ)" と述べましたけれど、唯物思想は感情論ですので、亜種として神論の下に収めたいと思います。勝った・負けたの感情論は詰らなく、目先の利益に眼を眩(くら)まして悲鳴をあげるのも詰らなく、自他の仮説・仮設を大目的のために生かすところで「神論」は進化するの。詰らないと思われる意見も生かさなければ当人も周囲も社会も荒れる約束。唯物思想(感情論)でその場しのぎしていては迷うしかなく、真っ当に問答できなくなる。

真っ当に答えられなくなるとルサンチマンが表面化するようね。ヒネクレタ心は他人や環境や社会が憎くて壊したくなるようで、それで邪魔してやれだの・意地悪しろだの・奪ってやれだのと‥酷くなっていって、「痛い目に遭わせろ」となると卑しい「罰論」が誕生するのでしょうね。これだけ無神論・唯物思想を叩いてるから反論したくなるのでしょうけど、ボロボロに負けるのが嫌で最早何にも言えない。結局、全うな神論はナンでしょう？だから説明する・対話する「有神論」なのよ。

耳ざわりの好さに拘(こだわ)ってて、それで対話できるようになるなら問題ないよ。現実はどうでしょう？人気芸能人に集まるファン感覚の門信徒を作ってもお賽銭にしかならない。それがお金儲けだと言うなら理解してあげたいの。だけど幾らお金儲けでも詐欺商法は駄目なのじゃないかしら？だから詐欺商法のナニが悪いかというと真似する人がどんどん増えていって社会が成り立たなくなる。そのような国民が詐欺商法の原因であれば悪徳政治家・悪徳メディア・悪徳事業者を責められるかしら？